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看護師を辞めたら幸せになれる?【辞めた後に後悔しないための方法】

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看護師を辞めたら、幸せになれる?

看護師を辞めた後に後悔したくないから、実際に看護師を辞めた人の話を聞きたい。

こういった疑問に答えます。

本記事の内容
  • 看護師を辞めたら幸せになれる理由
  • 幸せになれる人・後悔しやすい人の特徴
  • 後悔しない転職方法
シェーン
シェーン
この記事を書いている私は、看護師歴10年。

現在は一般企業でWebライターとして働きながら、幸せな毎日を送っています。

看護師を辞めたら幸せになれる可能性は十分にあります。

なぜならわたし自身も看護師を辞めたことで、

  • 陰湿な人間関係
  • 夜勤による不規則勤務
  • 命を預かるプレッシャー

などから解放され、幸せな毎日を送れるようになったから。

今回はそんな私の実体験にもとづいて、看護師を辞めたら幸せになれる理由や幸せになれる人・後悔しやすい人の特徴、後悔しない転職方法などについて解説していきます。

目次
  1. 看護師を辞めたいと思ってしまう原因3選
  2. 後悔しない?看護師を辞めたら幸せになれる理由4選
  3. 看護師を辞めて幸せになれた?後悔はしてない?
  4. 看護師を辞めて幸せになれる人の5つの特徴
  5. 看護師を辞めて後悔しやすい人の3つの特徴
  6. 看護師を辞めて幸せになりたいと思ったときにやるべきコト
  7. 看護師を辞めて幸せになりたいと思った時の転職先
  8. 看護師を辞めて幸せになりたい人必見!後悔しない転職方法
  9. 看護師を辞める際の注意点
  10. 【まとめ】看護師を辞めたら幸せになれる可能性は十分にある

看護師を辞めたいと思ってしまう原因3選

「看護師を辞めて幸せになりたい…」と思っているのは、あなただけではないです。

実際、2021年に日本労働調査組合がおこなった調査では、全体の60.6%の人が「退職」を検討していると回答

さらにマイナビ転職やBiz Hits、看護roo!が行ったアンケートをみてみると、

  • 人間関係のトラブルやストレス
  • 夜勤がつらい・体力的な負担が大きい
  • 給料が少ない、割に合わない

などが看護師を辞めたいと思った原因や辞めた原因の上位にランクイン。

その他にも、ほかにやりたい仕事があるやワークライフバランスがとれない、休暇がとりずらいなども、看護師を辞めたいと思った原因や辞めた原因にランクインしていました。

原因①|人間関係のトラブルやストレス

陰湿なイジメ・パワハラや険悪な人間関係、空気の悪い現場など人間関係のトラブルやストレスが原因で、看護師を辞めた人・看護師を辞めたいと思っている人は多くいます。

実際、マイナビ転職やBiz Hits、看護roo!が行ったアンケートをみてみると、

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看護師
人間関係が険悪で、精神的に追い詰められてしまった…。
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看護師
上司の陰湿ないじめを、見ているのにも受けているのにも疲れた。
看護師
看護師
挨拶しても無視、わからないことを聞こうとしたら舌打ちされる、泣くまで怒鳴られるなどされた…。

などの声がありました。

わたしも看護師時代は、ドロドロの人間関係に苦しめられた一人。

理不尽なことを言われたり、質問しても無視されたり、大勢がいる前で罵声をあびせられたり…イヤな記憶が多々あります。

原因②|夜勤がつらい・体力的な負担が大きい

夜勤による不規則勤務や多忙な業務、身体への負担が大きい業務内容など、夜勤によるツラさや体力的な負担の大きさが原因で、看護師を辞めた人・看護師を辞めたいと思っている人は多くいます。

実際、マイナビ転職やBiz Hits、看護roo!が行ったアンケートをみてみると、

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患者さんを持ち上げた際に、腰を悪くしてしまうことが続いた。
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看護師
夜勤、日勤、早出、遅出と不規則なシフトに加え、当たり前の残業、業務外の看護研究、と仕事に追われることに疲れた。
看護師
看護師
いつだって自分のことは後回し。頭と体は常にフル回転。心身ともに疲れた…。

