どうしたらフリーランス看護師になれるの?
こういった疑問に答えます。
- フリーランス看護師とは?
- 低リスクでフリーランス看護師に挑戦できる理由
- フリーランス看護師になるメリット・デメリット
- フリーランス看護師になる時の心構え・注意点
- フリーランス看護師になるためにやるべきコト
病院を辞めた後、フリーランス看護師として働き、今はWebライターとして一般企業でリモートワークをしています。
フリーランス看護師というと、ハードルが高い働き方のように感じるかもしれません。
しかし看護師には、看護師資格という人生の保険があるため、低リスクでフリーランス看護師になれます。
実際に私がフリーランス看護師として働くことができたのも、失敗してもすぐに正社員として復職できる、という絶対的な安心感があったから。
今回はそんな私の実体験にもとづいて、フリーランス看護師になるメリット・デメリットや、フリーランス看護師になるためにやるべきコトなどについて解説していきます。
フリーランス看護師ってなに?
ここでいうフリーランス看護師とは、特定の場所や職場、人に縛られず、自分にあった自由な働き方をする看護師のこと。
たとえば、病院をやめて複数箇所の職場で働いたら、その時点でフリーランス看護師といえます。
ほかにも、社会保険に加入できる最低限の時間だけアルバイトやパートを行い、空いた時間で他の仕事をするというのも、フリーランス看護師の働き方のひとつ。
わたしがフリーランス看護師として働いていたときも、派遣看護師をしたり、アルバイトやパートをしたり、看護師以外の仕事をしたりなど、特定の職場や人に縛られず自由な働き方をしていました。
このようにフリーランス看護師になると、状況や環境、やりたいことによって、さまざまな働き方を選択することが可能になります。
看護師なら低リスクでフリーランス看護師に挑戦できる
安心してください!看護師なら低リスクでフリーランス看護師に挑戦できます。
というのも看護師資格があれば、基本的に仕事に困らないため、たとえ挑戦に失敗しても正社員として復職できるから。
看護師資格があれば仕事に困らない、という意見を裏付けるのが、今後も続く看護師不足。
看護師不足については、厚生労働省の看護職員受給見通しの今後の進め方について(案)の、看護職員確保対策についてのなかに、以下のような明記があります。
社会保障・税一本改革の試算では、2025年に看護職員が約196〜約206万人も必要とされており、今後、仮に3万人/年のペースで増加しても、約3万人〜13万人分のギャップが生じるとされている。
上記のとおりで、今後も病院を含む多くの医療・福祉現場で看護師が必要とされるため、看護師資格があれば、基本的に仕事に困ることはありません。
仕事に困らないということは、たとえ失敗したとしても、すぐにリカバリーができるということ。わたしがフリーランス看護師に挑戦できたのも、仕事に困らないという絶対的な安心感があったのが大きいです。
看護師なら低リスクでフリーランス看護師に挑戦可能。
まずは「挑戦に失敗したら正社員に戻ればいい、とりあえずやってみよう!」という気軽な気持ちで挑戦しましょう。
フリーランス看護師の働き方をブログで解説
では、フリーランス看護師の働き方には、どんなものがあるのでしょうか。いくつかの働き方を紹介します。
- 派遣看護師
- Webライター
- ブログ運営
上記のほかにも、カウンセラーやオンラインサロンの運営、婚活パーティーなどイベントの企画・運営、研修・講演を行う仕事など、さまざまな働き方が。
実際、フリーランス看護師として働いている人の声をみてみると、
などの声が。単発で派遣をしながら教員として働いたり、Webライターをしながら派遣看護師として働いたりなど、さまざまな働き方をしていることがわかります。
働き方①|派遣看護師
派遣看護師として働く場合、派遣会社と雇用契約を結び、派遣会社のスタッフとして病院やクリニック、介護施設などに派遣されます。
フリーランス看護師が、派遣看護師として働くメリットは、以下のとおり。
- 高時給の職場で働ける
