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看護師に最適な転職時期【希望する転職先の規模+雇用形態別に解説】

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看護師が転職をするときに最適な時期はいつ?

転職したい時期のどれくらい前から転職活動をすればいい?

こういった疑問に答えます。

本記事の内容
  • 転職に最適な経験年数
  • 転職に最適な時期
  • 実際に転職活動をはじめる時期
朝比奈
朝比奈
この記事を書いている私は、看護師歴10年。

これまで複数回の転職をした経験があります。

結論として、看護師にオススメの転職時期は、希望する「転職先の規模+雇用形態」によって異なります。具体的には以下のとおり。

 希望する職場勤務形態転職時期
規模が大きい・正社員・4月
・7〜8月
・1月
規模が大きい・正社員以外・タイミングが重要
規模が小さい・正社員
・正社員以外
・タイミングが重要

転職したいと考えてる場合は上記を参考に、計画的に転職活動を行いましょう。

いずれにしても大切なのは、いつでも転職できる準備をしておくこと。後悔しない転職をするためにも、まずは転職の流れを知ることからはじめましょう。

後悔しない転職をするための方法については「【転職経験者が徹底解説】後悔しない転職方法を5つのステップで紹介」で解説しているので、参考にしてもらえるとうれしいです。

転職に最適な時期は看護師何年目?

結論として、転職に最適な時期は「あなたが心から転職したい」と思ったときです。経験年数を気にせず転職したいと思ったら、転職を前向きに検討しましょう。

とはいえ転職を考えている人のなかには、経験年数の少なさを不安に感じている人もいるはず。

経験年数の少なさに不安を感じている人に伝えたいのは、経験年数の少なさを過度に心配する必要はないということ。

実際、ナースセンターがおこなった調査では、求人条件において看護師経験をこだわらないが47.7%と、約半数の職場が経験年数にこだわらないと回答しています。

また1〜3年目(25歳前後)は第二新卒と呼ばれ、実務能力や即戦力よりも「若さや体力、将来性などのポテンシャル」を重視してもらえる傾向に。

第二新卒とは、大学・短大・専門学校卒業と同時に就職したあと「入社3年以内」に転職活動をすすめる人のことをさす

さらに求人倍率をみても、転職する看護師にとっても有利な状態に。2020年度の求職者数は約7万人、求人数は15万人で有効求人倍率は約2倍と高水準になっています。

約半数の職場が経験年数をこだわらないという事実、高水準の有効求人倍率。経験年数の少なさを過度に心配しなくていいことがわかります。

なお、5年目以降の人で転職したいと思っているなら、迷わず転職しましょう。

というのも5年目以降の看護師には、以下のような強みがあり転職を有利にすすめられるから。

  • 即戦力となる経験・スキルを備えている
  • 経験年数5年以上という実績がある

実際、中途採用では即戦力・実務能力のある人材が求められています。

そのため看護技術の習得はもちろん、プリセプター業務、リーダー業務なども経験している5年目以降の看護師は、多くの転職先で重宝される人材に。

しかも、看護師資格+5年以上の臨床経験という保険があれば、低リスクで転職することが可能!挑戦しないのは逆に損です。

転職を考えている看護師にオススメの転職時期

転職に最適な時期は、希望する「職場の規模+雇用形態」によって異なります。具体的には以下のとおり。

 希望する職場勤務形態転職時期
規模が大きい・正社員・4月
・7〜8月
・1月
規模が大きい・正社員以外・タイミングが重要
規模が小さい・正社員
・正社員以外
・タイミングが重要

転職したいと考えてる場合は上記を参考に、計画的に転職活動を行いましょう。

「規模が大きい職場+正社員」での転職を考えている

規模が大きい職場+正社員での転職を考えている場合「4月・1月・7〜8月」が転職に最適な時期です。

4月 ・1年のなかで人の流れがもっとも活発になる時期
・他の月に比べて求人数が多くなり転職のしやすさがアップする
1月
7〜8月
・ボーナス支給後に退職する看護師の人員を補填する動きがある
・ボーナスをもらってから辞める中堅看護師が一定数いる

