看護師

看護師が退職したいと言いにくい原因【よくあるトラブルへの対処法】

看護師
看護師
看護師を辞めたいけど、トラブルが怖くて退職したいと言いにくい…。

退職したいと言いにくい時はどうすればいい?

こういった疑問に答えます。

本記事の内容
  • 看護師が退職したいと言いにくい原因・よくあるトラブル
  • よくあるトラブルへの対処法
  • 退職したいと伝えられた後にやるべきコト
朝比奈
朝比奈
この記事を書いている私は、看護師歴10年。

勇気をだして退職を切り出したおかげで、地獄のような病院勤務から抜け出せ、今は一般企業で働けるようになりました。

「看護師を辞めたいけど、トラブルが怖くて退職したいと言いにくい…」その気持ち痛いほどよくわかります。

なぜなら私も「人手不足のなかで辞める申し訳なさ」や「強い引き止めへの不安」「師長から嫌味を言われるかもしれないという恐怖」などから、なかなか退職を切り出せなかったから。

退職を切り出せないなか辞めたい意思を伝え、無事に退職できたのは、覚悟を決め未来を重視したのが大きいです。

今回はそんな私の実体験にもとづいて、看護師が退職したいと言いにくい原因やよくあるトラブルへの対処法、退職したいと伝えられた後にやるべきコトなどについて解説していきます。

看護師が退職したいと言いにくい原因・よくあるトラブル

安心してください。「トラブルが怖くて退職したいと言いにくい…」という悩みを抱えているのは、あなだではありません。

多くの看護師があなたと同じ悩みを抱えて、退職を切り出せずにいます。

では、看護師が退職したいと言いにくい原因には、どんなものがあるでしょうか。よくあるトラブルとあわせて紹介します。

退職したいと言いにくい原因
  1. 強い引き止めにあう
  2. 奨学金の一括返済を求められる
  3. 師長からの悪意ある口撃

原因①|強い引き止めにあう

強い引き止めは看護師の退職時によくあるトラブルの一つで、退職したいと言いにくい現状をつくりだしている原因にもなっています。

強い引き止めにあう原因としてとくに多いのが、人手不足を理由とした引き止め。

実際、強い引き止めにあった看護師の声をみてみると、

看護師
看護師
「今辞められては困る、パートでもいいから続けてほしい」と引き止められて退職の話が保留に…。早く辞めたいけど、退職したいと言いにくくなってしまった
看護師
看護師
人手不足なのを理由に退職を引き止められたあげく、協調性がないと説教までされた…
看護師
看護師
「人がいないのに辞められては困る。あなたが辞めた分、残された人にしわ寄せがいくよ」と脅迫まがいな引き止めを受け、退職したいと言えなくなってしまった

などの声が。人手不足を理由に強い引き止めにあっている現状や、強い引き止めが退職したいと言いにくい現状をつくりだしていることがわかります。

わたしも人手不足を理由に強い引き止めにあい、退職を一旦断念。退職できたのは、退職を伝えてから半年以上たってからでした。

原因②|師長からの悪意ある口撃

退職したいと言いにくい現状をつくりだしているのは、師長からの悪意ある口撃が原因である場合もあります。

実際、師長からの悪意ある口撃を恐れている看護師の声をみてみると、

看護師
看護師
「せっかくここまで育てのに!」「裏切られた!」と言われ号泣している先輩をみて、退職をしたいと言えなくなった
看護師
看護師
師長から嫌味や罵倒を受けることを考えると、怖くて退職をきりだせない
看護師
看護師
機械的で人情がなく、親身になって話をきいてくれない師長が怖くて、退職したいことを伝えられない

