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看護師でもプチ起業をはじめられる【やるべき事や注意点などを解説】

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看護師
看護師
看護師でもプチ起業をはじめられるの?

こういった疑問に答えます。

本記事の内容
  • 看護師でもプチ起業をはじめられる理由
  • 看護師がプチ起業をはじめるメリット・デメリット
  • 看護師がプチ起業をはじめる時の心構え・注意点
  • 看護師がプチ起業をはじめる時にやるべきコト
朝比奈
朝比奈
この記事を書いている私は、看護師歴10年。

プチ起業をはじめたことで、本業以外で月2〜3万円の継続収入を得られるようになりました。

「プチ起業をはじめたい」という気持ちよくわかります。

なぜなら私も、看護師として働くことに疑問を感じたり、自分のやりたいことを仕事にしたいと思ったりして、プチ起業をはじめる決意をした一人だから。

プチ起業をはじめたおかげで、本業以外で収入を得るための知識やスキルを得られただけでなく、看護師以外の仕事ができるようにもなりました。

今回はそんな私の実体験にもとづいて、看護師でもプチ起業をはじめられる理由や、プチ起業をはじめるメリット・デメリット、プチ起業をはじめる時の心構え・やるべきコトなどについて解説していきます。

プチ起業を始めたい看護師は以外に多い

安心してください、プチ起業をはじめたいと思っているのは、あなただけでないです。

実際、多くの看護師が、以下のような理由でプチ起業をはじめたいと思っています。

看護師
看護師
自立した看護師になりたい
看護師
看護師
アロマやセラピーなどのサロンを開きたい
看護師
看護師
疲弊して働く看護師のあり方に疑問を感じた
看護師
看護師
これまでの看護スキルを社会に活かしたい
看護師
看護師
やりたいことを仕事にしたい・実現したい

この他にも、カウンセラーになりたい、自分の考えた仕事でたくさんの人を助けたい、地域の方向けの居場所を作りたいなどの理由が。

多くの看護師がさまざまな理由で、プチ起業をはじめたいと思っていることがわかります。

わたしがプチ起業をはじめたいと思ったのも、看護師として働くことに疑問を感じたり、自分のやりたいことを仕事にしたいと思ったから。

もちろんプチ起業をはじめることには大きな不安がありました。しかし、勇気をだしてプチ起業に挑戦したおかげで、

  • 本業以外で収入を得るスキル・知識が身につく
  • 看護師以外の仕事ができるようになる

というメリットを得ることが。挑戦してよかったと心から思っています。

看護師でもプチ起業をはじめることは可能

看護師
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看護師でもプチ起業をはじめることはできるの?

看護師でもプチ起業をはじめることは可能です。

なぜなら看護師には、

  1. 低リスクでプチ起業をはじめられる
  2. プチ起業をはじめる環境をつくりやすい

という2つの強みがあるから。

強み①|低リスクでプチ起業をはじめられる

看護師が低リスクでプチ起業をはじめられるのは、看護師資格という「人生の保険」をもっているのが大きいです。

というのも、看護師資格があれば基本的に仕事に困ることはなく、たとえプチ起業に失敗したとしても、すぐに復職でき生活費を稼げるから。

仕事に困らないという事実を裏付けるのが、今後も続く看護師不足。

実際、厚生労働省の看護職員受給見通しの今後の進め方について(案)の中でも、以下のような明記があります。

社会保障・税一本改革の試算では、2025年に看護職員が約196〜約206万人も必要とされており、今後、仮に3万人/年のペースで増加しても、約3万人〜13万人分のギャップが生じるとされている。

上記のとおりで、看護師不足は今後も続き、多くの現場で看護師が必要とされるため、看護師資格があれば基本的に仕事に困りません。

さらに看護師資格に加えて、3年以上の臨床経験があれば、さまざまな選択肢の中から仕事先を選べるようになるため、なおのこと仕事に困らなくなります。

朝比奈
朝比奈
看護師資格(+経験)という人生の保険がある看護師は、低リスクでプチ起業することが可能。構えすぎず気楽な気持ちでプチ起業はじめましょう。

強み②|プチ起業をはじめるための、環境を整えやすい

看護師資格という人生の保険をもっている看護師には、プチ起業をはじめるための環境を整えやすい、という強みもあります。

さらに看護師資格に加えて、3年以上の臨床経験があれば、選べる仕事の選択肢が増えるため、状況に合わせた柔軟な働き方が可能に。なおのこと、プチ起業をはじめるための環境を整えやすくなります。

実際、看護師資格(+経験)があれば、

  • 日勤のみの職場に転職する
  • 夜勤専従の職場に転職する
  • 勤務形態を変更して派遣看護師として働く
  • 勤務形態を変更してアルバイトorパートで働く