- ライフスタイルに合わせた働き方ができる
- さまざまな職場・業務を経験できる
単発・短期・時短勤務など働く時間や期間を選べるという特徴がある派遣看護師は、フリーランス看護師との相性がいい働き方の一つ。
また派遣看護師なら、時給2,000円超の職場で働くことも可能。少ない時間で大きな収入を得られるため、空いた時間を別の作業にあてられます。
ライフスタイルに合わせた働き方ができ、高時給の職場で働ける派遣看護師は、フリーランス看護師と相性のいい働き方の一つです。
働き方②|Webライター
Webライターとは、Webサイトに掲載する記事などの文章作成を行う仕事で、企業や個人から依頼された案件をこなすことで収入を得ます。
フリーランス看護師が、Webライターとして働くメリットは、以下のとおり。
- 好きな場所・環境で仕事ができる
- 身につけたスキルと知識が収入に直結する
身につけたスキルと知識が収入に直結するWebライターは、フリーランス看護師との相性がいい働き方の一つ。
Webライターの収入は文字単価で決まり、文字単価が高くなればなるほど、収入をアップさせられます。
たとえば、文字単価0,5円の人と文字単価1,0円の人の場合で、3,000文字の記事を書いたら、収入に2倍の差がうまれます。
- 文字単価0,5円×3,000文字=1,500円
- 文字単価1,0円×3,000文字=3,000円
もちろん、文字単価をアップさせるためには、Webライターとしての経験をつみ、スキルと知識を身につける必要が、スキルと知識を身につけて文字単価を上げれば、さらに多くの収入を得られるようになります。
フリーランス看護師として重要なのは、少ない労力で大きな収入を得ること。スキルと知識が収入に直結するWebライターは、フリーランス看護師と相性がいい働き方の一つです。
働き方③|ブログ運営
ブログ運営では、記事を書き、書いた記事から商品を売ることで収入を得ます。
フリーランス看護師が、ブログ運営を行うメリットは以下のとおり。
- 好きな場所、好きなタイミングで取り組める
- 初期費用をかけずにはじめられる(数千円/月)
- 継続的に収入を得られる仕組みをネット上に構築できる
- 集客して販売するというスキル・知識を身につけられる
好きな場所・好きなタイミングで取り組めるブログ運営は、フリーランス看護師との相性がいい働き方の一つ。
空き時間を使いつつ、長期的にブログ運営に取り組むことで、継続的に収入を得られる仕組みをネット上に構築できます。
またブログ運営を行い、集客して販売するというスキル・知識を身につけられれば、フリーランス看護師として自分の商品を販売することも可能に。
フリーランス看護師として重要なのは、収入の柱を増やすこと。好きな場所・好きなタイミングで取り組めて、継続的に収入を得られる仕組みをネット上に構築できるブログ運営は、フリーランス看護師と相性がいい働き方の一つです。
フリーランス看護師になるメリットをブログで解説
では次に、フリーランス看護師になるメリットについて紹介します。
- 自由度の高い働き方ができる
- 人間関係の悩みやストレスが減る
- 病棟勤務では不可能だった収入アップが狙える
メリット①|自由度の高い働き方ができる
自由度の高い働き方をしたい人にとって、フリーランス看護師になるメリットは大きいです。
なぜならフリーランス看護師になると
- 働く場所・時間を選べる
- ワークライフバランスのとれた働き方ができる
- 複数の仕事を組み合わせながら働ける
など、ライフスタイルに合わせた働き方ができるから。
たとえば派遣看護師の場合、
- 3か月だけ派遣看護師をして、3か月は旅行をする
- 離島にいきたいから、期間限定の離島ナースとして働く
- 週5勤務に疲れたから、1年位は週2〜3日勤務でゆっくり過ごす
など正社員ではできなかった働き方が。
またWebライターやブログ運営の場合、パソコンとネット環境があれば、
- 今日は午後から仕事をしよう
- 各地を転々としながら仕事をしよう
- 昼間は予定があるから夜に仕事をしょう
- 気分転換にお気に入りのカフェで仕事をしよう