などの声が。師長からの悪意のある口撃が、退職したいと言えない現状をつくりだしていることがわかります。

わたしが退職するときも「ここまで育てた恩を忘れたの!」「あなたなんてどこに行っても通用しない!」という口撃をうけました。

悪意ある口撃に心折れず無事に退職できたのは、絶対に退職するという強い意志をもっていたのが大きいです。

原因③|奨学金の一括返済を求められる

奨学金が原因による退職トラブルも、退職したいと言いにくい現状をつくりだしている一つの原因に。

実際、奨学金が原因による退職トラブルを抱えている看護師の声をみてみると、

看護師
看護師
人間関係を理由に退職したいけど、奨学金を肩代わりしてくれる病院が見つからず、退職したいといいだせない
看護師
看護師
退職したいけど、奨学金を払い終わるまでにあと2年ある。退職時に一括返済を迫られるとも聞きましたが、一括返済できる余裕もない…
看護師
看護師
奨学金返済まで後1年。できるだけ早く辞めたいけど、奨学金がネックで退職にふみきない

などの声が。奨学金の存在が、退職したいと言いにくい現状をつくりだしていることがわかります。

退職したいと言いにくい看護師必見!よくあるトラブルへの対処法

では、トラブルが怖くて退職したいと言いにくいときは、どうすればよいのでしょうか。

ここではよくあるトラブルである強い引き止めや悪意ある口撃、奨学金問題への対処法について紹介します。

よくあるトラブルへの対処法
  1. 円満退職を諦める
  2. 悪意ある口撃への心構えをしておく
  3. 退職するという強い覚悟をもつ
  4. 前向きな退職理由を伝える
  5. 人員補充しやすい時期を退職日する
  6. 奨学金を返済中の場合は契約内容を確認する

対処法①|円満退職を諦める

「トラブルが怖くて退職したいと言いにくい…」という状況を打開するためには、はじめから円満退職を諦め、トラブルへの備えをしておくことが重要。

たとえば強い引き止めがあることを想定しておけば、強い引き止めへの備えができますし、奨学金の返済問題があることを想定しておけば、奨学金問題への備えができます。

備えあれば憂いなし。万が一に備えて、前もって準備しておけば、なにか起きたときの心配事をなくせます。

とくに看護師の退職ではトラブルがつきもの。

「トラブルが怖くて退職したいと言いにくい…」という状況を打開するためにも、はじめから円満退職を諦め、トラブルへの備えをしておきましょう。

対処法②|悪意ある口撃への心構えをしておく

あなたの退職は師長にとってマイナス要素。とくに、慢性的な人手不足が続く現場ならなおさらです。

退職の意思を伝えた途端に、感情的に責め立てられたり、悪意ある口撃を受けたりすることも…。

退職の意思を伝えるときは、冷静に聞き流す準備をするなどして、悪意ある口撃への心構えをしておきましょう。

また、悪意ある口撃ばかりで退職の話がすすまないと判断したら、伝える相手を師長から部長に変更する必要もあります。

重要なのは師長の悪意ある口撃を真に受けないこと。悪意ある口撃は聞き流し、退職するという目的を達成するために冷静に行動しましょう。

対処法③|退職するという強い覚悟をもつ

少しでも退職に迷いがあると「強く引き止めればなんとなる」と師長に思われてしまう危険が。

強い引き止めにあわないためには、退職するという強い覚悟をもつこと、退職の意思をしっかりと伝えることが重要です。

退職の意思を伝えるときは「退職したいと思っています(相談)」ではなく「退職させていただきます(決断)」と伝えるようにしましょう。

退職の相談をすると退職に迷いがあると思われてしまい、引き止めにあう可能性が高くなりますが、退職決断の意思を伝えることで、引き止めにあう可能性を下げられます。

強い引きとめというトラブルを回避するためには、強い引き止めにあわないようにすることが重要。

退職するという強い覚悟をもって、はっきりと退職の意思を伝えましょう。

対処法④|ポジティブな退職理由を伝える

ネガティブな退職理由(人間関係や待遇への不満など)を伝えると、強い引き止めにあう確率が上がってしまいます。

退職理由を伝えるときは、ポジティブな退職理由を伝えて、強い引き止めにあう確率を下げましましょう。

ポジティブな退職理由には、以下のようなものがあります。

  • 語学留学のために転職したい
  • スキルアップのために転職したい
  • 看護師以外の仕事を経験するために転職したい
  • 本当にやりたいことを実現するために転職したい
  • 今の病院ではできないことを経験するために転職したい