などさまざまな働き方が可能。自分に合った働き方を見つけることで、プチ起業をはじめるための環境を確保できます。

わたしもプチ起業をはじめるために、正社員勤務をやめ、派遣看護師やアルバイトなど勤務の融通がきく働き方に変更し、プチ起業のための作業時間を確保しました。

とくにプチ起業を続けるためには、心の余裕を確保することが重要。とはいえ正社員勤務でバリバリ働いている状態では、心の余裕を確保することは難しいため、転職や勤務変更が必須に。

もちろん、転職や勤務変更をすると、給料が下がってしまいますが、将来への投資と考えて割り切ることが重要です。

朝比奈
朝比奈
看護師資格(+経験)を上手に活用して、本業である程度の収入を得つつ、空いた時間をプチ起業の作業時間にあてましょう!

看護師がプチ起業をはじめるメリット・デメリット

では看護師がプチ起業をはじめるメリット・デメリットには、どんなものがあるのでしょうか。

まずは、看護師がプチ起業をはじめるメリットから紹介します。

プチ起業をはじめるメリット

看護師がプチ起業をはじめるメリットは、以下のとおり。

プチ起業をはじめるメリット
  1. 高収入を得られるチャンスがある
  2. 自分のやりたいことを仕事にできる
  3. 金銭的なリスクが低いためチャレンジしやすい
  4. 少ない投資額ではじめられるため、失敗してもやり直しがしやすい
  5. 本業と平行しながら行うため、ローンや引っ越しなどの審査が通りやすい

プチ起業の大きなメリットは、本業と並行しながら自分のやりたい仕事を行えること。

本業と並行して行えば、収入がゼロになるリスクがほぼほぼないため、金銭的な不安を抑えつつプチ起業に挑戦できます。

また、本業と並行して行うことで、ローンや引っ越しなどの審査が通らなくなる、という不測の事態を防ぐことも。

さらにプチ起業の場合、基本的に少ない投資額ではじめられるため、万が一うまくいかなくても、やり直しがしやすいというメリットもあります。

実際、わたしがプチ起業をはじめられのも、失敗しても金銭的な損失が少ないという安心感があったから。

しかも、金銭的な喪失が少ないという安心感があったおかげで、心の余裕をもった状態でプチ起業を続けられました。

朝比奈
朝比奈
いきなり独立するのは心配な人は、プチ起業からはじめるのがオススメ!

プチ起業をはじめるデメリット

看護師がプチ起業をはじめるメリットはさまざまありますが、以下のようなデメリットもあります。

プチ起業をはじめるデメリット
  1. 本業以外と並行して作業を行うため疲れる
  2. 副業禁止の職場だとバレた時のリスクがある

プチ起業をはじめる一番のデメリットは、心身への負担が増えること。

というのもプチ起業をはじめると、本業+プチ起業という働き方になるため、必然的に作業をする時間が増えてしまうから。

もちろんプチ起業自体は強制ではなく、働くペースや時間を自分で決められるため、作業をしないという選択もできます。

しかし作業をしないと、プチ起業で収入を得ることはできないため、結局のところ作業時間が増え心身の負担が増えてしまうことに。

心身への負担が増えるというデメリットを解消するためには、転職などをしてプチ起業をはじめるための環境を整えることが重要。

実際にわたしも、わたしもプチ起業をはじめるために、正社員勤務をやめ、派遣看護師やアルバイトなど勤務の融通がきく働き方に変更。本業とプチ起業の作業時間のバランスを整えることで、心身の負担を減らしました。

ちなみに副業禁止の職場の場合で、プチ起業(副業)していることがバレると、最悪の場合「免職=解雇処分」になってしまう危険が。

ムダな心配をせずにプチ起業(副業)をするためには、副業OKの職場に転職するのが最善策。

副業が禁止されている職場は、以下の2つ。

  1. 公務員扱いになる職場
  2. 就業規則で副業が禁止になっている職場

まずは自分の職場が、副業禁止に当てはまるかどうか確認しましょう。

看護師がプチ起業をはじめる時の心構え・注意点

では次に、看護師がプチ起業をはじめるときの心構えを紹介していきます。

プチ起業をはじめるときの心構え・注意点
  1. 失敗や挫折を前提に行動する
  2. 自己分析を行う
  3. 副業感覚でいろいろな仕事に挑戦する
  4. 長期的な視点で取り組む

