看護師

看護師の働く場所は、病院以外にもたくさんある【オススメは介護系】

病院以外の働く場所を知りたい看護師
病院以外の働く場所を知りたい看護師
病院以外で、看護師が働くことができる場所を知りたい。

できれば、働く場所ごとの仕事内容や、給料、オススメの職場なども知りたい。

病院以外で働きたいと思っているので、実際に働く場所を変えたことがある看護師の話を聞きたいです。

こういった疑問に答えます。

朝比奈
朝比奈
現在は看護・介護の転職アドバイザーとして活動しています。

私自身、はじめは「看護師=病院」という固定概念があり、病院以外で働くという選択肢がありませんでした。

そんな固定概念を壊すことができたのは、転職活動をおこない、実際に働く場所を変えたから。

しかも、働く場所を変えたことで、視野が広がり、自分が本当にしたい生き方をみつけることができました。

今回は、そんな私の実体験にもとづいて、看護師の働く場所について解説します。

看護師が働くことができる場所【病院以外にもいろいろあります】

結論として、病院以外にも、看護師が働くことができる場所はいろいろあります。

具体的には、以下のとおり。

老人ホーム 保育園 障害者福祉施設
企業の看護師 治験コーディネーター ツアーナース
救護室 デイサービス 検診センター
美容クリニック 訪問看護 献血ルーム
児童養護施設 コールセンター クリニカルスペシャリスト
クリニック 訪問入浴 etc…

一つずつ解説します。

働く場所①「老人ホーム」

老人ホームでの仕事内容は、以下のとおり。

  • 健康管理
  • 簡単な医療処置
  • 身体介護や生活援助
  • 服薬管理
  • 往診の対応
  • etc…

年収については、以下のとおり。

  • 約450〜550万円

働く場所②「保育園」

保育園での仕事内容は、以下のとおり。

  • 健康管理
  • 応急処置
  • 感染症対策
  • アレルギー対策
  • 保護者への健康指導等
  • etc…

年収については、以下のとおり。

  • 約300〜400万円

働く場所③「障害者福祉施設」

障害者福祉施設での仕事内容は、以下のとおり。

  • 健康管理
  • 簡単な医療処置
  • 通院の動向・日程調整
  • 施設職員への指導
  • 家族との連携役
  • 身体介護や生活援助
  • etc…

年収については、以下のとおり。

  • 約300〜500万円

働く場所④「企業の看護師」

企業の看護師の仕事内容は、以下のとおり。

  • 健康指導
  • 健康相談
  • 職場環境の改善
  • 怪我の応急処置
  • メンタルカウンセリング
  • etc…

年収については、以下のとおり。

  • 約450〜500万円

働く場所⑤「治験コーディネーター」

治験コーディネーターの仕事内容は、以下のとおり。

  • 治験のサポート
  • 関係各所への連絡、調節業務
  • 被験者のスケジュール管理、ケア等
  • 資料の作成・整理
  • 治験情報の管理
  • etc…

年収については、以下のとおり。

  • 約400〜500万円

働く場所⑤「ツアーナース」

ツアーナースの仕事内容は、以下のとおり。

  • 旅行前の打ち合わせ
  • ツアー参加者の健康管理
  • 怪我や体調不良など、緊急時の対応
  • 医療機関への付き添い、引き継ぎ業務
  • etc…

ツアーナースの場合は、派遣での単発の仕事がメインになります。

そのため、ここでは年収ではなく、1回あたりの収入を記載しています。

  • 約1〜1,2万円

働く場所⑤「救護室」

救護室の仕事内容は、以下のとおり。

  • ケガ人や急病人への対処
  • 救急搬送の要請、搬送の対応
  • etc…

救護室の場合は、派遣での単発の仕事がメインになります。

そのため、ここでは年収ではなく、1回あたりの収入を記載しています。

  • 約1〜1,5万円

働く場所⑤「デイサービス」

デイサービスの仕事内容は、以下のとおり。

  • 健康状態の確認
  • 医療処置(血糖測定、インシュリン注射、褥瘡処置など)
  • 服薬管理
  • 緊急時の対応
  • 機能訓練
  • レクレーションのサポート
  • etc…