などの声がありました。

わたしが看護師を辞めた原因の一つも、夜勤のある不規則勤務から抜け出したかったから。

幸いなことに今は夜勤なしの生活を送れるようになり、身体的な負担が激減しました。

原因③|給料が少ない、割にあわない

業務内容に対して給料が少ない、身につけた知識やスキルが給料に反映されない、昇給しずらいなど収入面に対する不満が原因で、看護師を辞めた人・看護師を辞めたいと思っている人は多くいます。

実際、マイナビ転職やBiz Hits、看護roo!が行ったアンケートをみてみると、

看護師
看護師
看護師を続けていても収入があまり上がらない…。
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看護師
忙しくて忙しくて、このまま過労死するのかな?と思って、給料安くなってもQOLを重視したところに転職もありなのかな?と思った。

などの声がありました。

ちなみに看護師の昇給率は全職種と比べると低く、35〜39歳で約30万、40〜44歳では約50万円、50〜54歳では約80万円もの差が…。

経験年数とともに知識・スキルの熟練度は上がっていくのに、昇給率は低い…。この事実を知った瞬間に看護師を辞めようと決意しました。

後悔しない?看護師を辞めたら幸せになれる理由4選

看護師を辞めたら幸せになれる可能性は、十分にあります。

なぜなら看護師を辞めると、下記のようなメリットを得られるから。

看護師を辞めると得られるメリット
  1. 人間関係のストレスが減る
  2. 身体的・精神的な負担が減る
  3. プライベートを充実させやすくなる
  4. 自分にあった働き方をみつけられる

理由①|人間関係のストレスが減る

看護師を辞めると、陰湿やイジメやパワハラなどによる、人間関係のストレスが減ります。

マイナビ転職がおこなったアンケートでも、

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「仕事へ行くのが嫌」と思うことがなくなった。
看護師
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面倒な人間関係から開放された。

などの声が。

もちろん看護師を辞めても、人間関係のストレスから完全に解放されることはありません。

実際、わたしが転職した職場にも自分にとってイヤな人はいました。

とはいえ今のところ、病院以上に陰湿で険悪な人間関係の職場はなかったので、トータル的には人間関係のストレスが減りました。

理由②|仕事による身体的・精神的な負担が減る

看護師を辞めると、多忙な業務や命に関わるプレッシャー、夜勤による不規則勤務などによる、身体的・精神的な負担が軽減します。

マイナビ転職が行ったアンケートでも、

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休日は疲れて寝てばかりだったのが、外出を楽しめるようになった。
看護師
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体力的にも楽だし、精神的なストレスも減り体調もどんどん良くなった。
看護師
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生活サイクルが整い、肌荒れなどが減った。

などの声が。

わたしも看護師を辞めたことで、夜勤なしの規則的な生活や命に関わるプレッシャーがゼロの生活を送れるように。さらに、デスクワークという働き方もできるようになり、身体的・精神的な負担がかなり減りました。

理由③|プライベートを充実させやすくなる

看護師を辞めると、有給・希望休がとりやくなる、身体的・精神的な余裕が増えるため、プライベートを充実させやすくなります。

マイイナビ転職が行ったアンケートでも、

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土日に休みがあるから友達と会いやすくなった。
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夜勤がなくなり、家庭内でのすれ違いがなくなった。
看護師
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子ども第一で生活ができるようになった。

などの声が。

わたしも看護師を辞めたことで身体的・精神的な負担が激減。さらに、希望休がとれるようになり、有給をとれる日数も増えたため、プライベートの充実度が劇的にアップしました。

理由④|仕事へのイヤイヤ度が減る

看護師を辞めると、自分にあった働き方がみつけられるため、仕事へのイヤイヤ度が減ります。

マイナビ転職が行ったアンケートでも、

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好きな事を仕事にできた。
看護師
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勤務中以外で仕事の事を考えなくてよくなった。
看護師
看護師
興味がある分野で働けるようになった。

などの声が。

わたしも病院を辞めて、さまざまな働き方を経験することで、働き方に対する視野が広がり、看護師以外の働き方ができるように。

いまはWebライターとして、楽しみながら仕事ができています。

なお、自分にあった働き方をみつけるときは、最初から看護師を辞めるのではなく、

  • まずは病棟経験が活かせる介護系の職場で働いてみる、
  • 派遣看護師として働きながら他職種でアルバイトをしてみるり

など少しずつ働く幅を広げていくのがオススメ。

看護師を辞めて幸せになれた?後悔はしてない?

