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手術室看護師が辛いと感じたときの対処法【私も同じ経験をしました】

手術室看護師を辛いと感じている人
手術室看護師を辛いと感じている人
手術室看護師が辛い…。

毎日毎日、先輩看護師や医師に怒られてばかりで辛い…。

部署移動したいけど取り合ってもらえない…退職してもいい?

手術室看護師を続ける自信がなくなってしまった…、実際に手術室で働いたことのある看護師に対処法などを聞きたいです。

こういった疑問に答えます。

朝比奈
朝比奈
この記事を書いている私は、看護師歴10年。

現在は看護・介護の転職アドバイザーとして活動しています。

私自身、看護師歴10年のうち5年間、手術室看護師として働いた経験がありますが、本当に辛い辛い毎日でした。

とくに辛かったのは、医師からの理不尽な仕打ちや、休日が潰れるオンコールなどなど。

今回はそんな私の実体験にもとづいて、手術室看護師が辛いと感じたときの対処法などを解説します。

手術室看護師が辛い…【私も同じ経験をしました】

あなたも以下のような理由で、毎日辛い思いをしていますよね。

  • 人手不足で仕事量が多い…
  • 立ったままの姿勢が辛い…
  • 医師から理不尽で傷つく言葉を浴びる…
  • オンコールで休日が潰れる
  • 緊張感が常に続いてストレス大…
  • 給料が業務に見合わない…
  • etc…

上記の悩み、私も手術室看護師として、実際に経験したのでよくわかります。

辛い理由①「人手不足で仕事量が多い…」

私が働いていた職場も、常に人手不足でした。

それなのに、手術数ばかりが増えていくので、現場は悲惨なことになっていました。

終わっても終わっても、立て続けに違う手術が回ってくる毎日に、私だけでなくすべてのスタッフが疲弊していました。

こんな生活をずっと続けていくと思うだけで、絶望的な気持ちになっていたことを今でも思い出します。

辛い理由②「立ったままの姿勢がシンドイ…」

2時間くらいの手術なら問題なし。4時間くらいの手術でもいける。8時間くらいの手術になるとシンドイ。

とくに、遅番とかになると、出勤直後に昼休憩をとって、残り時間ずっと立ちっぱなしなんてことも。

しかも、夜になった時点で手術が2件残っているときは、さらに延長しての立ちっぱなし地獄…。

オンコールの、12時間立ちっぱなしも地獄だった…。

手術室に5年いましたが、慣れるということはなく、毎回辛い…と思ってました。

辛い理由③「医師から理不尽で傷つく言葉を浴びる…」

個人的には、これが一番辛かったです。

手術のことならまだしも、自分の全人生・全人格を否定するような言葉を浴びたときは、自分なにやってるんだろうと思いました。

とはいえ、立場的に理不尽な言葉や態度に対して、なにかできるわけではなく、日々悔しい思いをしていました。

それと同時に、看護師でいる限りはこうした不条理な世界からは、抜け出すことができないとも実感しました。

その経験が、看護師を辞めフリーランスになるという原動力にもなっています。

辛い理由④「オンコールで休日が潰れる…」

呼ばれれば休日が潰れるし、呼ばれなくても30分以内に病院に行かないといけないから、したいことができない。

しかも、呼ばれた時間が日中だけだと、代替えの休みはなし。

土曜日なんて、日中呼ばれて、夜に呼ばれて朝まで手術をしても、日曜が休みだからということで、月曜から普通に出勤。

それはまあ、呼ばれた分だけ時間外手当はもらえるけど、個人的にはそれよりも心休まる休日が欲しかった。

辛い理由⑤「緊張感が常に続いてストレス大…」(なかなか休憩が取れない…)

