そもそも看護師から一般企業への転職はできるの?
こういった疑問に答えます。
- 看護師が低リスクで一般企業に転職できる理由
- 看護師から一般企業に転職するメリット・デメリット
- 一般企業で働くことが向いている看護師の特徴
- 看護師から一般企業に転職するときの転職先
- 看護師から一般企業への転職方法
現在はフリーナースの学校を運営しながら、一般企業(Webライター)でフルリモートワークをおこなっています。
「看護師から一般企業に転職したい…」、その気持ちよくわかります。
なぜならわたし自身、看護師にやりがいを感じない…、看護師をやり続けるだけの人生で本当にいいのか?、夜勤のない生活をしたい…など理由で看護師を辞め、一般企業へ転職した一人だから。
とはいえはじめから一般企業へ転職できたわけでなく、さまざまな経験や失敗をすることで、一般企業で働けるようになりました。
今回はそんな私の実体験にもとづいて、看護師が低リスクで一般企業に転職できる理由や看護師から一般企業に転職するメリット・デメリット、看護師から一般企業への転職方法などについて解説していきます。
看護師から一般企業に転職したいと思う理由
「看護師から一般企業に転職したい…」と思っているのは、あなただけではありません。
実際、マイナビ看護師が2018年におこなったアンケートでは、看護師を辞めたい理由の第2位に「ほかにやりたい仕事がある」がランクイン。
また2021年に株式会社ビズヒッツがおこなった調査では、一般企業への転職が看護師を辞めた後の転職先の第5位に「一般企業」がランクインしています。
このように看護師から一般企業への転職は、けっして珍しいものではありません。
看護師から一般企業に転職した理由については、
- 人間関係のストレスから解放されたい
- 夜勤のある生活がシンドイ
- 命を預かるプレッシャーに疲れた
- 看護の仕事が合わない
- オシャレをしたい
などさまざま。
ちなみに私の場合は「看護師だけをやり続ける人生はイヤだ…」という理由が、看護師から一般企業へ転職する大きなモチベーションの一つになりました。
看護師なら低リスクで一般企業に転職できる
「看護師から一般企業に転職したい…」と考えているあなたに朗報!看護師なら低リスクで一般企業に転職できます。
なぜなら看護師資格+経験があると、基本的に「仕事に困らなくなる=衣食住に困らなくなる」から。
実際、厚生労働省の看護職員受給見通しの今後の進め方について(案)のなかでは、下記のような明記があります。
社会保障・税一本改革の試算では、2025年に看護職員が約196〜約206万人も必要とされており、今後、仮に3万人/年のペースで増加しても、約3万人〜13万人分のギャップが生じるとされている。
このように、今後も病院を含む「多くの医療・福祉現場」で看護師が必要とされるため、看護師資格+経験があれば基本的に仕事に困ることはありません。
看護師から一般企業に転職する4つのメリット
看護師から一般企業に転職すると、下記のようなメリットを得られます。
- 人間関係のストレスが減る
- 身体的・精神的な負担が減る
- 休みが取りやすくなる
- 新しい出会いや新しい知識・スキルを得られる
メリット①|人間関係のストレスが減る
陰湿な人間関係が苦痛でたまらないなら、一般企業への転職を検討したほうがいいです。
なぜなら看護師から一般企業に転職すると、人間関係のストレスが減るから。
実際、マイナビ看護師が2018年におこなったアンケートでは、約70%の人が「看護師を辞めたことで人間関係の不安が解消された」と回答しています。
さらに看護師を辞めてよかったことの第2位にも「人間関係のトラブルが減った」がランクイン。
実際にわたしも一般企業に転職してからは、
- 失敗やミスを過剰なまでに攻め立ててくる
- あら探しをして、なにかにつけて嫌がせをしてくる
- 挨拶をしても、話かけても、質問しても、相談しても、すべて無視される