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看護師を辞めて幸せになれた?後悔はしてない?

わたしは看護師を辞めて幸せになれました。

というのも看護師を辞めたことで、

  • 人間関係の悩みが劇的に減った
  • 夜中に仕事をするストレスがなくなった
  • 病院に縛られない働き方ができるようになった
  • 本当にしたい生き方を実現ための手段と方法をみつけられた

などのメリットを得られたから。

とくに「組織に属さず働きたい」という生き方を実現するための、手段と方法をみつけられたことは大きく、これまで絶望しかない毎日に希望がうまれました。

「すべての行動が本当にしたい生き方を実現するためのもの」そう思うと、あれだけ苦痛だった仕事も楽しみながら行えるようになり、日々の充実度が格段にアップ。

しかも、看護師時代にはほぼほぼしなかった自己学習も率先して行うように。おかげで今はWebライターとして働けるようになり、組織に属さず働きたいという生き方に一歩近づけました。

看護師を辞めて幸せになれる人の5つの特徴

では次に、看護師を辞めて幸せになれる人の特徴を紹介します。

看護師を辞めて幸せになれる人の特徴
  1. ゆったり働きたいと思っている人
  2. 看護師に向いてないと確信した人
  3. 看護師として目標がなくなった人
  4. 看護師を辞めて違う仕事をしたい人
  5. 看護の仕事に楽しさを見い出せない人

幸せになれる人①|ゆったり働きたいと思っている人

ゆったりと働きたいと思っているなら、看護師を辞めた後に幸せになれる可能性が高いです。

なぜなら働き方や職場を変えると、ゆったりと働ける環境を手に入れられるから。

たとえば介護系の職場なら、検査やオペがないのはもちろん、医療的な処置もほとんどないため病院に比べてゆったり働けます。

さらに、時給が高くて勤務の融通がきく派遣看護師なら「週4勤務でも」ある程度の収入を得られます。

例:時給2,000円の職場で週4勤務した場合
  • 2,000円/時間☓8時間/日☓4日/週☓4回/か月=256,000円

なお派遣会社に登録するときは、実績があり求人数の多い大手の派遣会社を選ぶようにしましょう。

わたしが実際に利用してよかったオススメの派遣会社は、下記の3つ。どの派遣会社も実績があり求人数も豊富で、担当になってくれた方もとてもいい方でした。

経験者がオススメする派遣会社
派遣会社求人数
MC-ナースネット約2,000件
レバウェル看護
(看護のお仕事)
約10,000件
ナースパワー約2,000件

派遣看護師の具体的な働き方や、注意すべきこと、メリット・デメリットなどに関しては、看護師派遣ってどうなの?【メリットやオススメの派遣会社を紹介!】で詳しく解説しているので、参考にしてもらえれるとうれしいです。

幸せになれる人②|看護師に向いてないと確信した人

3年以上の経験を積んだ人で、なおかつ看護師に向いてないと確信をもって言える人は、看護師を辞めたあとに幸せになれる可能性が高いです。

なぜなら看護師を辞めて新しい挑戦をすると、自分に向いている仕事に出会えるチャンスが広がるから

実際、マイナビ転職がおこなったアンケートでも「看護師を辞めたことで興味がある分野で働けるようになった」との声が。

わたしの場合も、さまざまな職場や働き方を経験することで、Webライターという自分に向いている仕事がみつかり、充実した毎日を送れるようになりました。

看護という仕事が本当に合わずに辞めたい…、看護師を適職だと感じなくなったなど、看護師に向いてないという確信をもっているなら、勇気だして転職することをオススメします。

