引き止めにあわず、なるべく穏便に退職したい。
こういった疑問に答えます。
- 嘘の退職理由を伝えるべき場合
- 嘘の退職理由を伝えるときの心構え・注意点
- 退職できないときは退職代行の利用も検討しよう
退職という選択をしたおかげで、今は病院でもなく看護師でもなく、一般企業で働けるようになりました。
円満退職するためには、時として嘘の退職理由が必要です。
とくに本当の退職理由が、人間関係や待遇、仕事内容への不満などネガティブなものの場合、本当の退職理由(ネガティブな退職理由)をうまく隠しつつ、嘘の退職理由を伝えることが重要に。
とはいえ円満退職をするためには、ただ嘘の退職理由を伝えるだけではNG。嘘を肯定的に捉える、嘘を突き通す覚悟を決めるなどの心構えなどが必須になります。
そこでこの記事では、嘘の退職理由を伝えるべき場合や、嘘の退職理由を伝えるときの心構え・注意点などについて解説していきます。
看護師が円満退職するためには嘘の退職理由も必要
円満退職するためには、嘘の退職理由が必要な場合も。
なぜなら嘘の退職理由は時として、退職をスムーズにすすめるための、潤滑油的な役割をはたしてくれるから。
実際、転職Hacksがおこなったアンケートでも、およそ5人に2人が嘘の退職理由を伝えたことがあると回答。
また「なぜ会社に嘘の退職理由を伝えたのか?」というアンケートをみてみると、
- できるだけ早急に辞めたかったから
- 退職理由のせいで引き止められたくなかった
が上位にランクイン。退職をスムーズにすすめるために、嘘の退職理由を伝えてることがわかります。
さらに、嘘の退職理由を伝えた人の声をみてみると、
などの声が。円満退職のために、本当の理由を隠して退職していることがわかります。
このように、退職をスムーズにすすめるためには、嘘の退職理由を伝えることも重要に。
とくに、本当の退職理由が下記のようなネガティブなものの場合、本当の退職理由(ネガティブな退職理由)をそのまま伝えるのはNG。引き止めにあうなど、円満退職が難しくなってしまう危険があります。
- 人間関係への不満
- 待遇への不満(給与が少ないなど)
- 仕事内容への不満(多忙・夜勤ムリなど)
- 看護師を続けることへの不安(責任が重いなど)
たとえば「人間関係への不満」を退職理由として伝えてしまうと、
- どこに行っても同じと言われる
- 職場環境の改善を提案される
- 異動を提案される
などの引き止めにあう可能性が。
また「待遇への不満」を退職理由として伝えてしまうと、
- 夜勤増などの改善案を提案される
- 休日を確保できるように改善すると言われる
- 休みがとれないのはみんな同じと説教をされる
などの引き止めにあう可能性が高くなってしまいます。
引き止めにあうなど、円満退職が難しくなってしまうという事態を避けるためには、時として嘘の退職理由が必要。
本当の退職理由(ネガティブな退職理由)をうまく隠しつつ、嘘の退職理由を伝えることで、円満退職を手に入れましょう。
看護師が嘘の退職理由を伝えるときの心構え・注意点
では嘘の退職理由を伝えるときは、どのような伝え方をすればよいでしょうか。嘘の退職理由を伝えるときの心構え・注意点は以下のとおり。
- 嘘を肯定的に捉える
- 嘘を突き通す覚悟を決める
- 師長が納得せざるを得ない退職理由を伝える
- 整合性のとれた退職理由を考える
- 先に転職先を決めてしまう
ポイント①|嘘を肯定的に捉える
嘘を否定的に捉えたまま、嘘の退職理由を伝えるのはNG。後ろめたい気持ちが師長に伝わり、嘘をついていることがバレてしまう可能性が高くなります。
嘘の退職理由を伝えるときには、
- 嘘は自分を守るための武器
- 嘘は円満退職をするために必要なもの
など嘘を肯定的に捉えるようにしましょう。
嘘の退職理由をバレずに伝えるためには、嘘に対する考え方を変えることが重要。
嘘を肯定的に捉えることに抵抗を覚える人もいると思いますが、円満退職するためには、時として嘘を肯定的に捉えることも必要です。
ポイント②|嘘を突き通す覚悟を決める
嘘の退職理由を伝えるときは、すべての人に同じ退職理由を伝えましょう。
師長には嘘の退職理由を伝えて、同期には本当の退職理由を伝えてしまうと、嘘がバレてしまう危険が高まります。
実際、転職Hackがおこなった「退職理由の嘘がなぜバレた?」というアンケートをみていると、
という回答が。同期に本当の退職理由を伝えてしまったことで、嘘がバレてしまったことがわかります。
とくに仲の良い同期には、本当の退職理由を伝えたくなるところ…。
とはいえ、嘘がバレる可能性を限りなくゼロにするためには、仲の良い同期にも嘘の退職理由を伝えるのがベスト。
ポイント③|師長が納得せざるを得ない退職理由を伝える
本当の退職理由が、
- 人間関係への不満
- 待遇への不満(給与が少ないなど)
- 仕事内容への不満(多忙・夜勤ムリなど)
などネガティブなものの場合、本当の退職理由(ネガティブな退職理由)をそのまま伝えてしまうと、引き止めにあうなど、円満退職がのぞめません。
円満退職するためには、ポジティブな動機や不可避な事情など、師長が納得せざるを得ない理由を、退職理由として伝えることが重要。