など時間や場所に縛られない働き方ができます。
このようにフリーランス看護師になると、病棟勤務ではできなかった自由度の高い働き方が可能に。
実際、フリーランス看護師として働いている人の声をみてみると、
などの声が。ライフスタルに合わせた自由度の高い働き方をしていることがわかります。
わたしもフリーランス看護師になったことで、自分のしたい生き方を実現するための時間を、確保できるように。
確保できた時間でさまざまな経験をつみ、スキルや知識を身につけたことで「PC1台で旅をする」という、自分のしたい生き方を実現するための環境を整えられました。
メリット②|人間関係の悩みやストレスが減る
人間関係の悩みやストレスを減らしたい人にとっても、フリーランス看護師になるメリットは大きいです。
なぜならフリーランス看護師になると
- 人と関わる時間を減らせる
- イヤだと思ったら働く場所を変えられる
- 看護師以外の人と仕事ができる
- 一人でモクモクと仕事ができる
など、人と関わる時間や働く場所を調整できるようになるから。
たとえば派遣看護師の場合「働く期間が決まっている+働く場所をが選べる」ため、
- 定期的に人間関係をリセットできる
- イヤな人とずっと一緒に仕事をしなくすむ
- 人間関係の悪い職場にいかないという選択ができる
など人間関係の悩みをストレスを抱え込まない働き方が可能に。
またWebライターの場合「一人でモクモクと仕事ができる+看護師以外の人と仕事ができる」ため、
- 人と関わる時間を物理的に減らせる
- ドロドロした人間関係から解放される
など人間関係の悩みやストレスに巻き込まれない働き方ができるように。
さらにブログ運営の場合も、パソコンとネット環境があれば、すべての作業を自己完結させられるため、人間関係に悩まされる時間をゼロにできます。
このようにフリーランス看護師になると、人間関係の悩みやストレスが少ない働き方をが可能に。
実際にわたしもフリーランス看護師になったことで、働く場所や働く環境を選べるようになり、人間関係の悩みやストレスが激減しました。
メリット③|病棟勤務では不可能だった収入アップが狙える
病棟勤務を続けている限りは、そこまでの収入アップは見込めませんが、フリーランス看護師なら病棟勤務では不可能だった収入アップを狙えます。
たとえば派遣看護師なら、時給2,000円超の職場で働くことが可能。かりに時給2,500円の職場で週5勤務した場合、40万円の収入を夜勤なしで得られます。
厚生労働省の調査によると、看護師の平均月収は夜勤ありで34万円。夜勤なしで月収40万円ならかなりいいですよね。
またWebライターなら、スキルと知識・経験をかけ合わせることで収入アップを狙えます。
というのもWebライターの場合は、文字単価と執筆スピードによって得られる収入がかわってくるから。
文字単価 | 1記事の文字数 | 1か月の記事数 | 得られる収入 |
1,0円 | 3,000文字 | 15記事 | 45,000円 |
3,0円 | 3,000文字 | 15記事 | 135,000円 |
3,0円 | 5,000文字 | 15記事 | 225,000円 |
上記のとおりで、Webライターならスキルと知識・経験をかけ合わせることで、収入アップを狙えます。
スキルと知識・経験をかけ合わせることで収入アップを狙えるのは、ブログ運営の場合も同じで、やり方次第で「月収100万円以上の収入」を得ることが可能に。
もちろん、月収100万円の収入を得ることは簡単ではなく、適切な学習と正しい努力を行うことが必須。
とはいえ病棟勤務を続けていたら月収100万円なんて夢のまた夢…。挑戦する価値は大いにあります。
フリーランス看護師になるデメリットをブログで解説
フリーランス看護師になるとさまざまなメリットを得られますが、以下のようなデメリットもあります。
- 年収が減る場合が多い
- 新しいことを覚える必要がある
デメリット①|年収が減る場合が多い
フリーランス看護師になると、多くの場合、年収が減ってしまいます。
年収が減ってしまう大きな原因は、ボーナスが減るもしくは、ボーナスがなくなるから。