幸せになれる人③|看護師として目標がなくなった人

看護師として目標がなくなった人や看護師として十分に働いたと思っている人も、看護師をやめた後に幸せになれる可能性が高いです。

なぜなら看護師を辞めて別の仕事に転職することで、新しい目標がみつかったり、やりがいをもてる仕事がみつかったりするから。

実際にわたしも10年目を迎えるころには、看護師としての目標がなくなってしまい、看護師から別の仕事に転職。

さまざまな働き方や経験をすることで、ブログやWebライターで稼ぐ力を身につけるという新しい目標がみつかり、やりがをもって仕事ができるようになりました。

幸せになれる人④|看護師を辞めて違う仕事をしたい人

看護師以外にやりたい仕事がある人や、他職種でキャリアを積みたいと考える人も、看護師を辞めた後に幸せになれる可能性が高いです。

なぜなら別の仕事に挑戦したいという明確な目標があると、

  • 転職に失敗しにくくなる
  • 失敗を前提に挑戦できる

ため転職後に後悔する確率が低くなるから。

また看護師から別の仕事に転職すると、看護師以外で働く自信をつけられるというメリットもあります。

実際、マイナビ転職がおこなったアンケートでも「看護師を辞めたことでキャリアアップできた」との声が。

シェーン
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わたしの場合も、看護師から別の仕事に転職することで、Webライターとしてスキル・知識が身につき、看護師以外で働く自信がつきました。

幸せになれる人⑤|看護の仕事に楽しさを見い出せない人

看護の仕事に楽しさを見いだせない人と悩んでいる人も、看護師を辞めたあとに幸せになれる可能性が高いです。

なぜなら看護師を辞めてさまざまな働き方や職種を経験すると、自分が好きだと思える仕事に出会える可能性が高いから。

実際、マイナビ転職がおこなったアンケートでも「看護師を辞めたことで好きなことを仕事にできた」「毎日が充実するようになった」との声が。

わたしの場合も、看護師から別の仕事に転職したことで、楽しみながら仕事をおこなえるようになり、休みの日も自発的して仕事の勉強するようになりました。

看護師を辞めて後悔しやすい人の3つの特徴

看護師を辞めて幸せになれる人がいる一方で、看護師を辞めたことで後悔してしまう人も…。

とくに下記のような理由で辞めようとしている人は、看護師を辞めてから後悔する可能性が高いです。

看護師を辞めて後悔しやすい人の特徴
  1. 収入が減ることにストレスを感じる人
  2. 一時的な負の感情で辞めようとしている人
  3. 人間関係の解決を目的に辞めようとしている人

後悔しやすい人①|収入が減ることにストレスを感じる人

収入が減ることに対して過度にストレスを感じる人は、辞めたあとに後悔する可能性が高いです。

なぜかというと病院を辞めると、収入が減ってしまうことが多々あるから。

たとえば病院と他の職場の平均年収を比べると、多くの場合、収入が減ってしまうことがわかります。

平均年収
病院勤務約450〜500万円
健診・検診センター約350〜450万円
クリニック約390〜410万円
有料老人ホーム約350〜500万円
デイサービス約340〜400万円
訪問看護約350〜430万円
保育園約300〜400万円

実際にわたしの場合も病院を辞めたことで、約50万円/年の夜勤手当が消失、さらに約90万円/年のボーナスが減少しました。

シェーン
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とはいえ収入が減った分、一般企業に転職できたり、副業で収入を得るためのスキル・知識を身につけられたので後悔は一切していません。

