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新人看護師でも死ぬほど辛いなら辞めてもOK【我慢のしすぎはNG】

辛い毎日を送っている新人看護師
辛い毎日を送っている新人看護師
新人看護師ですが、毎日が死ぬほど辛い…。

我慢して続けたほうがいい?

我慢せずに辞めてもいい?もしくは転職してもいい?

これからどうすればいいのか知りたいので、先輩看護師がどんな気持ちで新人時代を過ごしたか、どうやって乗り越えたのかなど知りたいです。

こういった疑問に答えます。

朝比奈
朝比奈
この記事を書いている私は、看護師歴10年。

現在は看護・介護の転職アドバイザーとして活動しています。

私自身、新人看護師の頃は、毎日辛くて辛くて辛くて、生きた心地がまったくしませんでした。

それでも、なんとか新人時代を乗り越えることができたのは、運がよかったとしか言えません。

今回はそんな私の実体験にもとづいて、新人看護師の乗り越えかたや辞めるべきタイミングなどを解説します。

毎日が死ぬほど辛い新人看護師へ【私も同じ経験をしました】

あなたも以下のような理由で、死ぬほど辛い思いを毎日していますよね。

  • 知識が足りない…
  • 仕事ができない…
  • 先輩看護師が怖い…
  • 勉強することが多すぎる…
  • etc…

上記の悩み、私も新人看護師として、実際に経験したのでよくわかります。

辛い経験①「知識が足りない…」

もちろん、自分自身の勉強不足もありますが、学校で学んだことをまったく活かすことができない自分に打ちのめされていました。

さらに、現場では、学校では学んでいないことばかりが発生して、頭の中は毎日がパニック状態…。

勉強しようとしても、仕事が終わって家に帰るころには、もうクタクタでそんな気力もなし…。

薬の知識・書類処理の知識・様々な処置の知識・オペ出しやオペ後対応の知識・申し送りの知識・緊急時の知識・etc…、とにかくすべての知識が足りず、毎日、自分の存在意義が下がっていくような感覚に襲われてしました。

辛い経験②「仕事ができない…」

そう感じたのは、教えられたことを一度で覚えることができなかったから。

もちろん、自分なりにしっかりとメモをとるのですが、それでも毎日のようにミスをしてしまう…。

しかも私の場合は、複数のことを同時進行するのがかなり苦手なので、やるべき仕事が増えれば増えるほどミスが増えて、毎日のように怒られていました。

ときには、先輩看護師から生きていることを否定されるようなことも言われ、この世からいなくなったほうがいいのかと何度も思っていました。

辛い経験③「先輩看護師が怖い…」

個人的には、先輩看護師との人間関係が一番辛かったです。

もちろん、仕事ができないのは認識していたので、怒られたり悪口を言われたりするのは仕方ないと思っていました。

ただ、度を越した悪口や理不尽すぎるいじめは、かなり辛かったです。

とくに私の場合は、人見知りで世渡り下手で、気の利いた言葉がでてこない性格で、上手にコミュニケーションをとることができなかったので余計に先輩看護師との関係が悪かったです。

それに加えて、先輩看護師が同期に私の悪口を言っていることを知ってしまったため、正直誰を信用していいのか分からず人間不信にもなっていました。

とにかく、毎日が生きた心地がしなくて、かなり辛かったです。

新人看護師が辛い毎日を乗り越える方法

辛い毎日を乗り越える方法は、以下のとおり。

  • 理不尽な人は相手にしない
  • 悪口は聞かない・指導は聞く
  • 基本的に誰も信頼しない
  • 指導内容には正解がないと悟る
  • (あえて)気の利いたことを言わない
  • 常に辞めることを意識して働く
  • 常に自分の体調をモニターする

