何もかも捨てて楽になりたい…どうすればいい?
こういった疑問に答えます。
- 看護師疲れた…辞めたいと感じる原因
- 看護師疲れた…辞めたいと思ったときにやるべきコト
- 失敗しない転職方法
今は看護師を辞め、Webライターとして心身の疲弊が少ない働き方ができています。
「看護師疲れた…辞めたい」その気持ち痛いほどよくわかります。
なぜならわたし自身、年々大きくなる夜勤の負担や、命を預かる責任の重さなどで心身ともに疲弊し、転職を決断した一人だから。
もちろん看護師経験しかない中での転職には、大きな不安がありましたが、いざ転職してみると不安に思っていたことはほぼほぼ起こらず。
むしろ看護師資格のおかげで、今はWebライターとして働けるようになり、疲れた…辞めたいと感じることがなくなりました。
今回はそんな私の実体験にもとづいて、疲れた…辞めたいと思う原因や、疲れた…辞めたいと思ったときにやるべきコトなどについて解説していきます。
看護師疲れた…辞めたいと思う原因

安心してください!「看護師疲れた…辞めたい」という悩みを抱えているのは、あなただけではありません。
実際、日本医療労働組合連合会がおこなった疲れの回復度の調査では、約7割の看護師が「疲れが翌日に残る」「休日でも回復しない」という、慢性疲労状態で勤務しているとの結果が。
さらに、健康の自覚症状についての調査をみてみると、約6割の看護師が「全身がだるい」と感じていると回答していることがわかりました。
では看護師疲れた…辞めたいと思う原因には、どんなものがあるのでしょうか。原因は以下の3つ。
- 人間関係に疲れた
- 過酷な業務・重い責任に疲れた
- 夜勤の負担が大きい
原因①|人間関係に疲れた
イジメやパワハラなど人間関係によるストレスが、看護師疲れた…辞めたいと思う原因の一つに。
実際、マイナビ看護師がおこなった「退職を考え始めたきっかけ・理由は?」というアンケートでも、人間関係に関する理由が2位にランクインしていました。
また、人間関係に悩まされている看護師の声をみてみると、
などの声が。人間関係よるストレスが、看護師疲れた…辞めたいと思う原因の一つになっていることがわかります。
原因②|過酷な業務・重い責任に疲れた
多忙+残業+業務外の仕事、命を預かる緊張感など、過酷な業務や重くのしかかる責任も、看護師疲れた…辞めたいと思う原因の一つになっています。
実際、日本医療労働組合連合会がおこなった調査でも、時間外労働、休憩がとれない時間が増えるほど、慢性疲労を感じる割合が増加するとの結果が。
また、看護roo!がおこなった「何に一番ストレスを感じる?」というアンケートでは、仕事の責任が大きいと、仕事の量が多いことが、2位と3位にランクインしていました。
さらに、過酷な業務・重くのしかかる責任に苦しんでいる看護師の声をみてみると、
などの声が。過酷な業務や重くのしかかる責任が、看護師疲れた…辞めたいと思う原因の一つになっていることがわかります。
原因③|夜勤の負担が大きい
夜勤の負担が大きいことも、看護師疲れた…辞めたいと感じる原因の一つになっています。
実際、日本医療労働組合連合会がおこなった調査でも、日勤のみの看護師に比べ、夜勤交代制勤務をしている看護師の方が慢性疲労を感じる割合が増加するとの結果が。
さらに、夜勤の負担が大きいと感じている看護師の声を見てみると、
などの声が。夜勤の負担が大きいことが、看護師疲れた…辞めたいと思う原因の一つになっていることがわかります。
看護師疲れた…辞めたいと思った時にやるべきコト

では次に、看護師疲れた…辞めたいと思った時にやるべきコトを紹介します。やるべきコトは以下の4つ。
- ストレスケアをおこなう
- 気持ちを吐き出す
- 心身の状態をチェックする
- 思い切って働く環境を変える
ポイント①|ストレスケアをおこなう
強いストレス状態が続くと、心身の疲れが悪化してしまいます。看護師疲れた…辞めたいと思ったら、ストレスケアをおこない、心身の疲れをリカバリーしてあげましょう。
ストレスケアをおこなうときは、自分にあったセルフケア方法をみつけることが重要。
自分にあったセルフケア方法がわからないときは、他の人が実践してストレスケアを参考に、自分にあったスタイルをみつけましょう。
他の人が実践しているストレスケアには、以下のような方法があります。
- 運動をする(ジョギングや山登りなど)
- とにかく本を読む・DVDをみる
- お風呂カフェにいく
- マッサージ・ヘッドスパ・エステにいく
- 美味しいもの食べる
- 買い物する
心身の疲れを悪化させないためにはストレスケアが重要。自分にあったセルフケア方法をみつけて、心身の疲れをリカバリーしてあげましょう。
ポイント②|気持ちを吐き出す
自分にあったセフルケア方法でストレスケアをおこなったにも関わらず、心身の疲れが回復しない・悪化している場合は、誰かに気持ちを吐き出すことが重要です。
自分一人では対応しきれない負の感情を抱えたままにすると、ストレス過多の状態が解消できず、心身の疲れを悪化させてしまう危険が。
誰かに気持ちを吐き出すと、
- 一人ではないという安心感を得られる
- モヤモヤした気持ちがスッキリする
- 八方塞がりな状況を打破する気づきを得られる
などさまざまなメリットを得られます。
気持ちを吐き出す相手は、上司や同僚、友人、親など誰でもOK。
周囲に気持ちを吐き出せる相手がいない場合は、厚生労働省が提供している「こころの耳電話相談」や「こころの耳SNS相談」などの相談窓口を活用しましょう。
ポイント③|心身の状態をチェックする
看護師として働く以上、ストレスを避けることはできません。だからこそ、ストレスと上手に付き合うことが大切です。
ストレスと上手に付き合うためには、ストレスケアを行う、誰かに気持ちを吐き出すことはもちろん、心身の状態をチェックし、心身の限界がくるまえに対処してあげることも重要。
心身の限界がきているのにも関わらず、ムリをしてがんばってしまうと、うつ病などのメンタルヘルス不調に陥る危険があります。
メンタルヘルス不調を防ぐためにも、チェックツールなどを活用して、客観的に心身の状態を確認してあげましょう。
チェックツールには、厚生労働省が提供している「5分でできる職場のストレスセルフチェック」などがあります。
看護師として働く上で大事なのは、ストレスと上手につきあい、自分の心と体を守ってあげること。
定期的に心身の状態をチェックし、心身の限界がくるまえに、働く環境を変えるなどして、自分の心と体を守ってあげましょう。
ポイント④|思い切って働く環境を変える
何もかも捨てて楽になりたい。
上記のような状況に追い込まれているなら、働く環境を変えることを前向きに検討しましょう。
心身ともに限界を感じてる状態で、ムリして働き続けると、うつ病などメンタルヘルス不調に陥る危険が…。
働く環境を変える第一歩として、とくにオススメの方法は「働く環境を変える」もしくは「病院以外に転職する」です。
そもそも今あなたが、心身ともに疲れ切ってしまっているのは、現在の職場環境が問題だからかもしれません。
転職して職場環境を変えれば、同じ看護師業でも「生き生きと働けるようになる」可能性は十分にあります。
実際、働く環境を変えた看護師の声を見てみると、
などの声が。働く環境を変えたことで、看護師として生き生きと働けるようになったことがわかります。
疲れた…辞めたいと思った看護師必見!失敗しない転職方法