後悔しやすい人②|一時的な負の感情で辞めようとしている人

一時的な負の感情で辞めてしまうと、辞めたあとに後悔する可能性が高くなります。

なぜなら後先考えずに辞めてしまうと、転職に失敗しやすくなるから。

実際、転職する目的や目標が定まってないと、

  • 辞めたあとに何をしたらいいかわからない
  • 仕事内容が合わない職場に転職してしまい、すぐに辞めてしまう

など辞めてから苦労することになり「やっぱり辞めなればよかった」と後悔することに…。

転職後の後悔をなくすためには、一時的な感情で辞めずに、転職する目的・目標を明確にし計画的に転職活動をすすめることが重要です。

後悔しやすい人③|人間関係の解決を目的に辞めようとしている人

職場の人間関係がイヤという理由で辞めてしまうと、辞めたあとに後悔する可能性があります。

なぜなら今の職場を辞めても、人間関係を根本的に解決できるわけでないから。

わたし自身、病院以外に転職すれば人間関係が解決すると思っていましたが、医療・福祉・一般職、どの職場にも自分にとってイヤな人がいました。

もちろん人間関係を理由に転職することは悪いことではないです。実際、今の職場よりも人間関係がいい職場に出会える可能性は十分にあります。

しかし「人間関係を根本的に解決すること」を目的に転職すると、転職後に後悔する可能性が高くなるので注意が必要です。

看護師を辞めて幸せになりたいと思ったときにやるべきコト

では、看護師を辞めて幸せになりたいと思ったときには、何をすればよいのでしょうか。ここでは2つのポイントを紹介します。

やるべきコト2つ
  1. 自己分析をおこなう
  2. 少しずつ働くフィールドをひろげる

ポイント①|自己分析をおこなう

自己分析は、転職・退職の目的や自分の強み・弱み、今後のキャリア形成、転職条件の優先順位などを明確にするための必須作業。

とくに「看護師を辞めて幸せになりたいけど、何をしたらいいかわからない…」と悩んでいる人は、必ず自己分析を行い「どう生きたいか」を明確にしましょう。

どう生きたいかが曖昧な状態だと、

  • 何をやりたいのか?
  • 何をすればいいのか?
  • 何をしなければいけないのか?

などがわからないまま転職活動をすることになり、転職後に後悔する可能性が高くなってしまいます。

一方で自己分析を行い「どう生きたいか」を明確にすると、転職活動の軸と転職の目的がクリアな状態に。

転職活動の軸と転職の目的がクリアな状態だと、

  1. 自分が決めたゴール(目的)に向かって
  2. 方向(軸)を見失うことなく転職活動を行えるようになる

ため転職後に後悔する可能性を低くできます。

転職後の後悔をなくすためにも、自己分析を行い「どう生きたいか」を明確にしましょう。

なお自己分析を行うときは、無料で利用できるキャリアプラン作成補助シートがオススメ。

シェーン
シェーン
わたし自身も「看護師を辞めたい方のキャリア相談」をおこなっているので、ご活用していただけたらうれしいです。

ポイント②|少しずつ働くフィールドをひろげる

看護師を辞めて幸せになりたいと思っても、いきなり看護師を辞めるのはNG。まずは「働く病院を変える」もしくは「病院以外に転職する」などして、少しずつ働くフィールドを広げていくのがいいです。

なぜなら看護師を辞めなくても、働く病院を変えたり、病院以外に転職したりすることで、精神的なツラさや職場の人間関係のストレスなどから解放されることが多々あるから。

たとえば私の場合は、介護系の職場に転職したことで、病院時代に比べて幸せ指数が格段にアップしました。

看護師を辞めなくても、働く病院を変える、病院以外に転職することで、幸せな生活できる毎日が手に入る可能性が十分にあります。

いきなり看護師を辞めるのではなく、まずは少しずつ働くフィールドを広げていくことからはじめのがオススメ!

看護師を辞めて幸せになりたいと思った時の転職先

看護師を辞めて幸せになりたいと思った時の転職先は、大きく分けて2つあります。

2つの転職先
  1. 看護師資格を活かせる職場
  2. 異業種の職場

転職先①|看護師資格を活かせる職場

看護師資格を活かせる職場には、病院以外にも下記のような転職先があります。

老人ホーム保育園障害者福祉施設
企業の看護師治験コーディネーターツアーナース
救護室デイサービス検診センター
美容クリニック訪問看護献血ルーム
児童養護施設コールセンタークリニカルスペシャリスト
クリニック訪問入浴etc…

転職先②|異業種の職場

異業種の職場には、下記のような転職先があります。

営業企画・マーケティングITエンジニア
事務・管理Web・インターネットクリエイティブ
サービス・販売化学・食品etc…

ちなみに私の場合は、介護系の職場や起業の手伝い、一般職でのアルバイトなど徐々に働くフィールドをひろげていくことで、今はWebライターとして働けるようになりました。

