その他

看護師だけど、命に関わらない仕事をしたい…【結論:実現可能です】

命に関わらない仕事をしたい看護師
命に関わらない仕事をしたい看護師
看護師だけど、命に関わらない仕事をしたい。

どんな仕事があるか知りたい。

また、どの仕事を選べばいいかしりたい。

看護師として今後の生き方に悩んでいるので、実際に命に関わらない仕事をしている看護師の話を聞きたいです。

こういった疑問に答えます。

朝比奈
朝比奈
この記事を書いている私は、看護師歴10年。

現在は看護・介護の転職アドバイザーとして活動しています。

私も同じ看護師として,命に関わる仕事の大変さは痛いほどわかります。

そして、命に関わらない仕事をしたい仕事をしたい、という切実な思いも理解できます。

幸い今の私は、命に関わらない仕事をすることができているため、かなりのストレス減で毎日をおくることができています。

今回はそんな私の実体験にもとづいて、命に関わらない仕事について解説します。

看護師だけど、命に関わらない仕事をしたい【結論:ほぼ可能です】

看護師でも、命に関わらない仕事をすることはほぼ可能です。

なぜかとういうと、病院以外でも看護師資格をいかして働ける職場があるからです。

具体的には、以下のとおり。

企業看護師 検診センター 献血センター
デイサービス 介護施設 訪問入浴
クリニック 保育園 看護学校の教員
コールセンター クリニカルスペシャリスト etc…

もちろん、上記の職場を選んだとしても、看護師というポジション&医療・福祉の現場で働く限り、完全に命に関わる仕事から逃れることはできません。

とはいえ、病棟勤務に比べれば、命に関わる比重は確実に減ります。

候補①「企業看護師」

命に関わらない職場の一つとして、企業看護師を候補にあげたのは、以下のような仕事内容だからです。

  • 健康診断の補助・フィードバック
  • 保健指導や集団教育
  • 報告書の作成やミーティングへの参加
  • 健康相談や健康だよりの作成等
  • メンタルカウンセリング
  • 急な疾病やケガに対する応急処置
  • etc…

このように、企業看護師の場合は、「従業員の健康管理業務」などが主な仕事になるため、病棟勤務に比べて命に関わる比重が格段に少なくなります。

候補②「健診センター」

命に関わらない職場の一つとして、健診センターを候補にあげたのは、以下のような仕事内容だからです。

  • 採血
  • 身長・体重測定
  • 視力・聴力検査
  • 乳がん健診・子宮がん健診・内視鏡検査などの診察介助
  • 予約管理や検査結果のチェック、書類作成などの事務作業
  • etc…

このように、健診センターの場合は、「健康診断や人間ドックの介助」などが主な仕事になるため、病棟勤務に比べて命に関わる比重が格段に少なくなります。

候補③「献血センター」

命に関わらない職場の一つとして、献血センターを候補にあげたのは、以下のような仕事内容だからです。

  • 輸血用血液の採血業務
  • 採血資材の在庫管理
  • 血液搬送の準備
  • 記録や、物品管理・検査機器の点検
  • 緊急時の対応
  • etc…

このように、献血センターの場合は、「採血業務」などが主な仕事になるため、病棟勤務に比べて命に関わる比重が格段に少なくなります。

候補④「デイサービス」

命に関わらない職場の一つとして、デイサービスを候補にあげたのは、以下のような仕事内容だからです。

  • バイタル測定
  • 入浴後の処置(軟膏塗布や湿布貼付、褥瘡処置など)
  • レクリエーションのサポート
  • 服薬管理
  • 血糖測定・インスリン注射
  • 食事介助・口腔ケア
  • 記録の作成
  • etc…

このように、デイサービスの場合は、「健康状態の確認や簡単な医療処置、身体介助」などが主な仕事になるため、病棟勤務に比べて命に関わる比重が格段に少なくなります。

候補⑤「介護施設」

命に関わらない職場の一つとして、介護施設を候補にあげたのは、以下のような仕事内容だからです。

  • 健康管理(バイタル測定など)
  • 服薬管理
  • レクリエーションのサポート
  • 簡単な医療処置(血糖測定・インスリン注射・褥瘡処置・たん吸引など)
  • 日常生活のサポート(食事介助・排泄介助・移動介助など)
  • 緊急時の応急処置
  • etc…

このように、介護施設の場合は、「健康管理や日常生活のサポート、簡単な医療処置」などが主な仕事になるため、病棟勤務に比べて命に関わる比重が格段に少なくなります。

候補⑥「訪問入浴」

命に関わらない職場の一つとして、訪問入浴を候補にあげたのは、以下のような仕事内容だからです。

  • 入浴前後のバイタル測定
  • 入浴可否の判断
  • 入浴介助(全身状態の観察・更衣介助)
  • 簡単な処置(軟膏塗布・湿布貼付・褥瘡処置など)
  • 記録
  • etc…