師長が納得せざるを得ない退職理由には、以下のようなものがあります。
- 体調不良のため
- 進学や留学のため
- 遠方に引っ越すため
- 病院以外の職場を経験するため
- 看護師以外の職種を経験するため
- 結婚・出産・育児・介護などライフスタイルが変化したため
円満退職するためには、師長が納得せざるを得ない理由を伝えることが重要。本当の退職理由がネガティブなものの場合、上記の理由を退職理由として伝えましょう。
ポイント④|整合性のとれた退職理由を考える
円満退職をするためには、時として嘘の退職理由が必要です。とはいえ、100%嘘だとわかる退職理由を伝えるのはNG。
嘘の退職理由を伝える必要があるときは、嘘がバレないように「整合性のとれた退職理由を考える」ことが重要です。
整合性のとれた退職理由を考える方法は以下のとおり。
- 自分の現状にあった退職理由を選ぶ
- しっかりとした情報収集をおこなう
- 説得力のあるストーリーを考える
上記のなかでとくに重要なのが、しっかりとした情報収集をおこなうこと。
たとえば「今の病院ではできないことを経験するために転職する」を退職理由に選んだ場合は、転職先をいくつかピックアップして、転職先の特徴や転職先でできることなどを調べましょう。
転職先についての情報収集をするときには、自力での検索だけでなく、看護師転職サイトの活用もオススメ。
看護師転職サイトを活用すると、網羅的かつ多角的に情報収集ができるため、転職先のより詳しい情報を得られます。
整合性のとれた退職理由を考えるためには、しっかりとした情報収集が必須。看護師転職サイトなどを活用して、できるだけ多くの情報をあつめましょう。
ポイント⑤|先に転職先を決めてしまう
嘘の退職理由を伝える自信がないときには、先に転職先を決めて、既成事実をつくってしまうのも一つの手。
既成事実をつくり、嘘の退職理由を限りなく事実に近づければ「嘘をついている…」という後ろめたさを感じにくくなり、嘘の退職理由を伝えやすくなります。
もちろん先に転職先を決めたからといって、必ずしも決めた転職先に転職する必要はありません。
先に転職先を決めてしまうのは、既成事実をつくり、嘘の退職理由を限りなく事実に近づけるための手段の一つです。
なお、転職先を決めるときには、看護師転職サイトの活用して、転職先のリアルな様子を知ることが重要。
転職先のリアルな様子を知ることで、情報の信憑性を高められ、嘘の退職理由に説得力をもたせられます。
とくに、転職先のリアルな様子を知るためには「職場見学」が必須。
とはいえ「見学だけをさせてほしい」という連絡をするのはけっこうハードルが高いですよね。
一方で、看護師転職サイトを活用すれば、転職エージェントがあなたの代わりに職場見学のセッティングをしてくれるので、ストレスフリーで職場見学を行うことが可能に。
さらに、看護師転職サイトを活用すれば、転職エージェントが転職先との間に入ってくれるため、転職先と直接やりとりするストレスを減らせます。
なお、わたしが実際に利用したよかった看護師転職サイトは、以下の3つ。
転職サイト | 求人数 | HP | |
1位 | レバウェル看護 (看護のお仕事) | ◎ | ◎ |
2位 | マイナビ看護師 | ◎ | ○ |
3位 | ナースパワー | ○ | △ |
看護師転職サイトの選び方や、オススメの転職サイトの詳細については「【転職経験者が厳選】看護師転職サイトランキングTOP3を紹介!」で詳しく解説しているので、参考にしてもらえたらうれしいです。
嘘の退職理由を伝えても退職できない…退職代行の利用も検討しよう
「師長が納得せざるを得ない、嘘の退職理由を伝えたけど退職できない…」という状況に陥ってしまった場合は、わたしNEXTなどの退職代行サービスの活用がオススメ。
わたしNEXTへの相談は24時間可能!相談料は「無料」でLINEで気軽に相談できます。
わたしNEXTの口コミや評判については「わたしNEXTの評判・口コミ【結論→安心して利用できるサービス】」で詳しく解説しているので、参考にしてもらえたらうれしいです。
【まとめ】看護師が円満退職するためには、時として嘘の退職理由も必要
今回は、嘘の退職理由を伝えるべき場合や、嘘の退職理由を伝えるときの心構え・注意点などなどについて解説してきました。
結論として、円満退職するためには、嘘の退職理由が必要な場合も。嘘の退職理由は時として、退職をスムーズにすすめるための、潤滑油的な役割をはたしてくれます。
とくに本当の退職理由が、人間関係や待遇、仕事内容への不満などネガティブなものの場合、本当の退職理由(ネガティブな退職理由)をうまく隠しつつ、嘘の退職理由を伝えることが重要に。
実際、転職Hacksがおこなったアンケートでも、およそ5人に2人が嘘の退職理由を伝えたことがあると回答しています。
嘘の退職理由を伝えることに後ろめたさを感じる人もいるとも思いますが、円満退職するためには、嘘に対する考え方を変えることが重要。今のツラくシンドイ生活から抜け出すためにも、嘘を肯定的に捉えるようにしましょう。
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