看護師を辞めて幸せになりたい人必見!後悔しない転職方法

では、後悔しない転職をするためには、具体的にどのようにすればよいでしょうか。

ここでは、以下の2つのパターンで後悔しないための転職方法を解説していきます。

  1. 看護師資格を活かせる職場に転職する場合
  2. 異業種の職場に転職する場合

なお、転職する場合の第一歩としてオススメなのは「働く病院を変える」もしくは「病院以外に転職する」という形で、看護師資格を活かした職場に転職する方法。

というのも現時点で、看護師を辞めたい…と思っていても「働く病院を変える」もしくは「病院以外に転職する」ことで、精神的なツラさや職場の人間関係のストレスなどから解放されることが多々あるからです。

方法①|看護師資格を活かせる職場に転職する場合

看護師資格を活かした職場に転職する場合は「看護師転職サイト」を活用しての情報収集が必須。

看護師転職サイトは、転職活動で必須となるすべてのサポートを「無料」で行ってくれるサイトのこと。

看護師転職サイトを活用すると、

  • 比較検討できる求人数が圧倒的に増える
  • 内部情報をゲットしやすくなる
  • 職場見学のセッティングをしてもらえる

など病院・病院以外の職場情報を多角的かつ網羅的に収集できます。

さらに、多角的かつ網羅的な情報収集を行うと、想像と現実のギャップを埋められるため「思っていたのと違った…」「こんなはずじゃなかった…」という状況を回避できる確率アップ。

とくに、後悔しない転職をするためには「職場見学」を行い、想像と現実のギャップを限りなくゼロにすることが重要。

実際、職場見学を行うと、転職先のリアルな雰囲気を感じられるため、想像と現実のズレを認識しやすくなります。

職場見学についても看護師転職サイトを活用すればOK。職場見学したいことを転職エージェントに伝えれば、あなたのかわりに職場見学のセッティングをしてくれます。

後悔しない転職をするためには妥協なき情報収集が必須。利用できるサービスは積極的に活用していきましょう。

なお、わたしが実際に利用したよかった看護師転職サイトは以下の3つ。

 転職サイト 求人数HP
1位レバウェル看護
(看護のお仕事)
2位マイナビ看護師
3位ナースパワー

看護師転職サイトの選び方やオススメの転職サイトの詳細については「【転職経験者が厳選】看護師転職サイトランキングTOP3を紹介!」で詳しく解説しているので、参考にしてもらえたらうれしいです。

方法②|異業種の職場に転職する場合

異業種の仕事先に転職する場合は、看護師転職サイトではなく、リクナビエージェントやdodaなどの「総合型転職サイト」を活用して、情報収集を行いましょう。

なぜなら総合型転職サイトと看護師転職サイトでは、掲載されている職種の求人情報がまったく異なるから。とくに異業種の求人情報は膨大にあるため、総合型転職サイトでどんな職種があるかを調べることが重要に。

また、総合型転職サイトを活用すると転職エージェントが、転職の相談や求人の紹介、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策などの、転職サポートをおこなってくれます。

異業種に転職したいけど、何をどうすればいいかわからない…」と悩んでいるなら、まずは転職エージェントに相談するのがオススメ。

ちなみに異業種の職場に転職する場合、

  1. まずは「派遣看護師+希望する職種でのアルバイト」という形で働き
  2. 希望する職種の即戦力・実務能力が身についたら正社員を目指す

という方法もあります。

とくに中途採用では即戦力・実務能力のある人材が求められていて、希望する職種の即戦力・実務能力がないと、正社員での採用ハードルが高くなる傾向に。一方でアルバイトなら、正社員に比べて転職のハードルが下がります。

異業種の仕事先に転職する場合は、派遣看護師として働きながら、希望する職種でアルバイトを行い、即戦力・実務能力を身につけることも検討しましょう。

看護師を辞める際の注意点

では最後に、看護師を辞める際の注意点について紹介します。

看護師を辞める際の注意点
  1. 強い引き止めにあう可能性がある
  2. 業保険・社会保険or年金・国民健康保険・住民税・奨学金について
  3. 仕事から離れる時間が長くなると仕事への復帰がイヤになる 