とくに直介の場合は、手洗いの瞬間から常に緊張状態。

医師よりも早く手洗いに行って、機械の数数えて、ガーゼの数を数えて、なおかつオペ台を整理しないといけない。

これが少しでも遅れると、医師の怒号が飛んだり、嫌味なことをネチネチ言われたり…。

手術中も緊張が途切れることは、ほぼほぼ皆無。

あるとすれば、生検の結果待ちくらいだったような気がします。

ストレスフルな毎日、今思い出しても辛いです。

辛い理由⑥「給料が業務に見合わない…」

人手不足で仕事量が多い…・立ったままの姿勢が辛い…・医師から理不尽で傷つく言葉を浴びる…・オンコールで休日が潰れる・緊張感が常に続いてストレス大…・拘束時間が長い…、そういったさまざまな辛い現状があるのにもかかわらず、もらえる給料が少ない。それが個人的な感想でした。

それに加えて、どんなにがんばったとしても、もらえる給料が増えるわけではない。

そういった現実が、看護師を続けていくことへのモチベーションを一気に下げ、辛い毎日に耐える気力すらなくなってしまいました。

手術室看護師が辛いと感じたときの対処法【我慢し続けるのはNG】

対処法は、以下の2つ。

  • 辞めずに続ける
  • 辞めて、新しい一歩を踏み出す

具体的には、以下のような場合には「辞める」という決断をしたほうがいいと思います。

  • 体調がすぐれない
  • 手術看護への関心・興味が低下している

対処法①「体調がすぐれない」

具体的には、以下のような症状が2週間以上続く場合は、すぐに辞めるべきです。

なぜなら、うつ病の可能性があるからです。

【気分や行動面】
  • 憂うつ感、絶望感、悲しみなど、沈んだ気持ちが続く。
  • 意欲が湧かず、何も楽しめない(楽しくない)と感じている。
  • ささいな出来事や他の人の言動で、自分を責めてしまう。「自分という人間には価値がない」という思いが強い。
  • 気力が低下し疲れやすい。思考力や集中カが低下している。仕事や日常生活において、作業能率が落ちている(あるいは、そう感じる)。
【身体面】
  • 重く締めつけられるような頭痛。
  • 腰痛、肩こリ、身体の節々の痛み。
  • 食欲不振、胃の痛み。
  • 発汗、息苦しさなど。

引用:すぐに役立つ暮らしの健康情報ーこんにちは2011年3月号:メディカル・ライフ教育出版

うつ病の症状があるときは、まずは休職制度を利用したほうがいい

なぜなら、うつ病の症状が不安定な時期だと、判断力や思考力が低下しているため、正常な判断をすることができないから。

実際、焦って環境を変えてしまい、転職に失敗してしまった看護師を何人も知っています。

そういった事態を避けるためには、「症状が落ち着き、冷静な判断や思考ができる状態」までしっかりと休むことが重要です。

対処法②「手術看護への関心・興味・意欲が低下している」

関心・興味・意欲などが低下している場合、早い段階で辞めたほうがいいです。

なぜかというと、やりがいを感じないと思っていることを続けると、数年後に後悔する確率が高いから。

実際に私も、看護師5年目あたりから、看護という仕事自体にやりがいを見いだせなくなっていました。

今思えば、あのとき、あの瞬間に看護師を辞めるべきだったのですが、その一歩を踏み出すことができませんでした。

そのせいで、私は数年後にひどい後悔をすることになりました。

具体的な話は、以下の記事で解説しているので、参考にしてもらえるとうれしいです。

看護師にやりがいを感じないときの対処法【新しい挑戦をするべし!】看護師にやりがいを感じない…どうすればいいか知りたい。というか…看護師にやりがいを感じないなら違う仕事をしたほうがいい? 看護師にやりがいを感じなくて人生に絶望しているので、実際に看護師を辞めてやりがいのある仕事をみつけた人の話を聞きたいです。こういった疑問に答えます。...

思考を止めずに、決断しよう

なぜなら、思考することを止めてしまうと、人生において重要な決断ができなくなってしまうから。

とくに、毎日が辛いと思えば思うほど、思考することを放棄してしまいやすくなります。

実際に私も、思考を止め決断を先のばしにしてしまったせいで、今でも後悔います。

そういった後悔をしないためには、常に思考し、今の自分に最適な決断をしてあげることが重要です。