厚生労働省の調査によると看護師の年間ボーナス平均額は85万円。フリーランス看護師になると、85万円の収入がごっそりなくなってしまうことに。
実際にわたしの場合も、フリーランス看護師になったことでボーナスがなくなり、年間で約90万円の収入がなくなりました。
とはいえ、フリーランス看護師になったことを後悔したことはありません。そういえるのは、自由度の高い働き方ができる、人間関係の悩み・ストレスが減るなどのメリットを得られたからです。
デメリット②|新しいことを覚える必要がある
フリーランス看護師になると、働く環境や働く場所などにあわせて、新しいことを覚える必要があります。
たとえば派遣看護師の場合、複数の職場で働くことになるため、職場ごとのローカルルールを覚える必要が。
またWebライターやブログ運営の場合、ライティングスキルやSEOの知識、WordPressの使い方など、看護師とはまったく違う知識・スキルを覚える必要があります。
新しいことを覚えることは大変ですが、新しいスキル・知識を身につけられるというメリットも。
わたしの場合、フリーランス看護師になって、新しいスキル・知識を身につけられたおかげで、一般企業に転職できたり、ブログ運営で収入を得られるようになりました。
フリーランス看護師になる時の心構え・注意点をブログで解説
フリーランス看護師になる時の心構え・注意点には、以下のようなものがあります。
- 生活コストを下げる
- 社会保険料への備えをする
- 健康管理・スケジュール管理を徹底する
- 失敗を過度に恐れない
- 固定概念を捨てる
ポイント①|生活コストを下げる
自由な働き方ができる反面、収入が不安定であるフリーランス看護師。
フリーランス看護師としてお金の心配を減らし、心の余裕をもって働くためには、生活コストを下げる必要があります。
生活コストを下げるために重要なのが、月々の支出を確認して、何にどれくらいの金額がかかっているかを把握すること。たとえば、携帯料金や家賃、食費、サブスクなど。
月々の支出が把握できたら、ムダな支出を可能な限り減らしましょう。
月々にかかる支出を減らせれば、収入が少なくなってしまっても、心の余裕を失わずに生活することが可能に。
また、月々にかかる支出を把握できれば、支出に応じた収入を確保するために、どれくらいの仕事量をこなせばいいのかイメージがしやすくなります。
心に余裕のある生活を送るためには、生活コストを下げることが重要。月々の支出を把握して、フリーランス看護師になってからの、支出と収入のバランスを見直しましょう。
ポイント②|社会保険料への備えをする
フリーランス看護師になる時に注意しなければいけないのが、社会保険料への備え。
というのも、フリーランス看護師として、社会保険に加入しない働き方をする場合には、国民年金と国民保険料を自分で納める必要があるから。
なお、パート・アルバイトで社会保険の適用対象になるのは、以下の要件を満たした人です。
- 現在|従業員501人以上の勤め先
- 2022年10月〜|従業員101人以上の勤め先
- 2024年10月〜|従業員51人以上の勤め先
- 週の所定労働時間が20時間以上30時間未満
- 月額賃金が8.8万円以上
- 2か月を超える雇用の見込みがある
- 学生ではない
ただし保険料については、任意継続保険料(2年間)と国民健康保険のどちらかを選択可能。
任意継続保険料(2年間)と国民年金の違いは、以下のとおり。
メリット | デメリット | |
国 民 健 康 保 険 | 保険料の減免申請ができる場合がある | 出産一時金は支給されるが、出産手当金は支給されない |
市区町村の健康保険課が問い合わせ窓口となるため、近くて安心できる | ー | |
任 意 継 続 保 険 | 会社に勤務していたときと同じ給付を受けることができる(出産手当金や傷病手当金を除く) | 原則として2年間保険料は変わらない |
保険料の減免制度はない | 問い合わせ窓口である健康保険組合が遠方にある場合、書類到達まで時間がかかることがある | |