ポイント①|失敗や挫折を前提に行動する

プチ起業をはじめるときには「失敗や挫折を経験するのは当たりまえ、気にせず行動しよう」というマインドを持ち続けることが重要です。

なぜなら、一つひとつの失敗や挫折を気にしていると、途中で心が折れてしまい、前へ進めなくなってしまうから。

新しいことをはじめると、必ずと言っていいほど失敗や挫折を経験します。

失敗や挫折を経験するのはプチ起業をはじめるときも同じで、

  • 「思ったとおりにいかない…」
  • 「行動と結果が伴わない…」
  • 「努力が報われない…」

など、多くの失敗や挫折を重ねることに…。

朝比奈
朝比奈
途中で心が折れないようにするためにも、失敗や挫折を前提に行動することが重要です。

ポイント②|自己分析を行う

とくに「プチ起業をはじめたいけど、何をしたらいいかわからない…」と悩んでいる人は、自己分析が必須。

なぜなら自己分析を行うと「仕事をするうえで大事にしたい価値観」や「今後やってみたい仕事や働き方」「これから取り組むべきこと」などを明確にできるから。

たとえば私の場合は、自己分析をすることで「旅をしながら仕事をしたい」という自分の価値観が明確になり、パソコン1台でできるプチ起業をはじようと決めました。

このように自己分析は「プチ起業をはじめたいけど、何をしたらいいかわからない…」という疑問を解決するための重要な作業になります。

なお、自己分析をおこなうときは、無料で利用できるキャリプラン作成補助シートというツールがオススメ!

ポイント③|副業感覚でいろいろな仕事に挑戦する

「自己分析をしたけど、具体的な仕事内容がハッキリしない…」と悩んでいる人は、まずは副業感覚でいろいろな仕事に挑戦しましょう。

いろいろな仕事に挑戦することで、自分のやりたい仕事や、プチ起業のアイデアなどが生まれてきます。

プチ起業をはじめたい看護師にオススメの仕事は、以下のとおりです。

  • Webライター
  • ベビーシッター
  • カウンセラー
  • 講師
  • 転売
  • 料理教室
  • 訪問看護
  • ハンドメイド品やイラストなどの販売 など

まずは、上記のなかから気になる仕事をはじめてみましょう。上記以外にも興味のある仕事があれば、その仕事でもOK。重要なのはとにかくやってみることです。

たとえばWebライターとしてスキル・知識を身につければ、個人事業主(プチ起業家)として働くことも十分に可能。

また、Webライターとしてより高度なスキル・知識を身につければ、ライターを雇って、より多くの仕事を受注できるように。

さらに雇うライターの人数を増やして、より大きな組織をつくれば、プチ起業から起業に方向転換することも可能です。

もちろん、個人事業主(プチ起業家)として働けるのは、Webライターだけではありません。カウンセラーでも講師でも転売でも、スキル・知識を身につければ、個人事業主(プチ起業家)として働くことは十分に可能です。

朝比奈
朝比奈
やりたいことがわからない時は、副業感覚でいろいろな仕事に挑戦することからはじめしましょう。

ポイント④|長期的な視点で取り組む

プチ起業をはじめるときは、長期的な視点で取り組むことが重要。

なぜならプチ起業をはじめても、すぐには思ったとおりの結果がでないことがほとんどだから。

さらに、がんばってもがんばっても目に見える結果がでないときは「このまま続けても意味がないのでは…」「自分は無価値な人間だ…」など、ネガティブな感情に支配されそうになることも…。

ネガティブな感情に支配されそうになったときでも、長期的な視点でプチ起業に取り組めば、心折れずにプチ起業に取り組めたり、焦らず心の余裕をもってコツコツと作業を進められたりできます。

プチ起業をはじめるときには、すぐに思ったとおりの結果がでないことを前提に、長期的な視点で取り組みましょう。

長期的な視点をもつことで、プチ起業に必須となる「心の余裕、根気、折れない心」がうまれます。

看護師がプチ起業をはじめる時にやるべきコト

看護師
看護師
プチ起業をはじめる時には、なにをすればいいの?

プチ起業をはじめる時にやるべきコトは、以下の3つ。

プチ起業をはじめる時にやるべきコト
  1. ブログやSNSをはじめる
  2. プチ起業のための作業時間を確保する
  3. 転職してプチ起業を行うための環境を整える

ポイント①|ブログやSNSをはじめる

ブログやSNSをはじめる一番の理由は、集客力・発信力を高めるため。

というのもプチ起業で結果を出すためには、ネットを使っての集客力や発信力が重要になるから。

実際、2020年5月に総務省が発表した「通信利用動向調査」では、インターネットの人口普及率が約89%、インターネット利用者が約1億人という統計が。

また、各SNSが発表している国内月間アクティブユーザー数では、LINEが8,600万人、Twitterが4,500万人、Instagramが3,300万人という統計が。多くの人がネットを利用していることがわかります。

もちろんブログやSNSで発信をじめたからといって、すべての人に情報を届けられるわけではありません。

しかし、1億人の1%に情報を届けることができれば100万人、0,1%なら10万人、0,01%でも1万人に情報を届けられます。

さらに、1,000円の商品を1万人に売ることができれば、1,000万円、1,000人に売ることができれば100万円の収入を得ることが。

このようにブログやSNSは、プチ起業で結果を出すために重要な集客力・発信力を高めるツールの一つになります。

朝比奈
朝比奈
わたしがブログやSNSで情報発信をしているのも、ネットに無限の可能性を感じたから!

