看護師転職サイトの利用を考えているので、失敗を避けるための対処法を知りたい。
こういった疑問に答えます。
現在は転職アドバイザーとして活動しています。
看護師転職サイトの失敗談に関して、実体験にもとづいて解説します。
看護師転職サイトを利用した人の失敗談をご紹介
結論として、転職サイトを利用したとしても転職に失敗することがあります。
なぜそう言い切れるかというと、実際に転職アドバイスをしていると転職サイトを利用した人の失敗談を聞くことがあるからです。
とくに多い失敗談が以下の4つです。
- 紹介される求人が希望と違う
- 正しくない情報に振り回せれた
- ノルマしか考えてない人が担当になった
- 連絡が遅い・こなくなる
紹介される求人が希望と違う
残念ながら転職エージェントのなかには、希望の条件とは違う求人ばかりを紹介してくる人がいます。
実際に転職アドバイスを行なっていても、希望する求人を紹介してもらうことができなかったという話を聞くことがあります。
というのもこちらが希望する条件を伝えても、希望とは違う求人ばかりを紹介してくるんです。
こちらの希望する条件が多すぎるのかなと思い、条件を絞り込んで担当に方に伝えましたが結果は変わらず。
電話相談した意味がありませんでした。
正しくない情報に振り回された
信じがたい話ですが転職エージェントのなかには、正しくない情報を正しい情報として伝えてくる人がいます。
実際に転職アドバイスを行なっているも、間違った情報に振り回されたという話を聞くことがあります。
給料・休日・待遇など希望に近い求人の面接にいったのですが、採用担当者の方に確認すると実際の条件とは違うことが判明。
なんともいえない空気のまま、面接が終了しました。
すぐに担当の方に連絡をすると、違う求人と勘違いしていたようです。
ノルマしか考えていない人が担当になった
一部の転職エージェントのなかには、自分のノルマ達成しか考えていない人がいます。
実際に転職アドバイスを行なっていても、物のように扱われたという話を聞くことがあります。
一つはこちらの意向を無視したしつこい電話。
もう一つは強引な話の進め方です。
とくに驚いたのが見学だといっていたのに、面接がセッティングされていたことです。
ここまでくるとノルマ達成というか、自分の利益しか考えていないんだなと残念な気持ちになりました。
連絡が遅い・こなくなる
転職サポートには連絡交換がマストですが、転職エージェントのなかにはそれを放棄する人がいます。
実際に転職アドバイスを行なっていても、連絡が来なくなり不信感しか感じなくなったという話を聞くことがあります。
面談終了時に、求人が見つかり次第連絡をくれるということで待っていたのですが一向に連絡なし…。
待ちきれずにこちらから電話をすると、もう少し時間をくださいと言われました。
その後、メールで求人がきましたがどれもイマイチだったので、その旨をメールで伝えましたがまた連絡なし。
本当に転職サポートをしてくれる気があるのだろうかと、不信感しか生まれませんでした。
看護師転職サイトでよく起こる失敗を避ける方法
あらためて失敗談をまとめると以下のようになります。
- 紹介される求人が希望と違う
- 正しくない情報に振り回せれた
- ノルマしか考えてない人が担当になった
- 連絡が遅い・こなくなる
ここからはこれらの失敗談を避けるための対処法を解説します。
紹介される求人が希望と違う
解決策としては、以下の2つの方法があります。
- 複数の転職サイトに登録する
- 転職エージェントを変更する
複数の転職サイトに登録する
希望の求人を見つけるためには、複数の転職サイトを利用するのがベストです。
理由はシンプルで求人の母数が増えれば、希望の求人が見つかる可能性が高くなるからです。
具体的には、以下の記事で解説しています。
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転職エージェントを変更する
希望する求人が紹介してもらえないときは、転職エージェントの変更を検討します。
なぜかというと、転職エージェントの質が一定ではないからです。