注意点①|強い引き止めにあう可能性がある

看護師を辞めるときは、強い引き止めへの備えをおこないましょう。

具体的には「前向きな退職理由を伝える」と「どんなことを言われてもブレない心をもつ」の2つが重要です

とくにどんなことを言われてもブレない心をもつことは、強い引き止めに負けないための必須要素です。

前向きな退職理由については、

  • キャリアップのため
  • 新しい目標をみつけるため
  • 看護師以外の仕事に挑戦したい
  • 自分がしたい看護をみつけるため

など現状をよくするための退職理由を伝えることが大事。

とはいえ前向きな退職理由を伝えても、さまざまな理由で強い引き止めにあう可能性があります。

シェーン
シェーン
強い引きとめに負けないためにも、どんなことを言われてもブレない心をもって退職する旨を伝えましょう。

注意点②|失業保険・社会保険or年金・国民健康保険・住民税・奨学金について

失業保険・社会保険or年金・国民健康保険・住民税・奨学金についての注意点は、以下のとおりです。

公務員看護師は失業保険をもらえない

公務員看護師の場合は、保養保険法第六条で雇用保険の対象外となっているため、失業保険をもらうことができません。

公務員看護師で退職を考えている場合は、失業保険をもらえない前提で退職の準備をすすめましょう。

社会保険or年金、国民健康保険の支払いがある

社会保険or年金、国民健康保険の支払いは、仕事を辞めたあとも続きます。

とくに仕事を辞めたあとしばらく無職でいる場合は、辞める前に年金と社会保険or健康国民保険が月々いくら必要になるのかを計算して、支払いへの備えをしておきましょう。

住民税は退職時期によって支払い方法が異なる

住民前は退職時期によって、支払い方法が異なるため注意が必要です。

1〜5月までに退職する場合は、最後の給料もしくは退職金から差し引かれます。

6〜12月までに退職する場合は、市町村から送付されてくる納付書を使って自分で納付するのが原則ですが、最後の給料もしくは退職金での支払いを希望すれば一括で支払うことも可能です。

6〜12月の退職で一括支払いしないときは、月々の支払いが発生するので、辞める前に支払額を確認して、支払いへの備えをしておきましょう。

奨学金が残っている場合は返済を続ける必要がある

あたりまえですが、奨学金の返済が残っている場合は、仕事を辞めたあとも返済を続ける必要があります。

年金と社会保険料と同じく、辞める前に月々の返済額や支払い方法などを確認して、支払いへの備えをしておきましょう。

注意点③|仕事から離れる時間が長くなると、仕事への復帰がイヤになる

仕事を辞めてすぐに、ガッツリ働きたくない。でも仕事から離れる時間が長くなると、仕事へ復帰がイヤになる…

そんな悩みを解決してくれるのが、派遣看護師という働き方。

派遣看護師なら自分が働きたいときに働けるので、ガッツリ働かずにいい感じで仕事をすることができます。

ガッツリは働きたくないけど、仕事から離れる時間を長くしたくないなら派遣看護師という働き方がオススメです。

【まとめ】看護師を辞めたら幸せになれる可能性は十分にある

今回は、看護師を辞めたら幸せになれる理由や看護師を辞めたら幸せになれる人・後悔しやすい人の特徴、後悔しない転職方法などについて解説していきました。

結論として、看護師を辞めたら幸せになれる可能性は、十分にあります

ただし、いきなり看護師を辞めるのはNG。まずは「働く病院を変える」もしくは「病院以外に転職する」などして、少しずつ働くフィールドを広げていくのがいいです。

なぜなら看護師を辞めなくても、働く病院を変えたり、病院以外に転職したりすることで、精神的なツラさや職場の人間関係のストレスなどから解放されることが多々あるから。

しかも、少しずつ働くフィールドを広げていけば、低リスクで転職活動を行えます。

シェーン
シェーン
看護師を辞めて幸せになりたいと思ったら、まずは小さな一歩から踏み出しましょう!

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