- 大声で怒鳴られ、個人の尊厳や人格を否定されるようなこともいわれる
などのイジメやパワハラを受けることがなくなりました。
メリット②|身体的・精神的な負担が減る
夜勤による不規則勤務や多忙な業務などで身体的にツライ…、命を預かる緊張感や医療ミスへのプレッシャーなどで精神的にシンドイ…と苦しんでいるなら、看護師から一般企業への転職をオススメします。
なぜなら看護師から一般企業に転職すると、
- 夜勤なしの規則的な生活を送れる
- デスクワーク中心の働き方ができる
- 命を預かるプレッシャーがなくなる
などの環境を手に入られるから。
実際、マイナビ看護師が2018年におこなったアンケートでも「体力的にも楽だし、精神的なストレスも減り体調もどんどん良くなった」という声や「常に人の命にかかわる責任感から解放された」「仕事に付随する緊張感からのストレスが減った」との声が。
さらに看護師を辞めてよかったことの第1位には「体力的な負担が軽くなった」がランクインしています。
実際にわたしも看護師から一般企業に転職したことで、Webライターとしてフルリモートワークで働けるようになり、体も心もだいぶ楽になりました。
メリット③|休みが取りやすくなる
希望休がとれない…有給がとれない…などの状況も、看護師から一般企業へ転職すると解消される可能性が高いです。
実際、マイナビ看護師が2018年におこなったアンケートでは、看護師を辞めてよかったことの第4位に「休暇が取りやすくなった」がランクイン。
わたしも一般企業に転職してから、希望休はもちろん、有給もすべて使い切れるようになりました。
看護師時代は上限40日の有給がずーと残っている状態。しかも有給がつかえないから、毎年20日もの有給をすてることに。
看護師を辞めるまでの10年間で、なんと約200日(1,600時間)もの有給をムダにしてしまいました。
時給1,000円だとすると160万円の損失…、もっと早く一般企業に転職すればよかったと今でも後悔しています。
メリット④|仕事が楽しくなる
看護師という仕事がイヤでイヤで仕方ないなら、看護師から一般企業への転職を前向きに検討した方がいいです。
なぜなら看護師から一般企業へ転職すると「仕事=苦しい」から「仕事=楽しい」になる可能性があるから。
実際、マイナビ看護師が2018年におこなったアンケートでは、看護師を辞めてよかったことの第3位に「仕事が楽しい」がランクイン。
わたしも一般企業に転職したことで、毎朝ブルーな気持ちになることや仕事に行くのがイヤだなと思うことがほぼほぼなくなりました。
「仕事=苦しい」と思わなくなったのは、やりたいコトを仕事にできているのが大きいです。
看護師から一般企業に転職する3つのデメリット
当然ながら看護師から一般企業への転職には、メリットだけでなくデメリットも伴います。
看護師から一般企業へ転職するデメリットは、下記のとおりです。
- 収入が減ってしまう
- 看護師経験が評価されずらい
- 復帰のハードルが上がる
デメリット①|年収が減ってしまう
年収が減ってしまう理由は、
- 夜勤手当がなくなる
- 新卒扱いになる
- 基本給が下がる
- ボーナスが少なくなる
などさまざま。
実際にわたしも看護師から一般企業に転職したことで、年収が130万円ほど下がりました。
とはいえ年収が減った代わりに、陰湿な人間関係から解放されたり、身体的・精神的な負担が減ったり、好きなことを仕事にできたりしたので、後悔はまったくしていません。
デメリット②|看護師経験が評価されずらい
医療・福祉分野では評価される看護師経験も、一般企業では評価の対象外になってしまいます。
なぜかというと一般企業では看護師経験よりも、ビジネス経験が豊富な人やビジネス戦闘力が高い人を求めているから。
実際にわたしも転職エージェントの方から「他の業界では看護師経験はキャリアには入らないというか、評価されないんだよね。」と言われてしまった経験があります。