ー | 会社との折半がなくなるため、退職時の2倍の保険料がかかる |
なお、任意継続保険(2年間)を選ぶ場合は、資格喪失日から20日以内に「任意継続被保険者資格取得申出書」を提出する必要があります。
市役所にいくと、任意継続保険と国民健康保険の保険料の比較をしてくれるので、しっかりと確認するようにしましょう。
ポイント③|健康管理・スケジュール管理を徹底する
フリーランス看護師にとって、健康管理・スケジュール管理はとても重要なタスクの一つ。
なぜなら健康管理・スケジュール管理をおこたると、収入のダウンと信用の失墜につながってしまうから。
たとえば健康管理をおこたり体調を崩してしまうと、体調を崩している間は仕事にいけなくなり、収入がダウンしてしまいます。
しかも体調を崩して仕事に穴をあけてしまうと、相手からの信用を失い、次からの仕事をもらえなくなってしまうことも。
他にも、仕事をダブルブッキングをしてしまう、出勤時間に遅れてしまうなど、スケジュール管理をおこたってしまった場合も、相手からの信用を失い、次からの仕事をもらえなくなってしまうリスクが。
次の仕事をもらえなくなるということは、収入源の一つを失うのと同じ…収入のダウンに直結してしまいます。
ポイント④|失敗を過度に恐れない
失敗を過度に恐れないことは、フリーランス看護師としてとても重要なこと。
失敗を過度に恐れてしまうと、新しい挑戦をするたびに大きなストレスを感じてしまい、フリーランス看護師として働くことが苦痛になってしまいます。
フリーランス看護師として楽しく働くためにも、失敗を過度に恐れず、新しいことに挑戦しましょう。
ちなみに、米ペンシルベニア州立大学が行った研究では、心配事が現実になる確率は約8%に過ぎない、という結果がでています。
心配事が10個あったら、1個の心配事が現実になるかどうか。失敗を過度に恐れる必要はありません。
ポイント⑤|固定概念を捨てる
フリーランス看護師なる時には、固定概念を捨てることが大切。なぜなら固定概念があると、選択肢の幅を自ら狭めてしまう危険があるから。
たとえば、以下のような固定概念は、今すぐに捨てましょう。
- 看護師は病院で働くべき
- 看護師は正社員で働くべき
- 看護師は看護師として働くべき
- 看護師は医療・福祉の分野で働くべき
看護師は病院で働くべきという固定概念を捨てれば「職場選びの幅」が、看護師は正社員で働くべきという固定概念を捨てれば「働き方の幅」が格段に広がります。
他にも、看護師は医療・福祉の分野で働くべきという固定概念を捨てれば「違う分野で働く」という選択肢を選べるように。
フリーランス看護師になるためにやるべきコトをブログで解説
ではフリーランス看護師になるためには、なにをすればいいのでしょうか。フリーランス看護師になるためにやるべきコトは以下の3つ。
- 自己分析をする
- ブログやSNSをはじめる
- 少しづつ働く環境をかえる
ポイント①|自己分析をする
とくに「フリーランス看護師になりたいけど、何をしたいかわからない…」と悩んでいる人は、自己分析が必須。
なぜなら自己分析をすると「どんな生き方を実現したいか?」という答えが明確になり、フリーランス看護師として進むべき方向を定められるから。
たとえば私の場合、自己分析をしたことで「働きながら旅をしたい」という、自分の実現したい生き方が明確に。
自分の実現したい生き方が明確になったことで、フリーランス看護師としての進むべき方向性も定まり、結果として今はWebライターとしてリモートワークで働けるようになりました。
このように自己分析は「フリーランス看護師になりたいけど、何をしたいかわからない…」という悩みを解決するための重要な作業になります。
なお、自己分析を行うときは、無料で利用できるキャリアプラン作成補助シートというツールがオススメ。
ポイント②|ブログやSNSをはじめる
ブログやSNSをはじめることは、フリーランス看護師になるための必須作業ではありません。
しかし、ブログやSNSをはじめることは、フリーランス看護師として収入を伸ばしていくための必須作業となります。