年収については、以下のとおり。

  • 約340〜400万円

働く場所⑤「検診センター」

検診センターの仕事内容は、以下のとおり。

  • 検査や処置のサポート
  • 診察の介助
  • 受信希望者の与薬管理
  • 事業所への書類送付
  • etc…

年収については、以下のとおり。

  • 約350〜450万円

働く場所⑥「美容クリニック」

美容クリニックの仕事内容は、以下のとおり。

  • 診療や手術のサポート
  • 施術(脱毛や注射など)
  • 術前や術後のフォロー
  • カウンセリング
  • 医療機器、物品の管理
  • etc…

美容クリニックの場合は、選ぶクリニックやスキル・能力によって、年収が大きく異なります。

  • 約400〜900万円

働く場所⑦「訪問看護」

訪問看護の仕事内容は、以下のとおり。

  • 健康管理、健康指導
  • 医療処置(点滴、インシュリン注射、褥瘡処置など)
  • 服薬管理
  • 嚥下訓練、歩行訓練
  • ターミナルケア
  • 利用者と家族のメンタルケア
  • etc…

年収については、以下のとおり。

  • 約420〜500万円

働く場所⑧「献血ルーム」

献血ルームの仕事内容は、以下のとおり。

  • 受付、問診
  • 採血業務
  • 記録、物品管理
  • 緊急時の対応
  • etc…

年収については、以下のとおり。

  • 約380〜400万円

働く場所⑨「児童養護施設」

児童養護施設の仕事内容は、以下のとおり。

  • 健康管理、健康相談
  • 感染症や疾病の予防、対応
  • 医療的なケア
  • 衛生管理
  • ケガ、急病への対応
  • 服薬管理
  • 病院への付き添い、連携
  • etc…

年収については、以下のとおり。

  • 約350〜440万円

働く場所⑩「コールセンター」

コールセンターの仕事内容は、以下のとおり。

  • ケガや病気の処置に対する電話対応
  • 健康や病気に関する電話対応
  • 介護やメンタル、育児に対する電話対応
  • 薬の飲み方や使い方、効果などの説明
  • 医療機器の取り扱いや使用方法などの説明
  • etc…

年収については、以下のとおり。

  • 約340〜400万円

働く場所⑪「クリニカルスペシャリスト」

クリニカルスペシャリストの仕事内容は、以下のとおり。

  • 臨床データの提出
  • 自社製品の使い方やメリットなどの説明
  • 自社製品導入前のデモンストレーションの実施
  • 自社製品導入時の立ち会い
  • 自社製品導入後のアフターフォロー
  • etc…

年収については、以下のとおり。

  • 約450〜600万円

働く場所⑫「クリニック」

クリニックの仕事内容は、以下のとおり。

  • 診療の補助
  • 診察前の問診
  • バイタル測定
  • 検査の説明
  • 採血、注射、点滴
  • 医療器具の洗浄、消毒
  • 薬品や物品の管理、発注
  • etc…