転職エージェントの方が言っていたことを理解したのは、アルバイトとして一般職に転職したとき。
看護師経験10年はまったく役に立たず、すべてを一から勉強することになりました。おかげで今はある程度のビジネスマナーやビジネススキルを習得でき、看護師以外で働く自信がつきました。
デメリット③|復帰のハードルが上がる
一般企業では、看護師の知識・スキルをつかう場面はほとんどありません。
そのため一般企業で働く時間が長くなればなるほど「現場感覚を忘れてしまう」「看護スキルが低下しまう」などして、復帰へのハードルが上がってしまいます。
とはいえ看護師から離れる時間が長くなってしまった場合でも、復職支援研修や定着支援をおこなってくれている病院を復職先にすれば、復職のハードルを大幅に下げることができます。
いずれにしてもあなたが将来的に看護師への復帰を強く考えているなら、期間を決めるなどして復職を視野にいれながら働くのがよいでしょう。
- 復職支援研修:復職に必要な医療・看護の知識を学べる研修
- 定着研修:就職が決まった方や働き始めた方を対象にした就職定着の研修
看護師から一般企業への転職をオススメする人
看護師から一般企業への転職をオススメする人は、下記のような人です。
- 夜勤のない仕事をしたい人
- 看護師以外の知識・スキルを身につけたい人
特徴①|夜勤のない仕事をしたい人
夜勤のない仕事をしたいなら、一般企業への転職を強くオススメします。
なぜなら一般企業には、夜勤なしで働ける職場が膨大にあるため、より多くの選択肢のなかから自分にあった職場を探せるから。
実際にリクナビNEXTなどで「夜勤なし」という条件で探してみると、膨大な数の求人がでてきます。
はじめは数が多すぎて、どの職場を選んだらいいのかわからなくなることもあると思います。
特徴②|看護師以外の知識・スキルを身につけたい人
「違う仕事に興味がある」「新しい挑戦・経験をしたい」など、看護師以外の知識・スキルを身につけたい人も一般企業への転職がオススメ。
とくに看護師とはまったく関係ない分野に転職すると、これまで経験してこなかったまったく新しい知識・スキルを身につけられます。
実際にわたしの場合も一般企業に転職したことで、事務・営業・チラシ作成・動画作成…などさまざまなことを経験できました。
もちろん未経験の分野に転職するのは大変ですが、少しでも興味のある分野への転職なら「大変さ」よりも「楽しさ」の方が上回る可能性が大。
マイナビ看護師が2018年におこなったアンケートのなかでも、看護師を辞めてよかったことの第3位に「仕事が楽しい」がランクインしていました。
看護師から一般企業に転職するときの転職先
看護師から一般企業に転職する場合、
- 看護師資格を活かせる一般企業
- 看護師とは関係ない一般企業
という2つの選択肢が主にあります。
転職先①|看護師資格を活かせる一般企業
看護師資格を活かせる一般企業には、下記のような転職先があります。
クリニカルスペシャリスト | 産業看護師 |
医療系コールセンター | 美容クリニック |
治験コーディネーター | etc… |
クリニカルスペシャリスト
クリニカルスペシャリストは、
- 臨床データの提出
- 自社製品の使い方やメリットなどの説明
- 自社製品導入前のデモンストレーションの実施
- 自社製品導入時の立ち会い
- 自社製品導入後のアフターフォロー
などをおこないます。
医療系コールセンター
医療系コールセンターでは、
- ケガや病気の処置に対する電話対応
- 薬の飲み方や使い方、効果などの説明
- 医療機器の取り扱いや使用方法などの説明
- 健康や病気に関する電話対応
- 介護やメンタル、育児に対する電話対応
などをおこないます。
治験コーディネーター
治験コーディネーターは、
- 治験のサポートや関係各所への連絡調節業務
- 被験者のスケジュール管理、ケア等
- 資料の作成・整理、治験情報の管理