転職エージェントを変更するタイミングは、違うなと思ったときで大丈夫。
変更するときには、各公式サイトのお問い合わせ窓口から行うのが気が楽なのでオススメです。
ちなみに転職エージェントの変更は、よくあることなので安心してください。
正しくない情報に振り回せれた
解決策としては、2つのことが大切です。
- 転職サイトの情報を鵜呑みにしない
- 自分でも情報収集する
理由は明確で、転職エージェントから情報がすべて正しいとは限らないからです。
実際に私の場合は転職エージェントからもらった情報に関して、自分なりにリサーチして間違えがないか確認していました。
よくある質問「どうやってリサーチしたらいいの?」
私の場合は、以下の3つの方法でリサーチしていました。
- 他の転職サイトを利用する
- インターネットを利用する
- 求人先に直接連絡する
よく行なっていたのがインターネットの口コミや掲示板などで情報収集を行った後に、他の転職サイトにリサーチかける方法です。
とくに効果的なのが、他の転職サイトにリサーチをかける方法。
それぞれの転職サイトでもっている情報が少しずつ違うため、情報のリサーチにはとても役立ちました。
ちなみに”求人先に直接連絡する”というのはハードルが高いですし、悪いことは教えてくれない傾向があるので最終手段として利用していました。
ノルマしか考えてない人が担当になった
この場合の選択は1つ、担当者の変更です。
担当の変更をするといっても、担当者に直接伝える必要ありません。
担当の変更は、基本的に各公式サイトのお問い合わせからできるのでそちらを利用するのがいいです。
よくある質問「転職サイトを変えればいいのでは?」
ここまで読んだ人のなかには「転職サイトを変えればいいのでは?」と思うかたもいると思います。
そういった疑問に対しての答えは、「転職サイトを変えてもあまり意味がない」です。
理由はシンプルでどの転職サイトを利用したとしても、同じような転職エージェントはいるからです。
それなら利用すると決めた転職サイトのなかで、転職エージェントを変更した方が、いい転職エージェントにあたる確率がどんどん上がっていきます。
連絡が遅い・こなくなる
連絡が遅い・こなくなる場合は、2つの原因が考えられます。
- 希望条件が現実的でない
- 転職エージェントがイマイチ
実際に私も転職アドバイスをしていると、現実的ではない希望条件を提示される方をみかけます。
その場合は「希望条件を絞り込まないと求人が見つかりません」と伝えるようにしています。
ただ転職エージェントのなかには、そういったアドバイスをするのがめんどくさがる人もいるようです。
その結果、連絡が遅くなる、もしくは連絡がこなくなるという事態に陥ってしまうんです。
よくある質問「連絡が遅い・こなくなった場合はどうすればいいの?」
この場合は、2つの解決方法があります。
- 希望条件を絞り込む
- 転職エージェントを変更する
まずはじめに行って欲しいのが、希望条件が現実的であるかの確認です。
理想としては希望条件を3つに絞るのがベストです。
希望条件を絞り込むときには、以下のように明確に比較できるものを基準にします。
給料・賞与 | 年間休日・休暇 | 有給取得率 |
夜勤・休日出勤 | 勤務時間・形態 | 残業時間 |
通勤時間 | 診療科目 | 病床数・看護師数 |
教育研修の充実度 | 産休・育休制度 | 福利厚生・待遇 |
寮・住宅補助 | 託児所完備 | キャリアアップ支援 |
退職金 | 経営理念 | etc… |
このなかでも、これだけは譲れない条件を3つに絞り込むことが重要です。
条件を絞り込むことができたら、転職エージェントを変更してもらい、もう一度求人を探してもらういます。
【転職成功の鍵】失敗談から学ぶことが重要です
転職の成功確率をあげるためには、失敗談から学ぶことが大切です。
なぜなら失敗談を知っていれば、同じ状況に陥っても落ち着いて対処しやすなるからです。
ということで今回は、看護師転職サイトの失敗談と対処法をまとめてみました。
少しでも参考になったらうれしく思います。