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【解決】先輩看護師への申し送りが怖い【申し送りを上手に行うコツ】

申し送りを上手に行うコツを知りたい看護師
申し送りを上手に行うコツを知りたい看護師
先輩看護師への申し送りで怖い思いをしたくない…。

怖い思いをしたくないので、申し送りが上手な先輩看護師がどうやって申し送りをしているのか知りたいです。

こういった疑問に答えます。

朝比奈
朝比奈
この記事を書いている私は、看護師歴10年。

現在は、看護・介護の転職アドバイザーとして活動しています。

看護師の申し送りに関して、実体験と先輩看護師の体験談にもとづいて解説します。

先輩看護師への申し送りは怖いものです

結論からいうと、先輩看護師がいる限りは申し送りの恐怖から逃れることはできません。

理由は明確で、どんな職場にも怖い先輩看護師が一人か二人はいるからです

実際に私の場合も看護師5年目である程度経験を積んでいても、怖い先輩看護師への申し送りをするときには何を言われるのだろうと恐怖を感じていました。

そこからわかったことは、申し送りの恐怖を完全になくすことはできないということ。

そしてできることは、申し送りスキルを磨いて怖い思いをする頻度を減らすということでした。(申し送りには完璧というものがないので、怒られるときは怒られます…。)

体験談「私が申し送りで怖い思いをした話」

実際に私が1年目のときには、こんなことがありました。

1年目のある日、患者の胸腔ドレーンからのリーク数を「1ぽこ、2ぽこ」と伝えたところ、「そんな表現でいいわけないでしょ!素人か!」と怒られてしまいました

「少量」というよりもわかりやすいかと思ったのですが、共有されている表現でないといけないということを学びました。

よくある質問「申し送りにルールはないの?」

病院によっては、申し送り内容や時間、場所にルールを設けている場合があります

理由としては、申し送り時間の削減による勤務時間の短縮化のためです。

実際に、申し送りのルールがある病院で働いている知り合いに話を聞いてみると、以下のようなメリットがあるといっていました。

  • ルールがあることで自分で情報収集すべき範囲の内容が明確になった
  • ルールに逸脱する理不尽な怒り方をする先輩の言葉は聞き流す余裕ができた
  • 申し送り内容にルールがあるため申し送る内容を整理しやすくなった
  • 申し送り内容・時間が決まっているため理不尽なことを言われる回数が少なくなった

先輩看護師への申し送りを上手に行うコツ

結論として申し送りを上手に行うためには「徹底的な真似」と「徹底的な練習」が重要です

なぜかというとこの2つを行うことが、申し送りのスキルを上げるための一番の近道だからです。

体験談「私が実際に行なった方法」

新人のころの私も、申し送りでよく怒られていまいした。(とくに主任への申し送りのときには、よく空気が凍りついていました…。)

理由は明確でなにをどう伝えればいいのか、まったく理解できていなかったからです

そんなときに、ある先輩看護師から教えてもらったのが「真似」と「練習」です。

実際にこの2つのことをはじめてから、少しずつ申し送りで現場が凍りつく頻度が減っていきました。

よくある質問「真似と練習というけど具体的にはどうするの?」

そんなあなたの疑問に対して、以下で詳しく解説します。

  • 徹底的に真似る
  • 徹底的に練習する

徹底的に真似る

結論として上手な申し送りをするためには、簡潔でわかりやすい申し送りをする先輩を徹底的に真似ることが重要です。

なぜかというと新人のころというのは、患者の全体像をつかめない・看護問題や治療の進行状況がわからない等、圧倒的に看護師としての経験が不足しているからです。(一部の人を除いて…)

とくに性格上、緊張しやすい人や、国語が苦手で文章構成能力に自信がない場合はなおさら伝えるのが難しいものです。

実際に私が新人のころも、なにもできない毎日に苦しんでいました。

そんなときにはじめたのが、できる先輩を徹底的に真似ることです。

  1. できる先輩が申し送りをしている隣に座る
  2. 申し送り内容をそのままメモする(ほんとうに完全コピーしていました。)
  3. 完全コピーしたメモを片手に、できる先輩のセリフをコピーして申し送りをする

