病棟に行きたくないし看護師も辞めたい…どうすればいい?
こういった疑問に答えます。
- 病棟看護師を辞めたい…と思ってしまう原因
- 病棟看護師を辞めたい…と思ったときの対処法
- 失敗しない転職方法
総合病院で10年働いたあと複数回の転職をおこない、今はWebライターとしてフルリモートワークをしています。
結論として、
- 病棟業務が身体的にも精神的にも苦しい…
- 全てにおいて疲弊してしまった…
など我慢の限界を感じているなら、働く環境を変えることを前向きに検討しましょう。
転職して職場環境を変えれば、同じ看護師業でも「心身の負担が少ない状態で働けるようになる」可能性が十分にあります。
なお、失敗しない転職をするためには、看護師転職サイトを活用して、転職先のリアルな様子を知ったうえで転職することが重要。
看護師転職サイトの選び方やオススメの転職サイトの詳細については「【転職経験者が厳選】看護師転職サイトランキングTOP3を紹介!」で詳しく解説しているので、参考にしてもらえたらうれしいです。
病棟看護師を辞めたい…と思ってしまう原因
安心してください。「病棟看護師を辞めたい…」と思っているのは、あなただけではありません。
実際、看護roo!が行ったアンケートでは、8割以上の人が「看護師を辞めたい」と思ったことがあると回答しています。
では病棟看護師を辞めたい…と思ってしまう原因には、どんなものがあるのでしょうか。原因は以下の3つ。
- 仕事の量・責任に大きな負担を感じる
- 人間関係に大きなストレスを感じる
- 夜勤のある生活がツライ
原因①|仕事の量・責任に大きな負担を感じる
多忙な業務、命を預かるプレッシャーなど、仕事の量・責任に大きな負担を感じていることが、病棟看護師を辞めたい…と思ってしまう原因の一つに。
実際、看護roo!が行った「何に一番ストレスを感じる?」というアンケートでも、仕事の責任が大きいことが第2位に、仕事の量が多いことが第3位にランクインしていました。
さらに、仕事の量・責任に大きな負担を感じている看護師の声をみてみると、
などの声が。仕事の量・責任に大きな負担を感じていることが、病棟看護師を辞めたい…と思ってしまう原因の一つになっていることがわかります。
原因②|人間関係に大きなストレスを感じる
イジメやパワハラ、陰湿な雰囲気など、人間関係に大きなストレスを感じることも、病棟看護師を辞めたい…と思ってしまう原因の一つになっています。
実際、マイナビ看護師が行った「退職を考え始めたきっかけ・理由は?」という調査でも、人間関係に関する理由が第2位にランクインしていました。
さらに、人間関係に大きなストレスを感じている看護師の声をみてみると、
などの声が。人間関係に大きなストレスを感じていることが、病棟看護師を辞めたい…と思ってしまう原因の一つになっていることがわかります。
原因③|夜勤のある生活がツライ
夜勤が合わない、夜勤による体調不良があるなど、夜勤のある生活がツライことも、病棟看護師を辞めたい…と思ってしまう原因の一つに。
実際、Biz Hitsが行った「転職した理由はなんですか?」というアンケートでも、夜勤がツライが第3位にランクインしていました。
さらに、夜勤のある生活がツライと感じている看護師の声をみてみると、
などの声が。夜勤のある生活がツライことが、病棟看護師を辞めたい…と思ってしまう原因の一つになっていることがわかります。
病棟看護師を辞めたい…と思ったときの対処法
では次に、病棟看護師を辞めたい…と思った時の対処法について紹介します。対処法は以下の3つ。
- 自分に合ったストレス解消法を見つける
- 勇気を出して相談する
- 働く環境を変える
ポイント①|自分に合ったストレス解消法を見つける
病棟看護師を辞めたい…という気持ちを和らげるためには、自分に合った方法でストレス解消をおこない、心身の健康を保つことが重要です。
ストレスをうまく解消できず溜め込んでしまうと、意欲の低下や不安、疲労感など心身の不調につながり、病棟看護師を辞めたい…という気持ちに拍車をかけてしまうことに…。
自分に合ったストレス解消法を見つけるためには、いろいろな方法を試すのが一番。
たとえば「カウンセラーが認めたタイプ別ストレス解消法」には、以下のような方法が紹介されています。
- 瞑想
- 旅行する
- 運動する
- 大声で歌う
- 自然に触れる
- ペットや友達と過ごす
- 風呂・マッサージ など
上記を参考に、自分にあったストレス解消法をみつけて、ストレスと上手に付き合っていきましょう。
ポイント②|勇気を出して相談する
病棟看護師を辞めたい…というツライ悩みを一人で抱えきれなくなったときは、誰かに相談することが大事。
ツライ悩みを一人で抱えられなくなっている時は、感情的になっていたり、混乱したりしているため自分の置かれている状況に気づくことが困難。
誰かに相談することは、心を落ち着かせ、自分の置かれている状況を整理し、問題解決の糸口を見つけるための重要な対処法の一つです。
相談する相手は、上司や同僚、友達、親など誰でもOK。
周囲に気持ちを吐き出せる相手がいない場合は、厚生労働省が提供している「こころの耳電話相談」や「こころの耳SNS相談」などの相談窓口を活用しましょう。
ポイント③|働く環境を変える
「病棟業務が身体的にも精神的にも苦しい…」「全てにおいて疲弊してしまった…」など我慢の限界を感じている場合は、