このように、訪問入浴の場合は、「健康状態の確認や入浴介助」などが主な仕事になるため、病棟勤務に比べて命に関わる比重が格段に少なくなります。

候補⑦「クリニック」

命に関わらない職場の一つとして、クリニックを候補にあげたのは、以下のような仕事内容だからです。

  • 診療の補助
  • 問診・バイタル測定
  • 検査の説明や補助(心電図測定・レントゲン撮影など)
  • 採血・注射・点滴
  • 雑務(備品管理・電話対応・掃除など)
  • etc…

このように、クリニックの場合は、「診察・検査の補助や雑務」などが主な仕事になるため、病棟勤務に比べて命に関わる比重が格段に少なくなります。

候補⑧「保育園」

命に関わらない職場の一つとして、保育園を候補にあげたのは、以下のような仕事内容だからです。

  • 健康管理(ケガや体調不調などへの対応など)
  • 園内の衛生管理
  • 保健指導(感染症への対策など)
  • 保育士の補助(子供もお世話など)
  • 保育士・保護者への健康アドバイス
  • 健康診断や歯科検診の補助
  • etc…

このように、保育園の場合は、「園児の健康管理や保育士の補助」などが主な仕事になるため、病棟勤務に比べて命に関わる比重が格段に少なくなります。

候補⑧「看護学校の教員」

命に関わらない職場の一つとして、看護学校の教員を候補にあげたのは、以下のような仕事内容だからです。

  • ミーティング
  • 授業や実習での指導・教育
  • 生活指導や進路相談
  • 実習の準備・日程調整・実習指導
  • 授業の準備・事務作業
  • etc…

このように、看護学校の教員の場合は、「学生の指導・教育」などが主な仕事になるため、病棟勤務に比べて命に関わる比重が格段に少なくなります。

候補⑨「コールセンター」

命に関わらない職場の一つとして、コールセンターを候補にあげたのは、以下のような仕事内容だからです。

  • 問い合わせや相談への対応
  • 急なケガや病気の処置に対する電話対応
  • 健康・育児・介護などに関する電話相談
  • 薬の飲み方や使い方などの説明
  • 医療機器の取り扱い方法などの説明
  • etc…

このように、コールセンターの場合は、「電話対応・相談」などが主な仕事になるため、病棟勤務に比べて命に関わる比重が格段に少なくなります。

候補⑩「クリニカルスペシャリスト」

命に関わらない職場の一つとして、クリニカルスペシャリストを候補にあげたのは、以下のような仕事内容だからです。

  • 臨床データの提出
  • 自社製品の使い方やメリットなどの説明
  • 自社製品導入前のデモンストレーションの実施
  • 自社製品導入時の立ち会い
  • 自社製品導入後のアフターフォロー
  • etc…

このように、クリニカルスペシャリストの場合は、「営業職の販売活動のサポート」などが主な仕事になるため、病棟勤務に比べて命に関わる比重が格段に少なくなります。

命に関わらない仕事をしたいけど、どこに転職すればいいかわからない看護師へ【介護系がいい】

どこに転職すればいいか悩んでいる場合は、まず介護系の職場に転職するのがいいと思います。

理由は、以下のとおり。

  • 命に関わる状況に遭遇することが少ない
  • 病棟経験で培ったスキル・知識をいかすことができる

理由①「命に関わる状況に遭遇することが少ない」

なぜかというと、病棟と介護では役割が違うから。

  • 病棟(医療):治療をサポートすることが目的
  • 介護(福祉):日常生活をサポートすることが目的

上記のとおりで、介護はあくまでも日常生活のサポートがメインになるため、病棟のように直に命に関わる業務をすることが劇的に減ります。

実際に介護現場で働いてみて

実際に私も、介護施設やデイサービス、訪問入浴などの職場を経験しましたが、命に関わる事態に遭遇したことはほぼほぼありませんでした。

それに加えて、命に関わる事態が発生したときは、救急車を呼んで、そのまま病院に搬送されていくため、病棟のように救急カートを運んできての処置などは基本的になかったです。

理由②「病棟経験で培ったスキル・知識をいかすことができる」

なぜかというと、介護現場で求められるがスキル・知識と、病棟での経験がマッチするから。

実際、介護現場では、以下のような業務をおこないます。

介護施設の業務
食事介助 排泄介助 入浴介助
更衣 口腔ケア 清拭
生活援助 レクレーション etc…
デイサービスの業務
送迎 食事介助 排泄介助
入浴介助 レクレーション etc…

このように、介護現場では、病棟で培った経験をほぼそのままいかすことができるんです。

そういった意味でも、介護現場は、はじめての転職に最適な職場と思います。

ただし、介護現場に転職するなら派遣看護師からのほうがいい件

なぜなら、介護現場と病棟勤務のギャップについていけず、転職してすぐに辞めてしまう看護師がいるから。

実際問題、短期間で仕事を辞めるというのは、採用担当者に不信感を与え、転職を不利にしてしまう原因になってしまいます。

そういった危険を避けるためにも、まずは派遣看護師として働いたほうがいいです。

派遣看護師のメリット

メリットは、以下のとおり。

  • 履歴書を傷つけることなく職場を変えることができる→雇い主が派遣会社だから
  • 大抵の場合、時給がいい→時給2,000越の職場アリ

ちなみに、派遣会社にはそれぞれ得意分野があるため、複数の派遣会社に登録したほうがいいです。

私が実際に利用したオススメの派遣会社

看護師が完全に命に関わらない仕事をする方法【医療&福祉以外の仕事をする】

方法は一つ、医療&福祉以外の仕事をすることです。

なぜなら、医療・福祉の現場で働く限り、完全に命に関わる仕事から逃れることはできないから。

具体的には、営業や事務、広報など、看護師とはまったく関係ない一般職に転職する必要があります。

看護師から一般職に転職するときの注意点

注意点は、以下のとおり。

  • 看護師の経験は一旦忘れる
  • 新卒のつもりでがんばる
  • 給料が減るのを覚悟する

一つずつ解説します。

注意点①「看護師の経験は一旦忘れる」

なぜかというと、対応する相手がまったく違うから。

具体的には、以下のとおり。

  • 看護師:患者さん
  • 一般職:お客さん

上記の一番の違いは、金銭的な利害関係が常につきまとうこと。

というのも、患者さんとお客さんでは、求めているもの(=解決してほしいこと)が違います。

  • 患者さん:病気を治療するためのサポート
  • お客さん:購入する(購入した)商品に対するサポート

上記のとおりで、看護師と一般職では、基盤となる部分がまったくことなります。

なので、一般職に転職するときは、看護師の経験を一旦忘れたほうがいいです。

注意点②「新卒のつもりでがんばる」

なぜなら、一般職では看護師の経験がほぼほぼ意味なしになってしまうから。

実際、看護師と一般職では、仕事内容がまったくことなります。

看護師の仕事内容
問診 点滴・注射・採血 食事・排泄・入浴などの介助
各種検査の介助 患者さんの移送 手術の補助
体位変換 カルテの記載 夜勤の巡回
バイタル測定 ガーゼ交換 etc…
一般職の仕事内容
電話対応 書類作成 営業・経営などのサポート
顧客対応 郵便物の発送・仕分け データ入力
見積書・請求書・発注書などの作成・発送・管理 在庫管理 プレゼンテーション資料の作成
伝票処理・整理 契約書の締結 etc…

このように、看護師と一般職では仕事内容がまったくことなります。

なので、一般職に転職するときは、新卒のつもりでがんばる必要があります。

注意点③「給料が減るのを覚悟する」

なぜなら、看護師から一般職に転職すると給料が減る可能性が大だから。

具体的には、以下のとおり。

全体 20〜29歳 30〜39歳
看護師 約525万円 290〜348万円 356〜368万円
一般事務 約248万円 136〜199万円 114〜214万円
医療秘書 約320万円 190〜257万円 176〜276万円
経理 約360万円 221〜289万円 210〜321万円
広報職 約440万円 281〜353万円 279〜379万円
営業職 約520万円 341〜418万円 348〜448万円

参照:平均年収.jp

上記のとおりで、一般事務や医療秘書、経理などに転職した場合は、看護師より年収が下がってしまいます。

実際に私も一般職に転職してから、給料がガクッと減ってしまいました。

ただ、看護師時代に比べて、心身ともにリラックスした状態で仕事することができているので、後悔はありません。

看護師だって、命に関わらない仕事をしてもいい【働き方は自由です】

個人的には、看護師だからといって、命に関わる仕事をするべきとは思いません。

なぜなら人生の最適解というのは、常に変化するものだからです。

実際に私の場合も、看護師を一生続けることに絶望し、周囲の大反対や批判を押し切って看護師を辞めましたが、本当にやめてよかったと思っています。

看護師を辞めてよかった理由

理由は、以下のとおり。

  • 身体的・精神負担が激減した
  • ストレスが激減し、心身ともに穏やかに過ごせる日が増えた
  • 人生に希望ができ、「生きていて楽しい」と思えることが増えた

こんな感じで、看護師を辞めたら人生の「幸せ指数が格段にアップ」しました。

具体的には、以下の記事で解説しているので、参考にしてもらえるとうれしいです。

【実体験】看護師を辞めてよかったです【理由→幸せ指数があがった】質問です…看護師を辞めてよかったですか?辞めてよかったと思うなら、その理由を知りたいです。あと「看護師を辞めなければよかった…」、という後悔をしたないので、実際に看護師を辞めた経験がある人から、辞める前にやるべきことや看護師から別の仕事に転職するための方法、看護師を辞めた後の生活などについて教えてほしいです。こういった疑問に答えます。...