そもそも、看護師ってダブルワークできるの?
できるなら、おすすめのダブルワークを教えてほしい。
今のままの給料だと将来が不安なので、実際にダブルワークをしてる人のリアルな事情を教えてほしいです。
こういった疑問に答えます。
現在は転職アドバイザー+ブログ運営という形で、ダブルワークをおこなっています。
実際にダブルワークをしてみて感じたのが、看護師なら低リスクでダブルワークをはじめることができるという事実でした。
今回は、そんな私の実体験にもとづいて、ダブルワークのリアルを解説します。
看護師でダブルワークしてる人です【副業の実体験を解説します】
実体験として、看護師なら低リスクでダブルワークをすることができます。
理由は、以下のとおり。
- いざというときは、看護師に戻ることができる
- 仕事に困ることが、ほぼほぼない
- 結果、生活の心配をすることなく、ダブルワークをすることができる
実際に私がダブルワークをはじめることができたのも、看護師資格という保険があったのが大きいです。
それに、仕事に困ることがないという安心があるおかげで、病院を辞めて新しい挑戦をすることもできました。
看護師がダブルワークをするときの注意点
ダブルワークが禁止の職場で働いている場合は、職場を変えてからダブルワークをはじめたほうがいいです。
なぜかというと、隠れてダブルワークをするのは、リスク大だから。
最悪の場合、免職(解雇処分)になってしまう危険があります。
よくある質問「ダブルワークが禁止かどうかは、どうやって調べればいいの?」
まず、公務員扱いの職場で働いている場合は、原則、ダブルワークは禁止です。
というのも、公務員の場合は、法律でダブルワークが禁止されているから。
地方公務員の兼業については、公務の能率確保、職務の公正の確保、職員の品位の保持等のため、国家公務員同様、許可制が採用されている。(地方公務員法第38条)
具体的には、地方公務員は許可なく次の行為を行うことができないとされている。
(1)営利団体の役員等を兼ねること
(2)自ら営利企業を営むこと
(3)報酬を得て事業又は事務に従事すること
参照:総務省(地方公務員の社会貢献活動に関する兼業について)
公務員扱いじゃない看護師の場合
この場合は、就業規則をみて、ダブルワークが禁止かどうか確認します。
- ダブルワーク禁止の文言がない場合:ダブルワークをおこなうことができる
- ダブルワーク禁止の文言がある場合:基本的にダブルワークをおこなうことができない
ただし、就業規則自体には、法的な拘束力がないため、ダブルワーク禁止の文言があったとしても、ダブルワークをおこなうことは可能です。
とはいうものの、就業規則を無視してダブルワークをおこなうことは、リスクを伴うので注意が必要です。
具体的には、以下の場合は、就業規則違反を根拠とした、懲戒処分が正当だとみなされていまうケースがあります。
- 本業に明らかに支障をきたすケース
- 本業の信用を失墜させる可能性があるケース
- 同業他社・競合会社に勤務し、本業の職場に損害を与えるケース
- 副業が本業と競合関係になり、本業の職場に損害を与えるケース
ちなみに、看護師の場合は「①・②」が就業規則に引っかかる可能性が高いといえます。
具体的には、以下の記事で解説しています。
https://life-climber.com/nurse-sidejob-get-caught/
看護師がダブルワークするなら、環境を変えたほうがいい
とくに、「今のままの給料だと、この先がすごく不安…」と、思っているなら、なおのこと環境を変えたほうがいいです。
なぜなら、将来の不安(とくに給料面)をなくすためには、時給労働から抜け出すことが重要になるから。
そして、時給労働から抜け出すためには、最低でも1年は腰を据えて作業できる環境を整える必要があります。
よくある質問「環境を整えるって、具体的になにをすればいいの?」
個人的には、派遣看護師として働きながら、副業する時間を確保するがベストな選択だと思います。
理由は、以下のとおり。
- 看護師資格をいかした、柔軟な働き方ができる
- 看護師の知識・スキルをいかすことができる
- 勤務の融通がききやすい
- 高時給で働くことができる
実際に、派遣看護師なら時給2,000円超の職場で働くことが可能です。
病院 | 1,800〜2,200円 |
検診センター | 1,600〜1,800円 |