なぜならブログやSNSをはじめると、収入を伸ばすために重要となる、ネットを使っての集客力や発信力、影響力を高められるから。
ネットの使っての集客力や発信力、影響力は重要で、2020年5月に総務省が発表した「通信利用動向調査」では、インターネットの人口普及率が約89%、インターネット利用者が約1億人という統計が。
また、各SNSが発表している国内月間アクティブユーザー数では、LINEが8,600万人、Twitterが4,500万人、Instagramが3,300万人という統計が。多くの人がネットを利用していることがわかります。
仮に、1億人の1%に情報を届けることができれば100万人、0,1%なら10万人、0,01%でも1万人に情報を届けることが。
ブログやSNSは、ネットを使っての集客力や発信力、影響力を高められる重要なツール。フリーランス看護師として収入を伸ばすためにも、積極的に取り組みましょう。
ポイント③|少しづつ働く環境をかえる
フリーランス看護師になりたいと思ったら、少しづつ働く環境を変えるのがオススメ。
なぜなら少しづつ働く環境を変えていくと、
- 失敗を過度に恐れずに挑戦できる
- 心の余裕を失わずに毎日を過ごせる
- 収入がいきなりなくなる状況を防げる
- 社会保険に入りながらフリーランス看護師として活動できる
- フリーランス看護師としての働き方を徐々に確立していける
などのメリットを得られるから。
働く環境を変える方法として、とくにオススメなのが「転職」。転職する場合は、アルバイトもしくはパートで働けて、副業可能な職場に転職しましょう。
なお、失敗しない転職をするためには、看護師転職サイトを活用して、転職先の情報収集をしっかりと行ったうえで転職することが重要。
なぜなら、転職先の情報収集を怠ると、実際の勤務内容が違う、聞いていた勤務条件と違うなどのトラブルに巻き込まれてしまう危険があるから。
看護師転職サイトを活用すれば、転職のプロである転職エージェントが転職のサポートを行ってくれるため、転職後のトラブルに巻き込まれるリスクを減らすことが。
また転職エージェントがいれば、具体的な勤務条件や細かい勤務内容など、直接聞きにくいことをあなたの代わりに聞いてくれるため、より詳細な情報収集を行えます。
さらに看護師転職サイトを活用すると、比較検討できる求人数が増え、より条件のいい求人と出会える確率が上がるというメリットも。より条件のいい求人と出会えれば、フリーランス看護師として活動する上でも大きなプラスになります。
失敗しない転職をおこなうためには、看護師転職サイトが必須。しっかりと情報収集を行い、フリーランス看護師として働くための環境を整えましょう。
ちなみに、わたしが実際に利用したよかった看護師転職サイトは以下の3つ。
転職サイト | 求人数 | HP | |
1位 | レバウェル看護 (看護のお仕事) | ◎ | ◎ |
2位 | マイナビ看護師 | ◎ | ○ |
3位 | ナースパワー | ○ | △ |
看護師転職サイトの選び方やオススメの転職サイトの詳細については「【転職経験者が厳選】看護師転職サイトランキングTOP3を紹介!」で詳しく解説しているので、参考にしてもらえたらうれしいです。
【まとめ】フリーランス看護師になりたいと思ったら働く環境を変えよう
今回は、フリーランス看護師になるメリット・デメリットや、フリーランス看護師になるためにやるべきコトなどについて解説してきました。
結論として、フリーランス看護師になりたいと思ったら、少しづつ働く環境を変えるのがオススメ!
少しづつ働く環境を変えることで、収入がいきなりなくなる状況を防げる、社会保険に入りながらフリーランス看護師として活動できるなど、心の余裕をもった状態で毎日を過ごせまるように。
働く環境を変える方法として、とくにオススメなのは「転職」ですが、派遣看護師として働く方法もあります。
派遣看護師の具体的な働き方や、注意すべきこと、メリット・デメリットなどについては「看護師派遣ってどうなの?【メリットやオススメの派遣会社を紹介!】」で詳しく解説しているので、参考にしてもらえれば幸いです。