ポイント②|プチ起業のための作業時間を確保する

プチ起業をはじめるときは、プチ起業のための作業時間を確保することが重要です。

なぜなら、プチ起業で結果をだすためには、一定の作業時間が必須になるから。

一説では、ビギナーレベルを脱するためには1,000時間の作業時間が、その道のプロになるために10,000時間の作業時間が必要と言われています。

わたしがプチ起業で結果をだせるようになったのも、作業時間が1,000時間を超えてからでした。

もちろん、ただただ作業時間だけを積み上げても、プチ起業で結果をだせません。プチ起業で結果をだすためには「失敗→問題点の把握→改善→失敗→問題点の把握→改善→…」というサイクルを回して、失敗を失敗で終わらせないことが重要です。

ポイント③|転職してプチ起業を行うための環境を整える

プチ起業をはじめる時には、プチ起業を行うための環境づくりも重要。

というのも本業をガッツリ行いながら、休みの日にプチ起業を行うのは心身ともかなりハード。まして夜勤ありの不規則勤務でのプチ起業なんて、現実的ではないから。

また副業禁止の職場では、そもそもプチ起業自体がNG。仮に副業禁止の職場でプチ起業をしていることがバレてしまったら、なんらかの処分を受けてしまう危険があります。

プチ起業の作業時間を確保しつつ、安全にプチ起業を行うためにも、働き方を変えることを検討しましょう。

働き方を変える方法としてとくにオススメなのが「転職」。プチ起業をはじめる前提として転職する場合は、夜勤のない職場や、副業可能な職場へ転職するようにしましょう。

なお、失敗しない転職をするためには、看護師転職サイトを活用して、転職先の情報収集をしっかりと行ったうえで転職することが重要。

なぜなら、転職先の情報収集を怠ると、実際の勤務内容が違う、聞いていた勤務条件と違うなどのトラブルに巻き込まれてしまう危険があるから。

看護師転職サイトは、転職活動で必須となるすべてのサポートを「無料」で行ってくれるサイトのこと

看護師転職サイトを活用すれば、転職のプロである転職エージェントが転職のサポートを行ってくれるため、転職後のトラブルに巻き込まれるリスクを減らすことが。

また転職エージェントがいれば、具体的な勤務条件や細かい勤務内容など、直接聞きにくいことをあなたの代わりに聞いてくれるため、より詳細な情報収集を行えます。

さらに看護師転職サイトを活用すると、比較検討できる求人数が増え、より条件のいい求人と出会える確率が上がるというメリットも。より条件のいい求人と出会えれば、プチ起業をおこなう上でも大きなプラスになります。

失敗しない転職をおこなうためには、看護師転職サイトが必須。しっかりと情報収集を行い、プチ起業をはじめるための環境を整えましょう。

ちなみに、わたしが実際に利用したよかった看護師転職サイトは以下の3つ。

 転職サイト 求人数HP
1位レバウェル看護
(看護のお仕事)
2位マイナビ看護師
3位ナースパワー

看護師転職サイトの選び方やオススメの転職サイトの詳細については「【転職経験者が厳選】看護師転職サイトランキングTOP3を紹介!」で詳しく解説しているので、参考にしてもらえたらうれしいです。

【まとめ】看護師でもプチ起業をはじめられる!転職して環境を整えよう

今回は、看護師でもプチ起業をはじめられる理由やプチ起業をはじめるメリット・デメリット、プチ起業をはじめる時の心構え・やるべきコトなどについて解説してきました。

結論として、看護師でもプチ起業をはじめることはできます。

ただし、プチ起業で結果をだすためには、プチ起業をはじめるための環境を整え、プチ起業を行うための作業時間を確保することが必須。

さいわい看護師には低リスクでプチ起業をはじめられる」「プチ起業をはじめる環境をつくりやすい」という2つの強みがあります

プチ起業で結果を出すためにも、勇気をだして転職を行い、プチ起業に集中できる環境を整えましょう!

看護師におすすめの転職サイトを知りたい方はこちら!

  • 厚生労働省|第2回看護職員需給見通しに関する検討
  • 総務省|通信利用動向調査
  • マナミナ|最新版!総務省調査で見るSNS利用率 ~ 10代でTikTokが50%を超えるなど年代別にも注目