まず4月が転職時期に最適な理由は、1年のなかで人の流れがもっとも活発になる時期だから。

実際、規模が大きい転職先では、新年度はじめの4月に積極的かつ大規模な人員補填を行うため、他の月に比べて求人数が多くなり転職のしやすさがアップします。

もちろん4月採用のメインとなるのは新卒の看護師。とはいえ多くの職場で、即戦力となる中途採用も行われているため、中途採用であっても転職に最適な時期といえます。

なお「経験が浅い人やブランクがある人」にとっても、4月入職は最適な転職時期。

というのも4月入職の場合、一斉研修が行われることが多いため、しっかりと研修を受けたうえで現場にでられるからです。

次に、1月・7〜8月が転職時期に最適な理由は、ボーナス支給後に退職する看護師の人員を補填する動きがあるから。

実際、規模が大きい転職先では、6〜7月・12月のボーナスの支給後に退職する看護師が一定数いて、人員補填をするために中途採用の募集を行う傾向があります。

もちろん4月に比べると人の流れは活発ではありませんが、ボーナスをもらってから辞める中堅看護師が一定数いるため、中途採用で転職したい看護師とっては狙い目の転職時期といえます。

「規模が大きい職場+正社員以外」での転職を考えている

規模が大きい職場+正社員以外での転職を考えている場合は、転職時期よりタイミングが重要になります。

というのも正社員以外の求人募集は、転職先の欠員状況で決まることが多いから。

そのため昨日までは求人募集がなかったのに、今日になったら求人募集がでているなんてことも多々あります。

規模が大きい職場+正社員以外での転職を考えている場合は、転職のタイミングが重要。求人がでたタイミングですぐに応募できるように、転職の準備しておきましょう。

「規模が小さい職場+正社員or正社員以外」での転職を考えている

規模が小さい職場+正社員or正社員以外での転職を考えている場合も、以下のような理由から、転職時期よりタイミングが重要に。

  • 欠員がでたタイミングで求人募集することが多く、転職時期が読めない
  • 求人募集がでるタイミングと、転職したい看護師のタイミングがあわないと応募すらできない
  • 募集人数が少ないことが多く、求人募集がすぐに終了してしまう確率が高い

規模が小さい職場+正社員or正社員以外での転職を考えている場合は、転職のタイミングを逃さないことが重要。

とくに転職したい職場がある場合は、こまめに求人をチェックして応募のタイミングを逃さないようにしましょう。

朝比奈
朝比奈
求人情報を逃さないためには、看護師転職サイトを活用して情報収集するのも一つの手です。

転職したい看護師必見!実際に転職活動をはじめる時期

転職活動の開始時期は、入職したい転職時期の3か月前が目安になります。

実際、マイナビ看護師が行った「転職活動にかかった期間は?」というアンケートをみてみても、7割以上の看護師が3か月程度までに転職活動を終えています。

もちろん転職にかける時間は人によってそれぞれ。3か月はあくまでも目安として、自分が納得できる時間をかけて転職活動を行いましょう。

マイナビ看護師が行ったアンケートでも、1か月以内という短期間で転職活動を終える人もいれば、半年〜1年程度という時間をかけて転職活動を終える人もいます。

なお、転職のタイミングが重要なパターンでの転職を考えている場合は、いつでも転職できるように準備をすすめておくことが重要。

  • 自己分析を行う
  • 引き止めへの備えを行う
  • 履歴書・職務経歴書の作成を行う
  • 面接対策を行う

など転職活動でやるべきことはたくさんあります。

看護師転職サイトを活用するなどして、しっかりと準備をおこない、転職のタイミングを逃さないようにしましょう。

転職の流れや看護師転職サイトを活用するメリットなどについては「【転職経験者が徹底解説】後悔しない転職方法を5つのステップで紹介」で解説しているので、参考にしてもらえるとうれしいです。

【まとめ】看護師にオススメの転職時期は転職条件によって異なる

今回は、転職に最適な経験年数や転職に最適な時期、実際に転職活動をはじめる時期について解説してきました。

結論として、看護師にオススメの転職時期は、希望する「転職先の規模+雇用形態」によって異なります。具体的には以下のとおり。

 希望する職場勤務形態転職時期
規模が大きい・正社員・4月
・7〜8月
・1月
規模が大きい・正社員以外・タイミングが重要
規模が小さい・正社員
・正社員以外
・タイミングが重要

転職したいと考えてる場合は上記を参考に、計画的に転職活動を行いましょう。

いずれにしても大切なのは、いつでも転職できる準備をしておくこと。後悔しない転職をするためにも、まずは転職の流れを知ることからはじめましょう。

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