では最後に、失敗しない転職方法について解説します。
- 必ず退職するという強い覚悟をもつ
- 看護師転職サイトを活用する
ステップ①|必ず退職するという強い覚悟をもつ
転職を成功させるためには、必ず辞めるという強い覚悟をもって、退職という最初のハードルを超えなければなりません。
というのも退職の意思を伝えると必ずといっていいほど、引き止めにあうから。
実際、マイナビ看護師が行った調査では、約8割の看護師が退職時に引き止めにあったことがある、と回答。
さらに引き止めにあった看護師の声をみてみると「強い引き止めにあって退職できない…」という状況に追い込まれている人が一定数いることがわかりました。
退職できない…という状況に追い込まれないようにするためには、必ず退職するという強い覚悟をもって、退職交渉に望むことが必須。
具体的には、
- 退職の相談ではなく、退職の決断を伝える
- 何を言われても、退職する決断が変わらないことを伝える
- 交渉に応じてくれない場合は、労働基準監督署などに相談することを伝える
- 退職届を受け取ってもらえない場合は、内容証明郵便で退職届を送ることを伝える
など必ず退職するという覚悟を「師長に示す」ことが重要です。
ステップ②|看護師転職サイトを活用する
失敗しない転職をするためには、看護師転職サイトを活用して、転職先のリアルな様子を知ったうえで転職することが重要。
とくに転職先の職場環境や業務内容、人間関係の様子、有給等の待遇面などの情報収集において、看護師転職サイトを活用するメリットは大。
実際、看護師転職サイトを活用すると、
- 比較検討できる求人数が増える
- 希望する求人を探してくれる
- 内部情報をゲットできる可能性がアップする
- 職場見学のセッティングをしてもらえる
など網羅的かつ多角的に情報収集ができるため、転職先のリアルな様子を知った上で転職できます。
オススメの看護師転職サイト!疲れた…辞めたいと思った看護師へ

上記のような悩みを抱えているときは、レバウェル看護(看護のお仕事)を選びましょう。わたしが利用して一番よかったと感じた看護師転職サイトです。
レバウェル看護(看護のお仕事)を選ぶべき理由は、以下のとおり。
- 転職エージェントの質がいい
- 求人数が多い(10万件以上)
- LINEでやりとりできる
- 転職活動で役立つ転職ノウハウを無料で利用できる
とくに、はじめて転職する人こそレバウェル看護(看護のお仕事)を利用すべき。
- 「何からはじめたらいい?」
- 「どうやって転職活動をすすめたらいい?」
- 「こんなときどうればいい?」
など一人では解決できない疑問や不安をすぐに解消できます。
【まとめ】看護師疲れた…辞めたいと思ったら転職を検討しよう

今回は、疲れた…辞めたいと思う原因や、疲れた…辞めたいと思ったときにやるべきコトなどについて解説してきました。
結論として「疲れがとれず心身ともに疲労困憊…」という状況に追い込まれているなら、働く環境を変えることを前向きに検討しましょう。
転職して働く環境を変えれば、同じ看護師業でも「生き生きと働けるようになる」可能性は十分にあります。
心身ともに限界を感じてる状態で、ムリして働き続けると、うつ病などメンタルヘルス不調に陥る危険が…。心身の限界がくるまえに対処してあげましょう。
>看護師におすすめの転職サイトを知りたい方はこちら!
>看護師を辞めたい方のキャリア相談はこちら!
- 日本医療労働組合連合会|2017 看護職員の労働実態調査結果報告
- マイナビ看護師|看護師白書2020年度版
- 看護roo!|看護師のストレス原因、1位は人間関係|看護師の本音アンケート
- 厚生労働省|こころの耳