などをおこないます。
産業看護師
産業看護師は、
- 健康指導や健康相談
- 職場環境の改善
- 怪我の応急処置
- メンタルカウンセリング
などをおこないます。
美容クリニック
美容クリニックでは、
- 診療や手術のサポートや施術(脱毛や注射など)
- 術前や術後のフォロー
- カウンセリング
- 医療機器、物品の管理
などをおこないます。
転職先②|看護師とは関係ない一般企業
看護師とは関係ない一般企業には、下記のような転職先があります。
飲食関係 | 事務職 |
営業職 | アパレル店員 |
商品企画・開発 | IT・Web関連 |
花屋 | etc… |
上記の他にも、エステシャンやセラピスト、個人事業主、和菓子屋、農業などさまざまな転職先があります。
どの職場を選んだらいいか迷うときは、少しでも興味がある職場について調べたり、アルバイトという形で広く浅く経験しましょう。
実際に経験することで、自分に合っている職場が少しずつ明確になっていきます。
看護師から一般企業に転職する方法
看護師から一般企業に転職する方法は、下記のとおり。
- 自己分析を行う
- 転職サイトを活用する
方法①|自己分析を行う
とくに「一般企業に転職したいけど、何をしたらいいかわからない…」と悩んでいるなら、自己分析は必須作業になります。
なぜなら自己分析をすると「どう生きたいか・転職活動の軸・転職の目的(道筋+ゴール)」の3つを導き出せるから。
たとえば私の場合は、自己分析をしたことで下記のことがわかりました。
- どう生きたいか:組織に属すことなく働きたい
- 転職活動の軸:看護師資格を活かして、組織に属さず働く方法を身につける
- 転職の目的:まずは病院以外の職場に転職して、看護師の可能性を探る
自己分析をする方法
まずは無料で利用できる「キャリアプラン作成補助シート」を利用すれば問題なしです。
キャリアプラン作成補助シートには、仕事を選ぶうえでのこだわりや将来取り組みたい仕事や働き方などに答える項目があり、これらの項目に答えていくことで自己理解を深められます。
キャリアプラン作成補助シートは、厚生労働省のジョブカード制度の一つでジョブカード制度総合サイトから「無料」でダウンロードできます。
一人で考えても答えがでないときの対処法
一人で考えても答えがでないときは、誰かしらに相談しましょう。
というのも一人で考えても答えがでない場合でも、誰かと話ながら頭のなかを整理すると、自分の思いを明確にできることが多々あるから。
相談相手については、親でも友人でも、同期、先輩など話しやすい相手なら誰でもOK。
また今だと自己分析のサポートをしてくれる、キャリアのパーソナル・トレーニングサービスもあるので、そういったサービスを利用するのもいいと思います。
方法②|転職サイトを活用する
自己分析ができたら、転職サイトを活用して転職活動をおこないましょう。
転職サイトを活用する大きなメリットは、下記の2つ。
- より多くの求人を探せる
- 履歴書・職務経歴書の添削・面接対策を受けれる
後悔しない転職をするためには、より多くの求人を探すことが重要。
なぜなら求人の母数が増えれば、比較検討できる求人が増え、よりよい条件の求人をゲットできる可能性が高くなるから。
転職サイトに登録すれば、サイト内に公開されている求人はもちろん、公開されていない求人を転職エージェントから紹介してもらえることも。
さらに転職サイトに登録すると、履歴書・職務経歴書の添削・面接対策という転職成功に必須となるサポートを「無料」で受けることができます。
とくに看護師から一般企業への転職は、看護師から看護師への転職に比べてハードルが高くなるので、転職サイトの活用は必須です。
登録すべき転職サイト
登録すべき転職サイトは、
- 看護師資格を活かせる一般企業に転職するか
- 看護師とは関係ない一般企業に転職するか
で異なります。