退職理由を伝えるときは、師長からの質問に答えられるように、ある程度の下調べをしておくことが必須。

たとえば「今の病院ではできないことを経験するために転職したい」を退職理由にする場合は、転職先をいくつかピックアップして、転職先の特徴や転職先でできることなどを調べましょう。

転職先についての情報収集をするときには、自力での検索だけでなく、看護師転職サイトの活用もオススメ。

看護師転職サイトを活用すると、

  • ネットにはのっていない情報
  • 転職エージェントしか知らない内部情報

など転職先のリアルな情報を得られる可能性があります。

強い引き止めにあう確率を下げるためには、退職理由の信ぴょう性をアップさせることが重要。しっかりと情報収集を行い、師長からの質問に答える準備をしておきましょう。

なお「強い引き止めにあわないため」という目的を達成するためには、多少の嘘も致し方なし…。

想像の世界でもいいので、ポジティブな退職理由をしっかりと考えて、師長との退職交渉にのぞみましょう。

退職理由の具体的な例文については「【退職理由の伝え方】退職経験のある看護師が教えます【文章例付き】」で、詳しく解説しているので参考にしてもらえるとうれしいです。

対処法⑤|人員補充しやすい時期を退職日する

強い引き止めを避けるためには、人員補充しやすい時期を退職日に設定するのが重要。

人員補充しやすい時期での退職なら、あなたが退職した後の人員をうめられる可能性が高くなるため、人手不足による強い引き止めを避けられやすくなります。

もっとも人員補充しやすい時期は「4月」。

年度はじめである4月は、1年のなかでもっとも人の流れが活発になるため、他の月に比べて人員補充がしやすくなります。

強い引き止めを避けるためにも「4月」を退職時期に設定するのがベスト。

とはいえ、今すぐに退職したいと思っている人もいるはず。

今すぐに退職したい場合は、強い引き止めを覚悟したうえで、

  • 退職するという強い意思をもつ
  • 前向きな退職理由を伝える

など強い引き止めに負けない対策をたてて、退職交渉にのぞみましょう。

対処法⑥|奨学金を返済中の場合は契約内容を確認する

奨学金を返済中の場合で「奨学金を一括返済しないと退職させない」と言われても、退職することは可能です。

というのも、奨学金の返済を理由に引き止めを行うこと(経済的な足止め)は、労働基準法第16条で禁止されているから。

ただし、退職しても奨学金の返済義務がなくなるわけでないので、

  • 一括払いではなく分割払いにしてもらう
  • 別の病院で働きながら返済できるようにしてもらう
  • 転職先の病院にたてかえてもらう

など方法で奨学金の返済をおこなう必要があります。

奨学金についての取り扱いについては、職場によって異なるため、まずは契約内容の確認をしましょう。

なお「奨学金の返済を理由に退職させてくれない…」「一人ではどうしても解決できない…」という状況が続いている場合には、わたしNEXTなどの退職代行サービスに相談するのも一つの手。

朝比奈
朝比奈
わたしNEXTへの相談は24時間可能。相談料は「無料」でLINEで気軽に相談できます。

退職したいと伝えられた看護師が「次に」やるべきコト

では最後に、退職したいと伝えられた後にやるべきコトを紹介します。

退職の意思を伝えた後にやるべきコト
  1. 師長と相談のうえ退職日を決める
  2. 退職日が決まったら退職届を出す
  3. 残った有給を取得する
  4. 退職前に転職先を決めておく

ポイント①|師長と相談のうえ退職日を決める

退職したいと伝えられたら、就業規則を確認したうえで、師長と相談し退職日を決めましょう。

就業規則に3か月前までに申告と記載があれば3か月後に、2か月前までに申告という記載があれば2か月後に退職できます。

なお就業規則に沿った退職日を提案しても、退職を受け入れてもらえない場合は、退職日の譲歩をする、もしくはわたしNEXTなどの退職代行サービスに相談して解決を図りましょう。