一つずつ解説します。

乗り越える方法①「理不尽な人は相手にしない」

なぜかというと、ただただ消耗するだけで、メリットゼロだからです。

実際、理不尽な人の行動や言動は、物事の筋がとおっていない無茶苦茶なものばかりです。

しかも、そういった行動や言動のほとんどは、あなたのためではなく、理不尽な人のストレス発散のようなものなので、相手にするだけ損です。

よくある質問「相手にしないってどうすればいいの?」

「無」になリましょう。

理由は、理不尽な人に対しての反応を最小限に抑えるためです。

具体的には、媚びない・言い返さない・相手にしないなど、理不尽な人に対して「無関心」になります。

もちろん、無関心になったからといっても、理不尽がなくなるわけではありません。

しかし、「無」になることによって、心の振り幅を最小限に抑え、ダメージを軽減することはできるようになります。

乗り越える方法②「悪口は聞かない・指導は聞く」

なぜなら、悪口と指導では、意味合いがまったく違うからです。

  • 悪口:他人を悪く言うこと
  • 指導:ある目的・方向に向かって教え導くこと

上記のとおりで、悪口はあなたを「攻撃」するものであって、「教え導く」ものではないので、聞く必要はありません。

逆に指導は、「攻撃」ではなく、あなたを「教え導く」ものであるため、しっかりと聞く必要があります。

よくある質問「悪口と指導の見極め方は?」

朝比奈
朝比奈
個人的には、深刻な苦痛を感じるなら悪口だと認識しています。

乗り越える方法③「基本的に誰も信頼しない」

なぜかいうと、信頼していた人から裏切られるとダメージ大だから。

実際、頼りにしていた先輩看護師が、私の悪口を同期に言っていると聞いて、人間不信になってしまった過去があります。

そこから得た教訓が、「基本的に誰も信頼しない=相手に期待しない」でした。

相手に期待しないというメンタルを心がけるようになってからは、客観的に人間関係を築くことができ、受けるダメージを最小限に抑えれるようになりました。

乗り越える方法④「指導内容・方法には正解がないと悟る」

なぜなら、そのほうが円滑に仕事をすすめることができるから。

実際、指導方法や指導内容は、先輩看護師によって少しずつ違いますよね。

そうしたときに、「あの先輩は〇〇と言ってました」なんて言ったら、その先輩看護師と指導してくれた先輩看護師との間に強烈な摩擦が生まれるだけです。

逆に、指導内容・方法に正解がないと悟っていれば、指導内容が違っていたとしても、これも一つの正解なんだと素直に聞くことができます。

よくある質問「どの先輩看護師の指導内容に合わせればいいの?」

その日勤務している先輩看護師に合わせて、柔軟に変えていくのが賢明です。

自分の色を出していくのは、3年目以降で独り立ちができるようになってからがいいと思います。

乗り越える方法⑤「(あえて)気の利いたことは言わない」

なぜかというと、下手に気を利いたことを言っても、逆に相手の逆鱗に触れてしまう危険が大いにあるからです。

実際、人見知り・世渡り下手・コミュニケーション下手の私が、がんばって気の利いた?ことを言ったのですが、その一言が先輩看護師を余計に怒らせてしまいました。

その一件から学んだ教訓が、「(あえて)気の利いたことは言わなくていい」でした。

必要最低限のコミュニケーションにしても困らなかった件

これは自分でも驚きでしたが、むしろ最低限のコミュニケーションにすることで、余計な摩擦が生まれなくなりました。

もちろん、気が利いて世渡り上手でコミュニケーションが上手なほうが、先輩看護師にかわいがられます。

とはいえ、それができないならあえて最低限のコミュニケーションにとどめたほうがいいと、個人的には思いました。

乗り越える方法⑥「常に辞めることを意識して働く」

なぜなら、常に逃げ道をつくっておくことができるから。

実際に私も、どうしよもなくなったらいつでも辞めればいい、という心持ちで働いていました。

そうしているうちに、1年が経ち、3年が経ち、5年が経ち、気づいたら看護師10年目になっていました。

乗り越える方法⑦「常に自分の体調をモニターする」

理由は、我慢の限界を超えないためです。

ここまで、辛いときの乗り越えかたを紹介してきましたが、どうしても乗り越えられないケースも必ずあります。

そうしたときに、我慢の限界を超えてがんばってしまうと、最悪の場合、心と体を壊してしまうことになってしまいます。

実際、我慢の限界を超えて働き、心と体を壊して、長い間復帰することができなくなってしまった看護師を何人も見てきました。

新人看護師でも辛いなら辞めてもOK【我慢のしすぎはNG】

とくに以下のような、症状がある場合は、我慢せずに転職するべきです。

なぜなら、以下のような症状が2週間以上続く場合は、うつ病の可能性があるからです。

【気分や行動面】
  • 憂うつ感、絶望感、悲しみなど、沈んだ気持ちが続く。
  • 意欲が湧かず、何も楽しめない(楽しくない)と感じている。
  • ささいな出来事や他の人の言動で、自分を責めてしまう。「自分という人間には価値がない」という思いが強い。
  • 気力が低下し疲れやすい。思考力や集中カが低下している。仕事や日常生活において、作業能率が落ちている(あるいは、そう感じる)。
【身体面】
  • 重く締めつけられるような頭痛。
  • 腰痛、肩こリ、身体の節々の痛み。
  • 食欲不振、胃の痛み。
  • 発汗、息苦しさなど。

引用:すぐに役立つ暮らしの健康情報ーこんにちは2011年3月号:メディカル・ライフ教育出版

大事なのは自分の身を守ってあげることです

とくに我慢のしすぎはNGです。

常に自分の心と体の状態に注意して、SOSのサインを見逃さないようにしましょう。

それと同時に、心が悲鳴をあげて、体に異変が出ているようなら、我慢せずに転職をするべきだと思います。