看護師資格を活かせる一般企業に転職するなら、看護師転職サイト(レバウェル看護やマイナビ看護師など)に。
看護師とは関係ない一般企業に転職するなら、総合型転職エージェント(リクナビエージェントやdodaなど)に登録しましょう。
看護師から一般企業に転職する際の注意点
看護師から一般企業に転職するときは、下記の2つに注意しましょう。
- 長期戦を覚悟する
- 正社員にこだわらない
注意点①|長期戦を覚悟する
看護師から一般企業に転職するときは、長期戦を覚悟して転職活動をおこないましょう。
というのも一般企業に転職する場合、採用までのハードルが高く、不採用になってしまことが多々あるから。(場合によっては、書類選考で落ちて面接にすらたどり着けないことも…)
実際にわたしが転職活動をおこなったときも、履歴書・職務経歴書を送ったきり音信不通になってしまったり、面接まで進んでも不採用になってしまったりと何度も失敗を経験しました。
注意点③|正社員にこだわらない
転職活動が思うように進まないときは、正社員にこだわるのをやめて、まずはアルバイトで働くことを選択肢に転職活動をおこないましょう。
なぜならアルバイトを選択肢にいれると、転職先選びの幅がひろがるだけでなく、転職の成功確率を上げられるから。
さらにアルバイトで経験を積んでから、あらためて転職活動をおこなえば、正社員として採用してもらえる可能性もアップします。
とはいってもアルバイトだとお金の心配がありますよね。そこでオススメしたいのが「派遣看護師×アルバイト」という働き方。
「派遣看護師×アルバイト」をオススメする理由
理由は、ある程度の収入を確保しつつ、一般企業で働けるから。
実際、派遣看護師なら
- 派遣看護師を週3+アルバイトを週2
- 派遣看護師を週2+アルバイトを週3
という働き方ができます。
- 2,000円/h☓8h/日☓3日/週☓4回/か月=192,000円
- 1,000円/h☓8h/日☓2日/週☓4回/か月=64,000円
派遣看護師とアルバイトの収入を足すと「256,000円」。十分に生活できる金額ですよね。
- 2,000円/h☓8h/日☓2日/週☓4回/か月=128,000円
- 1,000円/h☓8h/日☓3日/週☓4回/か月=96,000円
派遣看護師とアルバイトの収入を足すと「224,000円」。こちらも、十分に生活できる金額ですよね。
このように「派遣看護師+アルバイト」という働き方なら、ある程度の収入を確保しつつ、一般企業で働けます。
経験者がオススメする派遣会社
なお派遣会社に登録するときは、実績があり求人数の多い大手の派遣会社を選ぶようにしましょう。
またより良い求人を探すためには、複数の派遣会社に登録して、なるべく多くの求人を比較検討することが重要です。
わたしが実際に利用してよかったオススメの派遣会社は、下記の3つ。どの派遣会社も実績があり求人数も豊富で、担当になってくれた方もとてもいい方でした。
派遣会社 | 求人数 |
MC-ナースネット | 約2,000件 |
レバウェル看護 (看護のお仕事) | 約10,000件 |
ナースパワー | 約2,000件 |
看護師派遣ってどうなの?【メリットやオススメの派遣会社を紹介!】では、派遣看護師の具体的な働き方や、注意すべきこと、メリット・デメリットなどに関して解説しているので、参考にしてもらえれば幸いです。
【まとめ】看護師なら低リスクで一般企業に転職できます
今回は、看護師から一般企業に転職するメリット・デメリットや、看護師から一般企業へ転職する方法などについて解説しました。
結論として、看護師から一般企業への転職は低リスクでできます。
しかも看護師から一般企業に転職すると、対人ストレスの軽減や身体的・精神的な負担の軽減、休みが取りやすくなるなどさまざまなメリットを得られます。
看護師から一般企業への転職は不安だと思いますが、看護師資格があれば失敗したとしても、食いっぱぐれることはありません。