*クリニックによって業務内容が異なる

年収については、以下のとおり。

  • 約300〜400万円

働く場所⑬「訪問入浴」

訪問入浴の仕事内容は、以下のとおり。

  • 入浴前後の健康状態の確認
  • 皮膚状態の確認
  • 入浴後の処置
  • 記録
  • 入浴のサポート
  • etc…

訪問入浴の場合は、パートまたは派遣での勤務がほとんどです。

そのため、ここでは1日あたりの収入を記載しています。

  • 約9千円〜1,2万円

働く場所は変えたいけど、どこに転職していいかわからない…【病院以外なら介護系がオススメ】

とくに、「病院を辞めたい…、働く場所は変えたい…けど、どこに転職していいかわからない…」と悩んでいるなら、介護系をおすすめします。

理由は、以下のとおり。

  • 病院で培ったスキル・知識を活かすことができる
  • 身体的・精神的な負担が減る

実際に私は介護施設やデイサービス、訪問入浴で働いた経験がありますが、病棟で培った経験を、ほぼほぼそのまま活かすことができました。

たとえば、トイレ介助やお風呂介助、体位変換、バイタル測定、褥瘡処置、胃ろう管理などは、介護施設でも病院同様におこないます。

また、介護施設では、看護師が利用者の健康状態を把握して、緊急時の対応や往診の対応などをおこないます。

このように介護系の職場では、病院で培ったスキル・知識が大いに役立つんです。

そういった意味でも、働く場所を変えるなら介護系はおすすめの職場です。

ただし、働く場所として介護系の職場を選ぶときには注意点があります

理由は、向き不向きがあるから。

というのも、病棟と介護系の職場では、さまざまな違いがあるんです。

具体的には、以下のとおり。

  • 業務における考え方にギャップがある
  • 病棟のあたり前が、介護系の職場には通用しない
  • 求められているニーズが違う

実際に、介護現場と病棟勤務のギャップについていけず、すぐに辞めてしまう看護師がいます。

ただ、すぐに辞めてしまうのはデメリット大なので、避けたほうがいいです。

というのも、短期間で仕事を辞めていまうと、採用担当者に不信感を与え、転職を不利にしてしまう原因になってしまうから。

そういった危険を避けるためには、まずは派遣看護師として働くのがいいです。

派遣看護師がいい理由

一番の理由は、履歴書を傷つけることなく、職場を変えることができるから。

具体的には、以下のとおり。

  1. 雇い主が派遣会社
  2. A施設を辞めて、B施設に行く
  3. 雇い主は派遣会社のままだから、履歴書に退職と書かなくていい
  4. 結果、履歴書が傷つかない

ちなみに、派遣会社にはそれぞれ得意分野があるため、複数の派遣会社に登録したほうがいいです。

私が実際に利用したオススメの派遣会社

看護師が働く場所を変えるときにやるべきこと【病院以外の選択肢もいれるべし】

経験として、働く場所を変えるときには、以下の2つのことを意識することが重要です。

  • 病院以外の選択肢も視野にいれる
  • しっかりと自己分析をおこなう

やるべきこと①「病院以外の選択肢も視野にいれる」

なぜかというと、選択の幅が広がるから。

もちろん、病院以外の選択肢のなかに、医療・福祉以外の職場を含めるもOK。

実際に私は、医療・福祉以外の仕事を選択肢のなかにいれることで、看護師から一般職に転職することができました。

その結果、ストレスフルな毎日から解放され、心穏やかな毎日を過ごすことができるようになりました。

やるべきこと②「しっかりと自己分析をおこなう」

とくに、以下のような疑問があるなら、自己分析は必須になります。

病院以外にいろいろな職場があるのはわかったけど、どこに転職すればいいかわからない?

なぜなら、どこに転職すればいいかわからない…、という疑問を解決するためには、どう生きたいかを明確にすることが重要だからです。

よくある質問「自己分析はどうやっておこなえばいいの?」

無料で利用できるツールがあるので、まずはそれを利用すれば問題なし。

そのツールというのが、キャリアプラン作成補助シートです。

キャリアプラン作成補助シートには、自分の個性・性格や仕事を選ぶうえでのこだわり、自分の強み・弱み、将来取り組みたい仕事や働き方などに答える項目があります。

これらの項目を一つずつ答えていくことで、自己理解をおこなうことができ、最終的に「どう生きたか」を明確にすることができます。

【無料】キャリアプラン作成補助シートのダウンロード先

キャリアプラン作成補助シートは、厚生労働省のジョブカード制度の一つで、「ジョブカード制度総合サイト」から無料でダウンロードすることができます。

  • キャリアプラン作成補助シート(PDFExcel記入例
  • キャリアプラン作成補助シート付録(PDFExcel*必要に応じて

*参照:厚生労働省・ジョブカード制度総合サイト

一人で考えても、どうすればいいかわからない…

そんな場合は、誰かに相談するのがいいと思います。

というのも、自分が本当に思っていることを明確にするためには、誰かと「話をしながら」頭の中を整理することが大切だから。

相談する相手は、話しやすい相手なら親でも友人でも、同期、先輩でも誰でもOK。

また、今だと「どう生きたいか?」を明確化してくれる、キャリアのパーソナル・トレーニングサービスもあるので、そういったものを利用するのもいいと思います。

朝比奈
朝比奈
あと、これは宣伝ですが、私自身も「看護師を辞めたい方の生き方相談」というものをやっています。

詳しくは、以下の記事で紹介しているので、一度、みてもらえるとうれしいです。

看護師を辞めたい方の生き方相談を受けます【看護師歴10年×転職アドバイザー】こんにちは、Life-Climber朝比奈です。看護師を辞めたいけど、どうすればいいかわからない…そんなあなたにとっての、最適な生き方を一緒に考えます。...