真似のすごいところは続けていくうちに、メモを見なくても徐々にセリフをいえるようになったことです。

よくある質問「上記の方法ができない場合はどうすればいい?」

そういった場合は、次の方法があります。

その方法とは受けた申し送り内容の数値だけ変えて、次の担当者に申し送るという方法です

実際に私もこの方法で申し送りをしていましたが、大きなズレがなく申し送りをすることができました。(つっこみが激しい先輩看護師の場合は、予想外の質問がきてあたふたすることもありました…。)

徹底的に練習する

結論として上手な申し送りをするためには、できるだけ多くの回数をこなすことが重要です。

理由は明確で、練習の数だけスキルアップするからです。

あのスティーブ・ジョブズでも、5分間のプレゼンテーションに数百時間かけて準備をしたと言われています

よくある質問「具体的には、どこで・どんな練習をするの?」

一番いいのは、家に帰ってからすぐに練習することです。

なぜなら申し送りの記憶が鮮明なうちに、その日の反省点を踏まえて練習をした方が効果的だからです

実際に私は「先輩が理解しやすい内容を順序だてて話せること」を目標にして、帰ってから1〜2時間程度部屋で練習していました。(もっと練習したかったのですが、他にもやることがいっぱいで1〜2時間が限界でした…。)

申し送りに関するよくある質問

ここでは、申し送りに関するよくある質問について解説します。

よくある質問「転棟する場合の申し送り方法は?」

他の病棟に転棟する場合は、転棟先の求めているカテゴリーの情報を丁寧に伝えることが大切です

なぜかというと病棟によって、申し送るカテゴリーの優先順位が変わるからです。

転棟時の申し送り一例
ICUから一般病棟への申し送り 患者の全身状態はある程度安定しているため循環器・呼吸器系のカテゴリーよりも、ADLの状況やリハビリの進行状況、家族の様子などを申し送る
急性期病棟への申し送り 意識レベルや循環器・呼吸器系を優先
回復期リハビリテーション病棟への申し送り リハビリの状況や日常生活援助の程度を優先

転棟する場合の申し送りで注意すること

転棟する場合の申し送りでは、時系列で長々と話すのではなく自分の受け持ち患者がどの健康レベルにあるのか、看護問題が何かを思い浮かべていくようにします

そうすることでおこなった看護ケア・おこなって欲しいケア内容の伝え忘れがなくなります。

また自分が何を言いたいかより、相手が何を知りたいと思っているのかを考えることも大切です。

よくある質問「オペ出しする場合の申し送りの方法は?」

オペ出しでの申し送りでは、要点をまとめ簡潔に申し送るのが吉です

その理由は、オペ室の看護師さんは長々と話を聞いているタイプではないからです。

私も最初の頃は、申し送りが長いとよく怒られていました。

ただ転棟と比べて、オペ室の申し送り事項は限られているので、回数をこなすうちに徐々に申し送りのポイントをつかむことができてきます。(当日のバイタル・既往歴・アレルギーの有無・禁忌事項など)

また忘れ物は厳禁なので、チェックリストを用いてのチェックをお勧めします。(オペによって持ち物が違うので注意が必要。)

よくある質問「申し送られた情報を上手に整理する方法は?」

情報を上手に整理するためには、患者別ワークシートなどを有効活用するといいです。

なぜかというと患者別ワークシートには、その日の患者に必要な治療やケアがすでに入力されているため、患者さんの行動に情報を当てはめるだけでいいからです

ただ単純にバイタルや食事の様子など、受け取ったすべての情報をキレイに箇条書きにしても患者さんの全体像は見えにくいです。

たとえば午前中のリハビリという予定の近くに、患者さんの夜間の睡眠状況を記入することで、PTやOTとの情報共有がしやすくなり患者さんの様子にも配慮できます。

このように申し送りでうけとった情報を、どこで活かすのかを考えると情報を整理しやすくなります。

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