保育園 | 1,500〜2,000円 |
特別養護老人ホーム | 1,500〜2,000円 |
有料老人ホーム | 2,000〜2,200円 |
デイサービス | 1,450〜2,000円 |
訪問入浴 | 1,580〜1,800円 |
コールセンター | 1,900〜2,000円 |
クリニック | 1,500〜2,000円 |
*2022年3月時点
参照:MC-ナースネット
しかも、派遣看護師の場合は、勤務の融通がききやすいため、ダブルワークの時間を確保しやすい、というメリットもあります。
派遣看護師とダブルワークの相性がいい理由
理由は、以下のとおり。
- 少ない勤務で、ある程度の収入を確保することができる
- 結果、ダブルワークをおこなうための、まとまった時間を確保できる
たとえば、時給2,000円の職場で働く場合
2,000円/時間☓8時間☓4日/週☓4回/ヶ月=256,000円
上記のとおりで、派遣看護師なら週4日勤務である程度の収入を確保することができるんです。
ちなみに、時給2,000円の職場で、週3日勤務した場合は、以下のようになります。
2,000円/時間☓8時間☓3日/週☓4回/ヶ月=192,000円
20万円はきってしまうものの、生活費を下げればなんとか生活できるくらいの収入は得ることができます。
しかも、週3日勤務の場合は、4日/週という時間をダブルワークにあてることができる、というメリットがあります。
経験者がオススメする派遣会社
なお派遣会社に登録するときは、実績があり求人数の多い大手の派遣会社を選ぶようにしましょう。
またより良い求人を探すためには、複数の派遣会社に登録して、なるべく多くの求人を比較検討することが重要です。
わたしが実際に利用してよかったオススメの派遣会社は、下記の3つ。どの派遣会社も実績があり求人数も豊富で、担当になってくれた方もとてもいい方でした。
派遣会社 | 求人数 |
MC-ナースネット | 約2,000件 |
レバウェル看護 (看護のお仕事) | 約10,000件 |
ナースパワー | 約2,000件 |
看護師派遣ってどうなの?【メリットやオススメの派遣会社を紹介!】では、派遣看護師の具体的な働き方や、注意すべきこと、メリット・デメリットなどに関して解説しているので、参考にしてもらえれば幸いです。
個人的にオススメなのは介護系
派遣看護師をやるなら、介護系がいいと思います。
理由は、以下のとおり。
- 時給がそこそこ高い
- 医療行為がほぼほぼない
- ストレスが少ない
- 心と身体への負担が少ない
- 勤務の融通がききやすい
- 病院で身につけた知識・スキルを、そのままいかすことができる
- etc…
実際に私も、介護系で働いた経験がありますが、時給がそこそこ高いのに、病院に比べて心と体への負担が少ないな〜と感じました。
そういった経験から、派遣看護師をやるなら介護系をおすすめします。
ダブルワークをしてる人が思った【看護師におすすめの副業】
これから副業をはじめるなら、以下の要件を満たす副業をはじめるのがいいです。
- 時給労働から解放される副業
- 個の力で稼ぐ力が身につく副業
- 資産になる副業
- 在宅ワークができる副業
- ネットを活用した副業
上記の条件を満たす副業→「ブログ運営」
そして副業でブログ運営を始めると、以下のようなメリットがあります。
- 会社や組織に依存することなく、生きていくことができる
- 嫌な人と仕事をしなくてすむようになる
- 努力次第で収入を増やすことができる
- 会社に束縛される時間が減り、自由な時間が増える
- 好きなとき、好きな場所で仕事ができるようになる
- ちょっとした空き時間で副業ができる
- 誰のものでもない、自分だけの資産をつくりあげることができる
- 勤務時間を自分で決めることができる
- 収入の柱を増やすことができる
- 看護師を副業にすることができる
- etc…
実際に私は、副業でブログ運営をつづけてきた結果、月3〜5万円の継続収入と、単発ですが数十万/回の収入を得るスキルと知識を身につけることができました。
それにプラスして、月3〜5万円分の時間を、好きな場所で過ごすことができるようになり、人間関係のストレスをかなり減らすことができるようになりました。
ブログ運営については、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてもらえるとうれしいです。