看護師

【悲報】看護師でも転職に落ちることはある【原因・対処法をご紹介】

看護師でも転職に落ちることがあるの?どこを受けても採用されるのでは?

看護師なのに転職に落ちてしまった原因を知りたい。

というか転職に落ちる人と、受かる人の違いってなに?

転職に落ちてしまった場合は、どうすればいい…?気持ちを切り替える方法や、転職に失敗しない方法を知りたい。

こういった疑問に答えます。

朝比奈
朝比奈
この記事を書いている私は、看護師歴10年。

現在は看護・介護の転職アドバイザーとして活動しています。

看護師の転職事情に関して、実体験にもとづいて解説します。

看護師でも転職に落ちることはあります

残念ながら、看護師でも転職に落ちることはあります。

そして、そういった人たちには、いくつかの共通点があります。

具体的には以下の通り。

  • 条件が多すぎる
  • 面接対策が不十分だった
  • 経験が浅い(少ない)
  • 短期間で転職を繰り返している
  • 人柄に問題がある

一つづつ解説します。

転職に落ちる理由①:条件が多すぎる

転職に条件をつけるのはOK、とはいえ条件が多すぎるのはNG。

なぜかというと、転職を成功させるためには「win-winの関係」が重要だからです。

ちょっと想像してみてください。

誰かと交渉するときに、あなたは相手の条件をすべて受け入れますか?

大半の人が、お互いの折り合いがつくように話し合いをおこないますよね。

転職にも、これと同じようなことがいえます。

転職に落ちないためには、条件の絞り込みをおこなうべし

なぜならほとんどの場合、「条件が多すぎる=転職失敗の確率をあげる」ことになってしまうからです。

条件の絞り込みをおこなうためには、希望する条件を3つまで絞り込み、さらにその条件に優先順位をつけます。

よくある質問「条件の絞り込みはどうやって行えばいいの?」

まずは自己分析を行いましょう。

なぜなら、条件の絞り込みをおこなうためには、自分が仕事に何を求めているか・何を大事にしているかを明確にすることが大事だからです。

自己分析をおこなう方法はさまざまありますが、まずは無料で利用することができるキャリプランシートを利用するのがいいと思います。

キャリアプランシートを利用すると、自分の個性・性格や仕事を選ぶ上でのこだわり(大事にしたい価値観)、自分の強み・弱みなどを具体的に明確にすることができます。

 キャリアプランシートのダウンロード先

キャリアプランシートは、厚生労働省のジョブカード制度の一つで、「ジョブカード制度総合サイト」というホームページから無料でダウンロードすることができます。

まずは、キャリアプラン作成補助シートの作成から行っていきましょう。

  • キャリアプラン作成補助シート(PDFExcel記入例
  • キャリアプランシート(PDFExcel記入例
  • キャリアプラン作成補助シート付録(PDFExcel*必要に応じて

*参照:厚生労働省・ジョブカード制度総合サイト

条件の絞り込み+優先順位の設定ができると、転職に落ちる確率を下げることができる

なぜかというと、限りなく条件に近い求人をみつけることができるから。

たとえば、希望する条件の優先順位が以下の場合。

  1. 給料が高い方がいい
  2. 残業が少ない方がいい
  3. 年間休日が多い方がいい

まずは、給料が高い求人をピックアップしていき。

さらに、ピックアップした求人のなかから、残り2つの条件に合う求人に絞っていきます。

こうやって条件を絞りこんでいくことで、限りなく条件に近い求人が見つかり、条件が多すぎることによる、転職失敗の確率が下げることができます。

転職に落ちる理由②:面接対策が不十分だった

転職に落ちないためには、面接対策は必須です。

なぜなら面接というのは、あなたが必要な人材であるかを、採用担当者が見定める場だからです。

なにより、なんの準備もなしに面接を受けるのは、時間をつくってくれた採用担当者に失礼です。

面接対策で重要なのは「面接前の事前準備」です。

よくある質問「面接前の準備では何をすればいいの?」

具体的には、以下のような準備を行いましょう。

  1. 自己分析
  2. 求人先の求めている人材を分析する
  3. 自己分析の結果と求人先の分析結果を照らし合わせる
  4. 実際に面接の練習をする
  5. 本番を想定した服装で、実際に面接会場まで行く
  6. 本番まで繰り返し練習を行う
自己分析

自己分析では、あなたのアピールポイントを明確にします。

とくに中途採用となる転職では、即戦力と貢献度をアピールすることが重要になります。

求人が求めている人材を分析する

求人先のHPや転職サイトなどを利用して、徹底的に情報収集を行います。

集めた情報は、選別・カテゴリー分けしながら必要な情報だけを取捨選択していきます。

自己分析の結果と求人先の分析結果を照らし合わせる

面接でのひとりよがりのアピールはNG。

重要なのはあなたのアピールポイントと、求人先の求めている人材を照らし合わせてお互いがwin-winになうようなアピール方法を考えることです。

実際に面接の練習をする

本番を想定して、実際に口や体を動かして練習を行いましょう。

行うのは以下のこと。

  • 採用担当者に好印象を与える練習
  • 面接の流れをイメージした練習
  • 質問の受け答えの練習

練習①「採用担当者に好印象を与える練習」

結論として、メラビアンの法則を意識しましょう。

【メラビアンの法則とは】
非言語コミュニケーションの重要性を説く法則のこと。

人がメッセージを発したときに、どんな情報を参考に相手の印象を決めているかということを実験したものです。

実験結果は、視覚情報55%・聴覚情報33%・その他の情報7%となり、視覚情報が印象を決める要素の半分以上を占める結果になりました

  • 視覚情報とは、身だしなみ・しぐさ・表情・態度など。
  • 聴覚情報とは声のトーンや大きさ・挨拶や言葉遣いなど。

採用担当者に好印象を与えるためには、上記のことを意識して練習することが重要です。

姿勢の練習
  • 背筋を伸ばした状態を維持する:胸を張る・肩を落とさない・顎を引く・お腹に力を入れる
  • お辞儀の練習をする:角度は35度・背すぎは伸ばしたまま
  • 歩く練習をする:背筋を伸ばしたまま歩く
  • 椅子に座る練習をする:お腹に力を入れて前かがみにならない
  • 背筋を伸ばしたまま椅子に座る練習:胸を張る・肩を落とさない・顎を引く・お腹に力を入れる

*鏡でチェックしながら行う

表情・発生の練習
  • 口角を上げる練習をする:30秒持続
  • 声を出す練習をする:腹筋に力を入れる・口角を上げる

*鏡でチェックしながら行う

練習②「面接の流れをイメージした練習」

入室〜退室までの、最低限のビジネスマナーを体に染み込ませましょう。

自然とこなせるようになれば心に余裕が生まれ、落ち着いて面接にのぞむことができるようになります

入室時 ノックは2〜3回・入室時は「失礼します」・ドアは両手を添えて閉める
着席前 挨拶とお辞儀をする「〇〇と申します。よろしくお願いいたします」
着席時 再度、挨拶とお辞儀をする「よろしくお願いします」・「どうぞ」と言われてから座る
面接中 採用担当者の眉間のあたりを見ながら回答する・質問に対して相槌を打つ
退室時 立ち上がり挨拶とお辞儀をする「ありがとうございます。よろしくお願いいたします」・出口の前でもう一度、挨拶どお辞儀をする「失礼いたします」

練習③「質問の受け答えの練習」

実際に声に出して練習しましょう

なぜかというと、頭でイメージしているだけでは不十分だからです。

運動もそうですが、頭でイメージしているのと、実際に体を動かすのでは全然違いますよね。

練習をするときには、以下の2つを行います。

  • 質問内容への回答を組み立てる
  • タイマーをセットする
  • 録音する
質問内容への回答を組み立てる

練習用の台本つくりを行います。

なぜならある程度の型をつくることで、臨機応変に対応できるからです。

具体的な質問内容と回答例は下記を参考にしてもらえるといいです

看護師転職の面接でよく聞かれる質問内容【良い回答例・悪い回答例】面接でよく聞かれる質問内容を知りたい。質問内容だけでなく、いい回答例・悪い回答例も知りたい。これから面接に臨むので、採用担当者に好印象を与える回答例を知りたいです。こういった疑問に答えます。...

タイマーをセットする

基本的には1つの回答につき30秒程度(長くても1分)にします。

なぜならだらだらと長すぎる回答は、採用担当者にマイナスイメージを与えてしまうからです。

具体的にはタイマーを30秒にセット、時間内におさまるように回答内容を調整していきます

声を録音する

録音することで、聴きやすい声かどうか確認します。

なぜなら聴覚情報(声のトーンや大きさ、言葉遣いなど)は、あなたの印象を左右する重要な要素だからです。

具体的には「声だし→録音→確認→声だし」をおこない改善を行っていく。

本番を想定した服装で、実際に面接会場まで行く

何回も行う必要はないですが、最低でも1回はおこなったほうがいいと思います。

なぜなら、思わぬ盲点が見つかるかもしれないからです

具体的には、実際の見学時間に合わせて現場まで行きます。

交通状況の確認や実際にかかる時間、道順のチェックなどの確認を行っておきます。

できれば面接会場の近くで、全身チェックができる鏡のある場所を見つけておくと、面接直前に身だしなみを整えることができます。

本番まで繰り返し練習を行う

後は本番まで繰り返し、練習を行うだけです。

練習を行うときは、スケジュールを立てて計画的に行っていくことが重要です。

余談:面接はあなたを売り込む場所

言い方は悪いですが転職活動は、商品の売買と似ているところがあります。

なぜなら、以下のような構図ができているから

  • あなた:商品(あなた)を売る側
  • 採用担当者:商品(あなた)を買う(雇う)側
    *あなたを雇った場合→年間数百万円の支払いになる

そして、あなたという商品を売り込むためには、あなたがいかにいい人材であるか、採用担当者にアピールする必要があります。

そういった意味でも、面接対策はかなり重要になります。

転職に落ちる理由③:経験が浅い・少ない

結論として、経験が浅い・少ないというのは、転職に落ちる確率をあげる一つの要素になります。

なぜなら、新卒の場合と、中途採用の場合では、採用担当者が求めているものが異なるからです。

具体的には、以下の通り。

  • 新卒の場合:将来性・仕事への意欲
  • 中途採用の場合:即戦力・貢献度・実務能力

よくある質問「じゃあ経験が浅い・少ないと転職できないの?」

転職はできますが、転職先は限られます。

さらに、選ぶ転職先を間違えると、転職に落ちるということになってしまいます。

  • 即戦力のある人材が欲しい求人→実務経験が浅いと、転職に落ちやすい
  • 経験少なくても仕事への意欲がある人材が欲しい求人→実務経験が浅くても、転職に受かりやすい

厳しい意見ですが、即戦力を求めている求人から内定をもらうためには、実績を積まないと転職は難しいです。

よくある質問「どうやって実績を積めばいいの?」

正社員での転職が難しい場合は、アルバイトで採用してもらい実績を積むのがいいです。

というのも、アルバイトの場合は、正社員と違い雇う側のリスクや負担が少ないため、内定をもらいやすい傾向があるからです。

転職に落ちる理由④:短期間で転職を繰り返している

結論として短期間での転職は、転職に落ちる確率をあげる一つの要素になってしまいます。

理由はシンプルで、「すぐに辞めてしまいそう…」という印象を採用担当者に与えてしまうからです。

実際に採用担当者の方と話をしたときに、以下のようなことを言っていました。

私も一時期、起業していたことがあるので、この気持ちよーくわかります。

もちろん、人財を育てるために、お金と時間をかけることは大事なことです。

しかしすぐに辞めてしまいそうな人に、お金と時間をかけるのかというと正直厳しいかなと思います。

よくある質問「じゃあどうすればいいの?」

対処法は主に3つあります。

  1. 長い期間働くことができる、という実績をつくる
  2. なぜ今回は仕事を続けられるのかを、具体的に明確にアピールする
  3. 今以上に転職回数を、増やさないようにする
長い期間働くことができる、という実績をつくる

当たり前ですが、超絶大事です。

なによりも、長い期間働いたという実績には「説得力」があります。

なぜ今回は仕事を続けられるのか、をアピールする

重要なのは、「具体的で明確な根拠を述べて」ということです。

「頑張ります」「今度こそ大丈夫です」などなど、根拠のない抽象的なアピールはNG。

ここではわかりやすように、二人の看護師の回答例を比べてみます。

  • 看護師A:今までの失敗を生かして、今回こそは頑張って続けていきたいと思います。
  • 看護師B:今までの失敗から他人や環境を変えることはできない、自分自身を変える必要があることを学びました。
    これまでは他人や環境のせいしてきましたが、今後は常に自分を変える努力をすることで仕事を続けることができます。

どうですか?

私なら、看護師Bさんの方を採用したいと思います。

もちろんこのようなアピールをしても、転職に落ちることはあります。

しかし、上記のようなアピールをすることができれば、採用担当者に与える印象はよくなります。

今以上に転職回数を、増やさないようにする

転職回数を増やさないようにするためには、派遣会社に登録するのがいいと思います。

理由はシンプルで、職場を変えても履歴書に傷がつかないからです。

  • 看護師A:病院A→クリニックB→介護施設C→病院D
  • 看護師B:派遣会社A(病院A→クリニックB→介護施設C→病院D)

上記の場合、看護師Aの場合は3回の転職を繰り返したことになります。

しかし、派遣会社に登録すれば、同じ経験を積んだとしても1回の転職のみになり、履歴書の傷を最小限に抑えることができます。

また、派遣会社に登録して、仕事をすることで看護師としてスキル・知識等も身につくため、次の転職にも有利になります。

実際に私も派遣会社を利用しましたが、履歴書を傷つけることなくいろいろな職場を経験することができました。

ちなみに、派遣会社にはそれぞれ得意な分野があるため、複数の派遣会社に登録するのがいいと思います。

私が実際に利用した派遣会社

転職に落ちる理由⑤:人柄に問題がある

自己中心的なイメージを採用担当者に与えてしまうと、転職に落ちる確率があがってしまいます。

なぜなら多くの場合、採用担当者は既存の職員と問題なく仕事ができるかというところ見ているからです。

人柄でとくに見られているのが、協調性があるかチームプレーができるかというところ。

実際、転職先にはそれぞれカラーがあり、それぞれもカラーにあった働き方が求められています。

当然、それを無視するような人は、採用にはならないですよね。

よくある質問「自分が相手にどんな印象を与えているか知るためにはどうすればいい?」

結論、シンプルに第三者に聞くのが一番かなと。

自分のことは自分がよくわかるといっても、あなたが相手に与える印象は他人じゃないとわかりません。

自分の印象を第三者に聞く場合は、「知り合い<友達<親・親友<転職のプロ」の順番に聞くのがいいと思います。

あくまでも個人的な経験ですが…

  1. 転職のプロ:私情抜きで客観的に答えてくれる
  2. 親・親友:本音で答えてくれるけど、私情が入ってしまう
  3. 知り合いと友達:本音で答えてくれない

実際に私も、転職サイトを利用して転職を行いましたが、担当になってくれた方がいいところだけでなく悪いところもズバッと教えてくれ、とても参考になりました。(落ち込みもしましたが…。)

嫌な気持ちになるかもですが、あなたが他人に与える印象を確認するのがベストです。

転職に落ちない看護師になる方法

結論は、転職に落ちやすい人の逆をいくことです。

  • 条件が多すぎる→条件を絞り込む
  • 面接対策が不十分だった→効果的な面接対策を行う
  • 経験が浅い(少ない)→経験を積む
  • 短期間で転職を繰り返している→長期間務め実績を作る
  • 人柄に問題がある→自分を知り好印象を与える練習をする

具体的な方法は先ほど伝えたので、あとは行動あるのみです。

看護師が転職に落ちたときの対処法

「原因究明→改善→行動」これにつきます。

そのためには、なぜ失敗したのかを突き詰める必要があります。

具体的なチェックポイントは、以下の通り。

  • 転職の目的は明確か?
  • 転職条件に優先順位をつけることができているか?
  • 計画的に転職活動をしたか?
  • 求人先の情報取集をおこなったか?
  • 自分の市場価値を明確にしたか?

上記については、以下で解説しています。

なぜ失敗したのかを一つひとつたしかめて、不足している部分を補っていきましょう。

転職に失敗ばかりしてしまう看護師のための【思考術・最適解ツール】看護師です…転職に失敗ばかりしてしまう原因を知りたい。 これ以上、転職に失敗したくないので、転職に失敗しないための方法も教えてほしいです。...

失敗は悪いことじゃない

転職に落ちたら、自分が否定されたみたいで落ち込みますよね。

とはいえ失敗は悪いことではないので、そこまで落ち込む必要はありません。

月並みの表現ですが、失敗は成功の元です。

まずは自分の好きなことをやって、気分をリフレッシュさせたら失敗を成功にしてやりましょう。

重要なのは「原因究明→改善→行動」

とはいえ、一人で原因究明をするのが難しい場合もあると思います。

そんなときはは、転職のプロに相談するのも一つの手です。

実際に私も、転職エージェントに相談することで助けられた一人です。

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