わたしNEXTへの相談は24時間可能。相談料は無料でLINEで気軽に相談できます。

ポイント②|退職日が決まったら退職届を出す

無事に退職日が決まったら、退職届を提出しましょう。退職届の書き方は以下のとおり。

退職届には退職日をしっかりと記載し、書面として残しておくことが重要。書面に残しておくことで後々のトラブルや認識の違いを防げます。

また封筒の表には「退職届」、封筒の裏には「部署名・名前」を、それぞれ縦書きましょう。

なお、退職届を受け取ってくれない場合は、公的な証拠になる内容証明郵便で郵送するという方法が。

内容証明郵便で郵送すると、受け取りを拒否されたとしても、退職届を出したと認められます。

ポイント③|残った有給を取得する

前提として、有給休暇はいつでもどんな理由でも、すべて取得できます。もちろん、病院側が有給取得を拒否する権利も基本的にありません。

有給休暇の取得は、法律で認められたすべての労働者の権利。しっかりと取得するようにしましょう。

仮に残りの有給が30日、1日の有給が1万円だとして、30日の有給をすべて取得できたら30万円!取得しないと損ですよね。

とはいえ、残った有給をすべて取得するのはかなり困難…。私もほとんど取得できずに退職しました。

残った有給を取得する手段として活用したいのが、わたしNEXTなどの退職代行サービス。

実際、わたしNEXTが行った退職代行では、ほとんどのケースで有給消化しての退職に成功しているとのことでした。

ポイント④|退職前に転職先を決めておく

退職届を出したら、すぐに転職活動をはじめて、在職中に転職先を決めておきましょう。

なぜなら、在職中に転職先を決めておけば、退職から転職までの間隔をあけずに、次の職場で働けるようになり「貯金がない場合」や「次の転職先が見つかるか不安な場合」でも安心して退職できるから

なお、失敗しない転職をするためには、看護師転職サイトの活用して、転職先のリアルな様子を知ったうえで転職することが重要。

転職先のリアルな様子を知った上で転職すれば、新しい職場・環境で働く不安を軽減できます。

実際、看護師転職サイトを活用すると、

  • 比較検討できる求人数が増える
  • 希望する求人を探してくれる
  • 内部情報をゲットできる可能性がアップする
  • 職場見学のセッティングしてくれる

などさまざまなメリットを得られます。

とくに転職先のリアルな様子を知るためには「職場見学」が必須。とはいえ「見学だけをさせてほしい」という連絡をするのはけっこうハードルが高いですよね。

一方で、看護師転職サイトを活用すれば、転職エージェントがあなたの代わりに職場見学のセッティングをしてくれるので、ストレスフリーで情報収集をおこなえます。

なお、わたしが実際に利用したよかった看護師転職サイトは、以下の3つ。

 転職サイト  求人数 HP
1位 マイナビ看護師
2位 看護のお仕事
3位 ナースパワー

看護師転職サイトの選び方や、オススメの転職サイトの詳細については「【転職経験者が厳選】看護師転職サイトランキングTOP3を紹介!」で詳しく解説しているので、参考にしてもらえたらうれしいです。

【まとめ】退職したいと言いにくい時は辞めない事による損失を考えよう

今回は、看護師が退職したいと言いにくい原因やよくあるトラブルへの対処法、退職したいと伝えられた後にやるべきコトなどについて解説してきました。

トラブルが怖くて退職したいと言いにくいときは、辞めないことによる損失(デメリット)と、辞めた後に得られる利得(メリット)を考えることが重要。

じっくりと考えたうえで、辞めないことによる損失(デメリット)の方が大きいと判断したら、勇気と覚悟をもって退職したいと伝えましょう。

朝比奈
朝比奈
わたしは勇気をだして退職を切り出したおかげで、地獄のような病院勤務から抜け出せ、今は一般企業で働けるようになりました。

看護師におすすめの転職サイトを知りたい方はこちら!
わたしNEXTの評判や口コミを知りたい方はこちら!