- 異動する
- 働く病院を変える
- 病院以外に転職する
- 全く別の仕事に転職する
など思い切って働く環境を変えることを検討しましょう。
働く環境を変える第一歩として、とくにオススメの方法は「働く病院を変える」もしくは「病院以外に転職する」です。
そもそも今あなたが、病棟看護師を辞めたい…という悩みを抱えているのは、現在の職場環境が問題だからかもしれません。
転職して職場環境を変えれば、同じ看護師業でも「心身の負担が少ない状態で働ける」可能性が十分にあります。
実際、働く環境を変えた看護師の声をみてみると、
などの声が。転職して働く環境を変えたことで、以前よりも良い環境で働けるようになったことがわかります。
なお働く環境を変えるときに、経験年数の少なさを過度に心配する必要はありません。
実際、ナースセンターがおこなった調査では、求人条件において看護師経験をこだわらないが47.7%と、約半数の職場が経験年数にこだわらないと回答。
さらに第二新卒扱いである1〜3年目の場合、実務能力や即戦力よりも「若さや体力、将来性などのポテンシャル」を重視してもらえる傾向にあります。
働く環境を変えるときに、経験年数の少なさを過度に心配する必要はありません。
1〜3年目の看護師でも我慢の限界を感じている場合は、前向きに転職を検討しましょう。
病棟看護師を辞めたい…と思っている方必見!失敗しない転職方法
では最後に、失敗しない転職をするための方法について紹介します。方法は以下の2つ。
- 引き止めに負けない退職理由を考える
- 看護師転職サイトを活用する
ステップ①|引き止めに負けない退職理由を考える
転職を成功させるためには、引き止めに負けない退職理由を準備しておくことが重要。
というのも師長に退職の意思を伝えると、必ずといっていいほど「引き止めにあう」から。
実際、マイナビ看護師が行った調査では、約8割の看護師が退職時に引き止めにあったことがある、と回答。
さらに引き止めにあった看護師の声をみてみると「強い引き止めにあって退職できない…」という状況に追い込まれている人が一定数いることがわかりました。
「引き止めにあい退職できない…」という状況に追い込まれないようにするためには、ポジティブな動機や不可避な事情など「師長が納得せざるを得ない理由」を伝えることが重要。
師長が納得せざるを得ない退職理由には、以下のようなものがあります。
- 体調不良のため
- 進学や留学のため
- 遠方に引っ越すため
- 病院以外の職場を経験するため
- 看護師以外の職種を経験するため
- 結婚・出産・育児・介護などライフスタイルが変化したため
引き止めにあい退職できない…という状況に追い込まれないようにするためにも、師長が納得せざるを得ない退職理由を準備しておきましょう。
ステップ②|看護師転職サイトを活用する
失敗しない転職をするためには、看護師転職サイトを活用して、転職先のリアルな様子を知ったうえで転職することが重要です。
とくに転職先の労働環境や業務内容、人間関係の様子、有給等の待遇面などの情報収集において、看護師転職サイトを活用するメリットは大。
実際、看護師転職サイトを活用すると、
- 比較検討できる求人数が増える
- 希望する求人を探してくれる
- 内部情報をゲットできる可能性がアップする
- 職場見学のセッティングをしてもらえる
など網羅的かつ多角的に情報収集ができるため、転職先のリアルな様子を知ったうえで転職できます。
オススメの看護師転職サイト!病棟看護師を辞めたい…と思ったあなたへ
レバウェル看護(看護のお仕事)|基本情報 | |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
公開求人数 | 10万件以上※ |
公式HP | こちら→ |
利用料 | 無料 |
※2022年5月時点
上記のような悩みを抱えているときは、レバウェル看護(看護のお仕事)を選びましょう。
レバウェル看護(看護のお仕事)を利用すると、多数の求人を比較検討できたり、アドバイザーさんから内部情報を教えてもらえたりするため、今いる病棟よりも「よい環境の職場」に転職できる確率がアップします。
実際、レバウェル看護(看護のお仕事)を利用した看護師の声をみてみると、
などの声が。レバウェル看護(看護のお仕事)を活用したことで、今いる病棟よりも「よい環境の職場」に転職できたことがわかります。
レバウェル看護(看護のお仕事)なら、LINEで気軽にやりとり可能。
さらに利用料金は一切かからず、完全無料で利用できるため、お金の心配をすることなく転職サポートを受けられます。
失敗しない転職をおこなうためにも、積極的に活用しましょう。
【まとめ】病棟看護師を辞めたい…と思ったら転職を検討しよう
今回は、病棟看護師を辞めたい…と思ってしまう原因や、辞めたい…と思ったときの対処法などについて解説してきました。
結論として「病棟業務が身体的にも精神的にも苦しい…」「全てにおいて疲弊してしまった…」など我慢の限界を感じているなら、働く環境を変えましょう。
転職して職場環境を変えれば、同じ看護師業でも「心身の負担が少ない状態で働ける」可能性が十分にあります。
もちろん転職には大きな不安をともないますが、今のツラくてシンドい環境から抜け出すためには、リスクをとって行動することも大切。
今よりもいい職場環境で働くためにも、勇気をもって転職しましょう。